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ヨコハマアートサイト2021
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- 会社まるごとギャラリー2021(金沢区)
- OUTBACKアクターズスクール(磯子区、神奈川区、中区)
- ~芸術による地域の居場所づくりの事業~おとなとこどものための芸術教室(中区)
- あいさつシリーズVol.3 いそかつこんにちは(磯子区)
- カドベヤ・オープンDAY―つどおう・かたろう・つながろう(中区)
- weTrees Tsurumi -「Connecting dots in Tsurumi」プロジェクト(鶴見区)
- 大岡川アートプロジェクト「光のぷろむなぁど2021」(南区)
- ワークショップ『横浜の里山を歌う』(泉区)
- 第21回手づくり紙芝居コンクール(西区)
- 黄金町BASE(中区)
- ことぶき「てがみ」プロジェクト(中区)
- egaoフェスティバル vol.9(栄区)
- 森の夜明け&再生プロジェクト(緑区)
- 「とびだせ!しましまのおんがくたい」~外出の難しい子どもたちへ、生の音楽を届けたい!(青葉区)
- 性暴力サバイバービジュアルボイス(中区、青葉区)
- 2021 広げよう!深めよう!!水彩でアートの輪!!!(中区、西区)
- こころに響く打楽器作っちゃお♪(中区、南区、戸塚区、港北区、泉区)
- 土地の記憶と未来へのまなざし(緑区)
- ティーンズクリエイション展2021「Wakamono Arts Festival」(栄区)
- 野毛山kiez(西区)
- Picture This 2021:横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト(中区、栄区、南区)
- 未来に繋ごう、皆んなの!!横浜の!!歴史・文化・芸術!!~画家の気持ち~(中区)
- 病院と地域とアートでつくるおまつり(神奈川区)
- 「街のはなし」(青葉区)
- ロケ地で追悼上映会 スクリーンに甦る映画スターと横浜の名所を回顧する『夢は夜ひらく』in神奈川県立音楽堂(西区)&『我が人生最悪の時』in横浜市南公会堂(南区)(西区、南区)
- 横浜下町パラダイスまつり2021+よこはま若葉町多文化映画祭2021(中区、南区、西区)
- 全国ミニシアター地域交流上映会 横浜×関西(中区)
- まちなかギャラリー2021(中区)
- 多文化共生に取り組むアートプログラム2021(西区)
参加事業
会社まるごとギャラリー2021(金沢区)

岡典明作品「風の色、風の音」展示「株式会社冲セキ」

五十嵐道子作品「Welcome!」展示「株式会社ヨコハマ機工」

しばたあい作品「在る 2」展示「有限会社竹内紙器製作所」

片岡操作品「TIME CAPSULE 2021-ほのかな灯-」展示「株式会社坪倉興業」
今回で9回目の開催となった本事業。舞台となったのは金沢区のシーサイドライン福浦駅周辺の産業地帯産業地帯です。ここにある工場から得た廃材をアーティストが再利用して作品を制作し、この地域の工場や社屋に点在させるように展示するプロジェクトでした。
今年も昨年と同様にコロナ禍の影響を考慮して、屋外での作品展示を中心とした開催となりました。13社の協力会社(工場)の屋外スペースに17作品を展示しました。屋外なのでいつでも観覧可能な展示になりました。今年のテーマは「地域を歩きながら作品を見つける楽しさ」、タイトルは「景色」です。
地域を歩いてもらうコンセプトに基づいて、回遊MAPを一新しました。昨年まではアート作品として地図を作成していたので機能性は重視していませんでしたが、より歩きやすくするため 、リアルに近いわかりやすい地図にしました。また、アート作品だけでなく近隣のお店などの紹介も盛り込み、地域の魅力を発見してもらうための工夫をしました。その効果もあり、地域では、例年よりも回遊MAPを持って歩く人が多くみられました。
また、アーティストの展示作品をウェブサイトでも公 開し、現地に来られない人も展示を楽しめるようにしました。加えて、協力企業の社長や、参加アーティストのインタビュー動画、アーティストと展示を巡る動画もアップしました。2013~20年までの「会社まるごとギャラリー」の記憶・記録資料もアーカイブとして公開しました。
広報では、SNSでの発信も強化しました。関連するハッシュタグを付けて動画を発信したところ、アクセス数が伸び、これまで届いていなかった若年層にもリーチできました。今後も地域やアートをより身近に感じてもらえるように 、事業を継続していきます。特に今年の回遊MAPによる成果を踏まえて、気軽に展示に来られるような工夫をさらに進めていきたいです。
| 参加アーティスト | 五十嵐道子、岡典明、大森牧子、片岡操、コントオル、しばたあい、田中清隆、巾崎知佳、天野浩子 |
|---|---|
| 会期 | 10月30日~11月28日 |
| 会場 | 【金沢区】幸浦・産業振興センター・福浦・市大医学部前 界隈 ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | アーティストネットワーク+コンパス |
| 協力 | 株式会社冲セキ、関東プリンテック株式会社、株式会社共立紙器製作所、有限会社協和タイヤ商会、山陽印刷株式会社、有限会社竹内紙器製作所、株式会社坪倉興業、鶴見金網株式会社、東海シヤリング株式会社、株式会社HIGASHI-GUMI、株式会社メルヘン、株式会社山装、株式会社ヨコハマ機工 |
| 後援 | 金沢区役所 |
| URL | http://www.anc3434.com/ |
| info@anc3434.com | |
| TEL | 045-785-3434 |
| SNS |
OUTBACKアクターズスクール(磯子区、神奈川区、中区)

OUTBACKアクターズスクール練習風景 Photo: 佐藤光展

OUTBACKアクターズスクール練習風景 Photo: 佐藤光展

OUTBACKアクターズスクール練習風景 Photo: 佐藤光展

OUTBACKアクターズスクール練習風景 Photo: 佐藤光展
精神疾患、精神障害のある人たちが、さまざまな理由でこれまで語ってこられなかったこと、表現できなかったことを演劇を通じて社会に発信していくことを目指すプロジェクトです。当初の想定よりも参加希望者 が多く集まり、一般就労をしている人や福祉サービスの利用者など演劇創作や表現活動とこれまで縁遠かった20~60代、25人が参加しました。
創作活動の初期段階では、一人ひとりが病気を経た経験を共有しました。精神科病院での体験談は、穏やかで楽しい話と驚くような厳しい話が相半ばしていました。経験したときは深刻ですが、今になって笑えることもあります。人と共有することで外部化され、自分の中で消化することができたのかもしれません。後半では劇を構成していく際に、参加者が潜在的に持っていた力を講師が引き出し、表現に向き合う場を作りました。
家族の問題や強制入院の状況など、それぞれの体験を織り合わせ、笑いや涙を交えた一つの物語ができあがりました。作品に登場する独特の存在感を持つ登場人物たちは、いずれも自らの人生を重ねた当事者によるパフォーマンスで、説得力がありました。
アートサイト事業ではワークショップとミニ発表のみでしたが、成果の集大成として11月7日のあかいくつ劇場での公演「OUTBACK~まだ見ぬ世界へ!~」に結びつけました。会場は満員で家族や友人にとどまらず、福祉従事者、医療関係者、演劇関係者が観客として来場し、想像を超える反響がありました。
この事業は、精神科医療に関する人権擁護活動と、メンタル不調を抱える人たちの発信力向上や、回復プロジェクトに取り組む神奈川精神医療人権センターの関連企画としてスタートしました。支援者だけではなく、当事者自身が社会に声をあげることの重要性をあらためて感じました。次年度以降も継続する予定です。活動の基盤を作るための資金をどのように調達していくのかが目下の課題です。
| 参加アーティスト | 前原麻希、加藤啓 |
|---|---|
| 会期 | 7月18日~10月30日 |
| 会場 | 【神奈川区】反町地域ケアプラザ |
| 主催 | OUTBACKアクターズスクール |
| 協力 | 神奈川精神医療人権センター |
| URL | https://outback-jp.com/ |
| outback.info.2021@gmail.com | |
| TEL | 090-6122-8491 |
~芸術による地域の居場所づくりの事業~おとなとこどものための芸術教室(中区)

即興ダンス体験

美術教室

フラワーアート体験

フルート体験
本事業の活動拠点である麦田町には、イベントを行い地域活性化を行う麦田町発展会と居場所として地域交流を目的としている麦田地域ケアプラザがあります。私たちは麦田町発展会から社会貢献できる継続したイベントを行いたいという想い、麦田地域ケアプラザからは放課後居場所をなくしている子どもたちの受け皿になりたいという想いを聞きました。そのことから、芸術を通したまちの居場所づくりを連携して行えないかと考え、当プロジェクトは始まりました。
今年度は将来の定期開催に向けたヒアリングと体験教室を行いました。コロナ禍の影響で延期になったイベントもありましたが、無事全てのイベントを終了することができました。今回はフラワーアート、即興ダンス、シアターダンス、ボディーパーカッションダンス、美術教室、フルート体験を行いました。
子どもが対象のイベントでは毎回参加する人や、友だちを誘って来る人もいました。大人が対象のイベントでは、子ども対象のイベントで参加した子どもの家族が参加することもありました。また、昔からの憧れや挑戦してみたいという思いを持った人の参加もありました。参加者や、参加者の家族には、まちの居場所づくりを行っている人もいて、今後居場所づくりを行うために心強いつながりもできました。
全回を終え、麦田町発展会や麦田地域ケアプラザから、来年度も行いたいという声があり、来年度もこの 事業を継続して行うことになりました。アンケートコからもこの事業の需要があることがわかり、良い成果を得られたと思います。
継続にあたっての課題は、資金調達の仕組みづくりです。いずれは麦田町発展会や麦田地域ケアプラザが主催となり、この事業が当団体から巣立っていくことが目標です。そしてこの事業が他の地域でも行われることを目指します。
| 参加アーティスト | 冨山翔太、高橋結希、降旗真理子、Cュタツヤ、市川友佳子、三木彰太、岡田澪、楢原いちご、于景 |
|---|---|
| 会期 | 7月1日~1月31日 |
| 会場 | 【中区】麦田地域ケアプラザ |
| 主催 | 認定NPO法人あっちこっち |
| 共催 | 麦田町発展会、麦田地域ケアプラザ |
| URL | https://www.acchicocchi.com/ |
| info@acchicocchi.com | |
| TEL | 090-1261-1308 |
| SNS |
あいさつシリーズVol.3 いそかつこんにちは(磯子区)

ドゥイのおまじないグッズづくり

あしプロタップダンスワークショップ

おまじないグッズ屋さん

いそかつこんにちは
当事業ではこれまで磯子区障害者地域活動ホームに通うメンバー、通称・いそかつメンバーとアーティストが地域に繰り出し活動することで、さまざまな人が垣 根なく心を通わせる場をつくってきました。今年は、地元の商店街と地域の劇場を拠点にした活動と、オンラインでの活動を行いました。
地元の商店街「浜マーケット」での活動では、アーティスト・ドゥイによる造形ワークショップ「おまじないグッズづくり」「ペットボトルではなばたけ」を行いました。前年から継続して実施したことで、顔なじみの人が増えました。お互いに安心して活動を行うことが できたこともあり、商店 街のみなさんからも、とても協力的なサポートを受けました。また、商店街の中心部に活動の拠点を設けられたことで、お店の人やお客さんとのコミュニケーションがとりやすく、活動自体に興味を持つ人、作り手のいそかつメンバーに関心を示す人、当事業所の存在を初めて知る人など、さまざな方と接する機会となりました。
おまじないグッズづくりはアクションポート横浜との連動企画でオンラインでも開催しました。学生やクロネコヤマトの社員の人といそかつメンバーがオンラインで出会い、ともに創作をしました。いそかつメンバーが場を和ませたり、創作をリードする場面もみられ 、お互いに感化し合う時間がもてました。
磯子区民文化センター杉田劇場では、タップダンサーのおどるなつこによる「あしプロタップダンスワークショップ」を劇場とオンラインをつないで開催しました。大きな非日常空間にいそかつメンバーをはじめとした、参加者のモチベーションは、大きく刺激されました。オンラインからも多くの人が参加しましたが、みなさんの姿が舞台上のスクリーンに投影され、音響と照明も相まって、とてもドラマチックな演出になりました。昨年に引き続き、コロナ禍の最中での活動でしたが、地元の地域とのつながりや、オンラインによるコミュニケーションのあり方に可能性を見い出すことができました。
| 参加アーティスト | おどるなつこ、あしプロメッセンジャー、ドゥイ、いそかつ製作所 |
|---|---|
| 会期 | 7月1日~1月31日 |
| 会場 | 【磯子区】磯子区障害者地域活動ホーム、浜マーケット、磯子区民文化センター・杉田劇場 ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | 磯子区障害者地域活動ホーム |
| 協力 | 磯子商店街商業協同組合、横浜市社会福祉協議会(社会福祉法人)障害者支援センター、NPO法人アクションポート横浜、ヤマト運輸労働組合、有限会社高工 |
| URL | http://www.npo-arata.yokohama/index.php?FrontPage |
| npohama2007@ybb.ne.jp | |
| TEL | 045-751-7055 |
| SNS |
カドベヤ・オープンDAY―つどおう・かたろう・つながろう(中区)

カドベヤの書初め2022

こども食堂のキッチン班

フルコンタクト空手で暖まろう

今の思いを言葉にして、踊ってみる
居場所「カドベヤで過ごす火曜日」は毎週火曜日に集まり、アートのワークショップを行い、ともに食事をする場です。今年度は緊急事態宣言に伴い、8月、9月は閉室せざるを得ない事態となりました。当初企画していた慶應義塾大学でのコミュニティダンスの実験授業も2年連続で開催不可能となりました。しかし、この状況だからこそ、できたこともありました。
「コミュニティダンス・イベント」を、11月に3回連続シリーズで行い、ミニ発表会を開催しました。コロナ禍での想いをダンスを通してシェアする機会となりました。「創造力とコミュニティ研究会」では、制約された環境下で、芸術家たちがどのような活動を展開しているのかを聞きました。今年度はコミュニティダンスと伝統芸能を中心に、お話しを伺いました。
関連事業として寿町健康福祉交流センターにて実施した、認定NPO法人あっちこっち主催「こども食堂とアート体験」には、協力という形で主に食の部分の運営に関わりました。今年度はコロナ禍により、お弁当に切り替えるなど臨機応変な対応を迫られましたが、子どもたちに食の大切さを届けることができたと思います。
そのほか、今年は運営委員会の代表がカドベヤでの活動を基に出版した『コミュニティと芸術―パンデミック時代に考える創造力』をめぐる、慶應義塾大学での企画イベントに登壇するなど、カドベヤの活動を発信できる機会を得ることもできました。
継続にあたって最も大きな課題となったのは、コロナ対策の実践と連携でした。ワクチン接種に関しては予約の仕方がわからないという参加者のサポートを、参加者同士で行い、接種を実現しました。また、再開時期についても、常連の参加者の意見を共有しながら話し合いで決めました。コロナ禍を通して、参加者同士の関わりは強いものになり、カドベヤを支えています。
| 参加アーティスト | 赤津正人、寒川明香、瀬野美佐、タツロウ、手塚千鶴子、徳永彰、松元康太、湊祐典、花崎杜季女、花崎三千花 |
|---|---|
| 会期 | 7月6日~1月25日 |
| 会場 | 【中区】居場所「カドベヤ」、寿町健康福祉交流センター |
| 主催 | 居場所「カドベヤで過ごす火曜日」運営委員会 |
| 後援 | 慶應義塾大学教養研究センター |
| 協力 | コトラボ合同会社、一般社団法人「地唄舞普及協会」、The Dance Times、認定NPO法人あっちこっち |
| 助成 | 慶應義塾大学教養研究センター部門内調整費 |
| URL | https://ameblo.jp/kadobeya2010 |
| chacky@keio.jp | |
| TEL | 080-4922-8001 |
weTrees Tsurumi -「Connecting dots in Tsurumi」プロジェクト(鶴見区)

出張授業@下野谷小学校(10月13日)Photo: Mana Saito

まちなか展示(10月16日~10月30日)Photo: Hajime Kato

weTrees Tsurumi フェスティバル(10月30日)Photo: Hajime Kato

weTrees Tsurumi フェスティバル(10月30日)Photo: Hajime Kato
本プロジェクトは、アーティストの創造性を活用したプログラムを通じ、多くの地域住民が関係性をはぐくみ、鶴見小野のまちが再び活気を取り戻し、次世代につながっていくことを目指しています。
「Connecting dots in Tsurumi」は「weTrees」プロジェクトのメイン企画で、まちの人から集めたメッセージ入りのピンクのシールをまち中に張り巡らせ、風景を一変させる展示です。展示制作に至るプロセスを開いてさまざまなプログラムを開催し、多くの住民の参加が得られ、関係人口の拡大につながりました。メッセージ集めでは、周辺住戸、学校機関へ配布したうちおよそ1,000枚のカードを回収しました。
イベントのプレ事業として2つの小学校で出張ワークショップを行いました。子どもたちははじめ、何を書け ば いいのか 悩んでいる様子でしたが、コミュニケーションをとるうちにアイデアが浮かび楽しんでくれました。また商店にポストを設置し、メッセージを投函できるように工夫もしました。
地域のハロウィンイベントや盆踊りなどと同時開催したこともあり、フェスティバル当日の来場者数はおよそ700名で、見込み以上となりました。「Connecting dots in Tsurumi」はまちなか展示のほか、当日楽しめるプログラムも用意したことで、より一層のにぎわいづくりに貢献しました。地域の人がアートの受け入れに積極的な様子も見てとれました。
展示準備では協力団体から人員を派遣してもらい、総勢25名で施工を行い、10月30日フェスティバル当日は70名ほどの関係者がプログラムの実施や運営にあたるなど、イベントへの来場だけではない関わりを生み出すこともできました。
コロナ禍のため開催可否をめぐる議論が続いたこともあり、体制の整備に向けて課題は残っています。また協賛を得るための活動にも時間がかかりました。今年度の報告会を実施したのち、随時活動の発信を続けていきたいと考えています。
| 参加アーティスト | so+ba |
|---|---|
| 会期 | 7月9日~10月30日 |
| 会場 | 【鶴見区】伊勢屋酒店、横浜市立汐入小学校、鶴見区役所区民ホール、横浜市立下野谷小学校、川崎鶴見臨港バスふれーゆ線車内、横浜サイエ ンスフロンティア高等学校・附属中学校、小野町通り共栄会、潮田地区センター、小野第四公園、小野第二自治会館、小野弁財天神社、小野町通り共栄会店舗窓など |
| 主催 | WeTT実行委員会 |
| 後援 | 鶴見区役所、横浜小売酒販組合鶴見支部 |
| 協賛 | 小野町通り共栄会有志、ナイス株式会社、ナイスコミュニティー株式会社、横浜市医師会聖灯看護専門学校、横浜小売酒販組合鶴見支部、川崎鶴見臨港バス株式会社、トヨタモビリティ神奈川、カリモク家具株式会社、JFE エンジニアリング株式会社、AGC株式会社、東亞合成株式会社、横浜鶴見リハビリテーション病院 |
| 協力 | 横浜市立下野谷小学校、横浜市立汐入小学校、横浜市立寛政中学校、横浜市立潮田中学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校、横浜東部地区連合・横浜労福協東部支部、潮田地区センター、横浜市国際学生会館、株式会社タウンニュース社、YOU テレビ株式会社、自衛隊神奈川地方協力本部、鶴見消防団、資源循環局鶴見事務所、日本理化学工業株式会社、株式会社中川ケミカル、株式会社協進印刷 |
| URL | https://www.wetrees.net/ |
| ts-info@wetrees.net | |
| SNS |
大岡川アートプロジェクト「光のぷろむなぁど2021」(南区)

キャンドルに火を点ける子ども

あおぞら防災フェで防災について語り合う

日枝小金管バンドの演奏

日枝小4年生の和紙を使ったランプ
「光のぷろむなぁど2021」は昨年はコロナ禍によりオンライン開催となったため、蒔田公園での開催は2年ぶりとなりました。地元の人たちや町内会との相談を重ね、再開が実現しました。
開催へ向けた準備を進める中で、団体内で開催の意義を問い直し、当初の目標であった「顔が見える関係づくり」が最も必要と思われるシーンの一つの災害時を想定して「防災」を今年度のテーマに据えました。
アートイベントの1ヶ月前には「防災カフェ」を企画し、南消防署職員による防災に関する講話と参加者の防災に関する意見交換の場を設けました。地域の人たちにとっても日頃から関心の高いテーマであったことがわかり、継続して啓発を続けることの必要性を感じました。
12月のメインイベントでは、前半に防災の企画を設け、後半でキャンドルの展示を行いました。防災の企画では、「よこはま運河チャレンジ2021」との企画で行った水難救助訓練からはじまり、防災カフェとして水消火器、AED体験、ミニ消火車両展示、煙体験、交通安全クイズを行いました。さらに、発表の機会を求めていた日枝小学校の金管バンドの演奏会も行いました。キャンドルの展示では同小学校の3つのクラスから生まれたランプや竹灯籠、プロジェクター投影も行いました。例年のように出店を並べての開催はできませんでしたが、2年ぶりに光に包まれた蒔田公園では、久しぶりのおまつり気分を味わう人々でにぎわいました。また、キャンドルの中で災害時のエコノミークラス症候群を解消するヨガの体験も行い、身も心もリラックスする時間を共有できました。
2019年までの開催に比べれば、規模は大きくありませんが、開催に至ったことは大きな成果です。今後もできる範囲のなかで少しずつアートや防災について、地域のみなさんに伝えていきたいです。
| 参加アーティスト | aburabito、ふじたおさむ |
|---|---|
| 会期 | 11月14日〜12月4日 |
| 会場 | 【南区】蒔田公園、蒔田公園内の環境活動拠点前広場 |
| 主催 | 大岡川アートプロジェクト実行委員会 |
| URL | http://ohokagawaart.blog45.fc2.com/ |
| ohokagawaart.koho@gmail.com | |
| SNS |
ワークショップ『横浜の里山を歌う』(泉区)

1回目(散策中)

2回目(歌場面)

1回目(レストハウスで歌)

2回目(レクチャー場面)
団体として音楽スペースを運営しています。この場所を基盤として、音楽に無縁だった人たちに関心を向けてもらうことや、コロナ禍での屋外活動の可能性を探ること、地元の身近な自然に目を向けるきっかけをつくることを目的に、本プロジェクトを進めました。
1回目のフィールドワークは、戸塚区の里山(横浜南アーチェリー跡地)で14名の参加者とともに行いました。時間をかけゆっくりと山を散策し植物観察を堪能しました。参加者からの質問も多く出て、少人数ならではの良さがありました。悪天候のため山の中で歌うことはかないませんでしたが、五感で感じとった秋の風物をレストハウスの中で歌いました。
これを受けた2回目は、音楽スペース内で開催しました。講師による植物に関するレクチャーと、歌(歌詞)と植物を結び付けた歌の会(参加型コンサート)を行いました。お互いに声をかけあったり、参加した子ども用に絵本を持参する人もいて、共通の経験をベースにした一時的なコミュニティが形成された印象を持ちました。音楽以外の接点を提示することで、結果的に音楽とつながる間口が広がり、多様な人々が場を共有するきっかけとなる可能性が実感できました。
参加者は小学生から70代後半まで幅が広く、障害のある人もない人も、山や植物が好きな人も歌が好きな人も、双方の結びつきに興味を持った人も、それぞれの興味に応じて無理のない参加ができました。
音楽スペースのある地 域は、自然が多く残る地域です。整備された公園ではなく、身近な自然を感じることができる里山には多くの魅力があり、地域資源になりうるものです。遠方の地域に出かけずとも、地元で楽しめる場所があることを、幅広い世代に知ってもらいたいと思いました。
また、今後も音楽以外の何かを掛けあわせる活動を行うことで、多くの人が音楽に出会う機会をつくっていきたいと考えています。
| 参加アーティスト | 大森雄治 |
|---|---|
| 会期 | 10月31日~12月5日 |
| 会場 | 【戸塚区】横浜南アーチェリー跡地【泉区】音楽スペースおとむすび |
| 主催 | 音楽スペース おとむすび |
| URL | https://www.otomusubi-yokohama.com/ |
| otomusubiyokohama@gmail.com | |
| SNS |
第21回手づくり紙芝居コンクール(西区)

きょうだいで合作し仲よく実演 Photo:小幡崇

手に取ってじっくり鑑賞 Photo:小幡崇

作品展示会――主役は全応募作品 Photo:小幡崇

密をさけ分散してミニ表彰式 Photo:小幡崇
第21回手作り紙芝居コンクールは昨年、コロナ禍により開催できなかったため2年ぶりの開催となりました。例年は1人2作品までの応募のところ、今年は1人1点の応募にしぼったため例年には及びませんでしたが、200点もの応募がありました。昨年開催がなかったことや、家にいる時間が増えた影響もあり、じっくり取り組んだ力作が多く、親子・きょうだいなど家族内での共同制作も目立ちました。また、新規の応募者も多くありました。コンクールの開催が、コロナ下での表現活動の目標となっていたことを作品を通して実感することができました。
リーフレットを同封して市内の全小・中学校に応募要項を配布したところ、市内小学校からの応募が増加しました。なかには授業で取り組んだ作品もありました。学校や図書館などでの紙芝居ワークショップも再開され、コンクールはそれらの発表の場にもなりました。感染対策のため入賞者による実演の審査は断念しましたが、作品展示会を7回の時間帯に分けて行い、人数と発表 数を制限した上で、紙芝居の実演を行うことができました。久しぶりに会場一体となって紙芝居の醍醐味を味わうことができました。
今年は初の試みとして、紙芝居の作り方や、実演の動画を撮影し、会場で放送したほか、期間限定でウェブサイトからも閲覧できるようにしました。そのことで、会場に来られなかった人にも紙芝居を楽しんでもらえました。また、紙芝居クリニックもオンラインでの実施を初めて行いました。遠方の方や、外出が難しい方が参加できたり、子どもたちが自宅の中からリラックスして参加できたりと、オンラインによる効果を予想以上に得られました。対面だからこそ伝わる魅力を持つ紙芝居ですが、オンラインによってその可能性の広がりを感じられました。
大阪・箕面の手づくり紙芝居コンクールが幕を閉じ、今後は唯一の全国規模のコンクールになります。これからも信頼され親しまれるコンクールとして継続していきたいです。
| 参加アーティスト | 長野ヒデ子、やべみつのり、ときわひろみ、宮崎二美枝、矢部太郎 |
|---|---|
| 会期 | 7月6日〜1月29日 |
| 会場 | 【西区】神奈川県立青少年センター【中区】伊勢佐木倶楽部 CROSS STREET ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | 紙芝居文化推進協議会 |
| 共催 | 神奈川県立青少年センター、神奈川県立図書館 |
| 後援 | 神奈川県図書館協会、神奈川新聞社、子どもの文化研究所、横浜市教育委員会、川崎市教育委員会、横浜市文化観光局 |
| 協賛 | 京浜急行電鉄株式会社、ぺんてる株式会社 |
| URL | https://kamibunkyo.jimdofree.com/ |
| naoko.kataoka@jcom.home.ne.jp | |
| TEL | 080-5504-6168 |
黄金町BASE(中区)

黄金町BASEの様子 昨年整備した2Fスペースも子どもの居場所となっている Photo:林淳一朗

黄金町BASEでできあがった作品 Photo:林淳一朗

《アダプター》の様子 子どもたちに説明をする様子

《アダプター》の様子 アダプターが作品をリペアをする様子
黄金町BASEはこの地域で制作をするアーティストが生み出す作品の廃材を材料に、子どもたちが自由にものづくりができる居場所です。
コロナ禍の状況で事業実施を継続するかどうかの判断には迷いもありましたが、黄金町BASEに来る子どもたちの様子を見ていると、家にいる時間が多くなったことで精神的に不安定になっている姿が多くみられました。そのため、このような時こそもう一つの居場所が必要だと判断し、黄金町BASEを開き続けることにしました。
子どもたちがこの場所を通して交流をし、自由に制作をする姿から、開催の意義を感じています。これまで週に2回の開催でしたが、緊急事態宣言発令以降は週に1回にしぼりました。しかし、休むことなく実施できたことは一つの成果だと思っています。
設立当初に通っていた子どもたちは、中学生となった今でも交流がありますが、「黄金町BASEに来てから変われたよ」という声もありました。近隣の子どもたちが、この場所を地域との接点として、地域への愛着を持ったり、居場所を持つきっかけとなるよう活動を続けています。
今年度から新事業として、子どもたちがつくったものを大切にしてくれる人に譲る「アダプター」という取り組みをはじめました。コロナ禍の状況を考慮して本格的に募集を開始することは控えましたが、プレ事業として、まずは身近な人に声をかけ、2つの作品を譲ることができました。その過程では、譲った絵画作品が受け手(アダプター)によって手を加えられ椅子になるという展開が生まれ、事業のテーマの一つである「循環」に新しいかたちでアプローチすることができたと感じています。
また、黄金町BASEの紹介や近況を掲載する「BASE新聞」の発行も再開しました。今年度は一度だけでしたが、今後は発行頻度や掲載場所も見直して取り組んでいきたいと考えています。
| 参加アーティスト | 山田裕介、杉山孝貴 |
|---|---|
| 会期 | 7月2日〜1月28日 |
| 会場 | 【中区】黄金町BASE |
| 主催 | 黄金町BASE |
| 協力 | 黄金町エリアマネジメントセンター |
| URL | https://www.koganechobase.com/ |
| koganechobase@gmail.com |
ことぶき「てがみ」プロジェクト(中区)

船を漕ぐ1

船を漕ぐ2

船を漕ぐ3

アフタートーク
ことぶき「てがみ」プロジェクトは、ことぶき共同診療所デイケアメンバーを中心に、ワークショップを通して、「てがみ」を中心とした演 劇作品を制作しました。ワークショップでは、参加者がおしゃべりをしながら、いろいろなことを思い出すことからはじめます。そこから、人や動物、物、または出来事など、何に向けて、どんな手紙を書くのか考えていきます。自分で手紙にする人もいれば、参加者が話したことをスタッフが手紙に仕上げる場合もありました。演劇作品はそうしてできた、いくつかの手紙を中心にテキストを構成し、デイケアの他のプログラムである音楽やダンスも取り入れながら、一つのパフォーマンスをつくり上げました。
発表会は昨年同様に、当日は客席に制限を保ちつつ、最小人数とした開催とし、後日、録画した動画を配信しました。作品のタイトルは「船を漕ぐ」です。船旅に出た人々が、さまざまな光景や人に出会うストーリーの中で、ワークショップで書かれた「てがみ」のテキストが立ち上がってくる構成です。今年は歌やダンスも作品内に積極的に取り入れられました。また、アフタートークでは「自分を表現できる場とは」をテーマに作品を深める時間を持ちました。
今回は、前回に増して、参加者が自身の表現の場としての意識を持って、意欲的に参加してもらえました。昨年は自分が舞台に立つことを周りに話すことのなかった参加者も、今年は担当の介護ヘルパーや主治医、看護師、簡易宿泊所の帳場に、「今度舞台に出るんだ」と話す姿も多くみられました。
当初の想定では、シンポジウムを開催する予定でしたが、開催には至りませんでした 。しかし事業外で、OUTB ACK主催の「OUTBACKまだ見ぬ世界へ!」に参加することができました。こうした当事者のイベントに参加できたことは、メンバーの自己認識に変化を与え、有意義な機会となりました。
| 参加アーティスト | 花崎攝、都田かほ、松尾慧 |
|---|---|
| 会期 | 7月1日~1月31日 |
| 会場 | 【中区】ことぶき共同診療所デイケア、横浜市寿町健康福祉交流センター、若葉町ウォーフ ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | ことぶき「てがみ」プロジェクト実行委員会 |
| 協力 | 医療法人 ことぶき共同診療所、若葉町ウォーフ |
| tegamiproject@yahoo.co.jp |
egaoフェスティバル vol.9(栄区)

「本郷台駅前に龍現る」12メートルの龍と共にワークショップ、アートバザール、パフォーマンスステージ゙等を楽しむ。

「リリスに龍現る」来場者による龍の装飾、一般公募展、ワークショップ等の様子。

「春日神社に龍現る」(染色)染色家・栗原俊子が神社の笹で参加者とTシャツを染める。

「We×アーティスト」2人のアーティストが地域の事業所に出向き、参加者と共に思い思いの龍を作成。
egaoフェスティバルは今年で9回目を迎えました。今回はpart1~part3に分け3会場で開催しました。
Part1の栄区民文化センター・リリスのギャラリーでは彫刻家ASADAがひと夏かけて作成した12メートルの龍を来場者とともに装飾しました。ほかにも陶芸の絵付け、缶バッジ作りなどのワークショップも行いました。一 般公募作品展「架 空な生き物大 集合」では立体、平面合わせて106作品も集まりました。また、田谷の洞窟のコーナーでは洞窟に関する講演会や洞窟内部の映像の上映、洞窟作品展や洞窟の土や里山の栗や笹の葉で染めた手ぬぐいの販売も行いました。
Part2は「本郷台駅前に龍現る」と題して開催しました。緊急事態宣言は解除されていた時期でしたが、会場の変更もあり、来場者数も予測できず、準備は手探り状態でした。しかし、当日を迎えると、想定をはるかに超えて5,000人もの来場者に恵まれ、出店した飲食物の販売は1時間程で完売し、ワークショップも大好評でした。
会場ではPart1のリリスの後に、春日神社、田谷の洞窟、田谷の里山を旅して多くの人に装飾してもらった12メートルの龍も展示されました。パフォーマンスは、弾き語り、ダンス、漫才、落語などの17組の出演者が登場し場内を盛り上げ、田谷の洞 窟コーナーも、VRで見る洞窟のバーチャル参拝や、リアル参拝ツアーなど充実しました。
Part3のオンラインでは、告知映像、オンラインミュージアム、パフォーマンスなど、さまざまな動画を配信し、家にいても楽しめる工夫をしました。今年度はイベントへのメッセージを現地に設置したコメントカードや、アプリを通して集めましたが、コメントからもアートを楽しんで頂けたことが伝わりegaoフェスティバルの意義を再確認しました。長い自粛生活が続く中、アートを通して、人と触れ合う機会をつくることができたことは、大きな成果でした。
| 参加アーティスト | ASADA、成田草介、カイフチエリ、栗原俊子、高橋寛行、石黒陽子、松本光世 |
|---|---|
| 会期 | 7月3日~12月25日 |
| 会場 | 【栄区】地域活動支援センターegao、社会福祉法人真愛まってる、横浜市栄区民文化センターリリス、春日神社、栄区生活支援センター、フレンズ☆SAKAE、定泉寺(田谷の洞窟)、田谷の里山、本郷台駅前 ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | さかえegaoプロジェクト |
| 共催 | 田谷の洞窟保存実行委員会 |
| 後援 | 横浜市栄区民文化センターリリス、横浜市栄区役所 |
| 協力 | ボランティアいでたち、東京大学柏キャンパス研究室、筑波大学 |
| URL | http://ega-oproject.com/ |
| chikatuegao@wind.ocn.ne.jp | |
| TEL | 045-397-7601 |
| SNS |
森の夜明け&再生プロジェクト(緑区)

禅林のシンフォニー:紙芝居ミュージカル上演

禅林のシンフォニー:竹林より伐採した竹を運搬

禅林のシンフォニー:山羊とともにのんびりタイム

禅林のシンフォニー:Team ELKのライブ演奏
竹の間伐から竹楽器や行燈を製作するプログラムや、紙芝居ミュージカル体験を行う「禅林のシンフォニー」を新たに立ち上げました。ものづくりを通して、障害のある人もない人もともに働く場づくりを目指しました。
会場となった緑区の寺院は、中山駅から徒歩で30分かかる場所であるものの、本事業に適していました。ふだんは寺 子屋として子どもたちが勉強をしたり、ものづくりをする場所として開かれていて、竹があり、ヤギがいて、子どもたちが遊べるスペースや遊具がある中で、秋晴れの一日を参加者が過ごしました。
午前中の竹間伐のプログラムを経て、午後は「ネイティブドラム叩き隊 team ELK」によるライブや、紙芝居ミュージカル「ミドリガメのライとハク」の上演を行い、参加者による紙芝居の発表も行いました。
障害の有無や老若男女を問わず集まった30人ほどは、ステージと客席、主催者と参加者の垣根なく、自由に過ごせる空間が実現し、子どもたちも5時間の長丁場を飽きずに楽しみました。
近隣にある「四季の森 忍者農園」から、畑で採れた野菜を販売してもらいました。また、団体のこれまでの活動でも関わりのある横浜移動サービス協議会や、はっぱオールスターズのみなさんとも、集客活動や出演依頼を通じて、結びつきが強くなりました。
想定していた参加者人数を上回る盛況となり、お寺をコミュニティとして機能させる実験的なイベントが開催できたのは大きな成果です。自然と触れ合い、ものづくりから表現に至るまでのクリエイティブの楽しさを満喫してもらえました。
緑地保全や竹林保護の重要性、日本古来からの竹文化の素晴らしさを広げ、持続可能な「人と自然と芸術の対話」を推進していくのが究極的な目標です。団体は2021年9月に任意団体からNPO法人に移行しました。今後はさらに、資金調達について策を練っていきたいと考えています。
| 参加アーティスト | Team ELK ネイティブドラム&インディアンフルート、戸松美貴博 |
|---|---|
| 会期 | 11月28日 |
| 会場 | 【緑区】忠暘院別院集悠庵 |
| 主催 | NPO法人シーホース工房 |
| 協賛 | 認定NPO法人横浜移動サービス協議会 |
| 協力 | 来慶山忠暘院、公益社団法人青少年育成支援大和の心、はっぱオールスターズ |
| URL | https://www.seahorse-covo.com/ |
| kuramochi@seahorse-covo.com | |
| TEL | 080-6664-3725 |
| SNS |
「とびだせ!しましまのおんがくたい」~外出の難しい子どもたちへ、生の音楽を届けたい!(青葉区)

紹介ビデオ撮影の様子

あおば支援学校コンサートの様子

インタビューの様子

中学部のワークショップの様子
子どもたちに生の音楽を届ける活動を、神奈川県立あおば支援学校、青葉区民文化センター・フィリアホールと連携して行いました。事業開始当初は緊急事態宣言下で、学校と直接やり取りができず、学校でのイベントも組めないという制約がありましたが、オンラインを通して活動の模索を続けました。その結果、秋に小学部・中等部の子どもたちに向けたミニコンサートとワークショップを開催することができました。
活動では「ドレミのうた」「トトロ」などの演奏のほか、子どもたちがタンバリンやマラカスで演奏に参加する曲を用意しました。ワークショップ内で事前に練習した上で、冬にフィリアホールにて知的障害のある生徒に向け開催したコンサートの中でも、楽器で参加してもらうコラボレーションを行いました。会場全体が盛り上がり、関わる全員の気持ちが一つになる素晴らしい体験となりました。
また、その後は学校へ赴き、肢体不自由と知的障害のある生徒に向けた参加型コンサートを開催しました。学校では、先生が生徒一人ひとりに付き添って手厚く接している様子が印象的で肢体不自由の生徒と一緒に動くことで音楽を伝えるなど、感情を共有しながら音楽を楽しんでくれました。音楽を通して一体になれたことは、先生による支えが大きいと感じました。障害のある子どもたちには大人のフォローが不可欠なため、必要な人員や環境を整えることが今後の課題です。地域課題の一つとして活動を周知したかったので、地元のメディアに取材してもらいました。
障害のある人や教育に関心の少ない人たちも含め、地域の人にコンサートを見てもらいたかったのですが、コロナ禍により十分な実 現はできませんでした。特別支援学 校は特に、外部者が関わるときの制限が多いため、適切な活動の方法を模索する必要があります。多くの子どもたちに音楽体験を届ける必要性を強く感じたので、ほかの特別支援学校や、地域ケアプラザ、子育て支援拠点などとつながりが持てるよう働きかけ、活動を広げていきたいと考えています。
| 参加アーティスト | 木村有沙、倉内理恵、髙橋朋子、富田真以子、永井嗣人、齋藤綾乃 |
|---|---|
| 会期 | 7月1日~1月31日 |
| 会場 | 【青葉区】横浜市青葉区民文化センターフィリアホール、神奈川県立あおば支援学校 |
| 主催 | しましまのおんがくたい |
| 協力 | 横浜市青葉区民文化センターフィリアホール、タウンニュース、iTSCOM(イッツコム) |
| URL | https://shima-on.com/ |
| tsuzukiartproject.jimukyoku@gmail.com |
性暴力サバイバービジュアルボイス(中区、青葉区)

メンバー作品「渦中」 Photo: Kaho

ワークショップ風景

写真展の様子

ギャラリートークの様子
性暴力サバイバーが公に声を上げなくても表現できる場づくりとして、フォトワークショップを実施しました。プロジェクトを通し、安心・安 全に表現できる居場所を作り出し、参加者がそれぞれの思いを作品にし、参加者自らその人本来の持っている力を取り戻していく取り組みになりました。
活動の広報の意味も含め、昨年度のワークショップでできた作品を7月に展示しました。7月から12月にかけてワークショップを行い、集大成として12月に今年度の作品の写真展を行いました。課題に沿って撮影した写真に込めた思いを語りながら、言葉にしにくい思い、またふだん考えていることを形にしていきます。
今年度はコロナ禍の影響もあり、ワクチン接種後の不調などで最後まで参加できなかった人もいました。オンラインでのワークショップも試みましたが、全体に向かっての会話が多く、個々へのコミュニケーションの不足や、ちょっとした不安を発言しづらいようにも感じました。活動後にお茶に行くなど、インフォーマルな雑談が重要であったことをあらためて感じました。
自身の写真について詳しく語るギャラリートークでは、以前はイベント最中に会場内にいることも厳しかった、あるリピーター参加者が、今年度は自身で話すことができるようになるなど、継続して活動していくことの意義が感じられました。写真展を見に来た人の中にも「アンケートなどにコメントを残すことはむずかしいが、関心のある人」が多くいることは、会場の様子から実感できました。
ふだんから体調や精神面、生活の中でも生きづらさを感じながら生きている人も多く、団体の運営などに主体的に携われる人が少ないのは課題です。ここ数年、私たちの団体が持つ写真作品が、横浜以外でも展示されるようになり、今後の活動資金へとつながる活路を見出しています。次年度以降も、各地の男女共同参画センターや支援団体とつながって、今後の活動の展望を開いていきたいと考えています。
| 参加アーティスト | 大藪順子、公募で集まった性暴力サバイバー |
|---|---|
| 会期 | 7月1日~12月8日 |
| 会場 | 【南区】男女共同参画センター横浜南【青葉区】男女共同参画センター横浜北 |
| 主催 | STAND Still |
| 後援 | StaRTかながわ |
| 協力 | Picture This Japan |
| 助成 | 男女共同参画センター横浜北(ギャラリートークのみ) |
| URL | https://standstill.jimdofree.com/ |
2021 広げよう!深めよう!!水彩でアートの輪!!!(中区、西区)

FAMよこはまアフタースクールでのワークショップの様子

本展にもワークショップの作品が並びます

ギャラリートーク

シンポジウム
蒼昊美術會では、子どもから高齢者まで、幅広い人たちと、ワークショップや公募展、シンポジウムなどを通して、水彩の魅力を共有する活動を行っています。
夏に行った水彩ワークショップ「水彩で描く横浜の海と空」では、身近なサランラップや塩を使ったり、シャボン玉を紙でキャッチして模様をつける手法など、楽しみながら水彩に触れ合ってもらうことができました。今年から新たに民間の学童でワークショップを行うこともでき、少しずつではありますが、開催場所を広げることができました。その後、ワークショップでつくられた作品をgallery元町にて「みんなの夏の思い出展」として展示しました。
ワークショップでは緊急事態宣言期間が重なってしまったこともあり、キャンセルも相次ぎました。オンラインでの開催も検討しましたが、高齢者や小さい子どものオンライン参加が難しくかないませんでした。そのため開催の中止や延期をせざるを得ない状況になりました。gallery元町での展示も来場者数は想定を下回りました。
一方で、「第6回公募小品かながわ水彩ビエンナーレ展」はコロナの状況が落ち着いた時期でもあり、一般参加者も例年より多く、オーディエンス審査の投票数も増加しました。昨年から取り入れたオーディエンス審査には反響があり、事業のファンになったという声もありました。また、今年もオンラインでのギャラリー展示、投票を行いました。会期中に実施したギャラリートークでは土方明司を招いて開催しましたが、大盛況となりました。シンポジウム「横浜と水彩 そして、今展示を考える」では、水彩に使用する紙の話から、横浜に関連する水彩画の紹介など、より専門的な内容で熱い議論が交わされ、充実した時間となりました。
このような状況での開催になりましたが、イベントを心待ちにする声も多く、場を開く意義を再確認する機会にもなりました。
| 参加アーティスト | 成澤朱未、広瀬美帆、川村良紀、浅野康則、王凱、土方明司、味岡義人、猿渡紀代子、森下隆 他蒼昊美術會会員会友 |
|---|---|
| 会期 | 7月29日~11月14日 |
| 会場 | 【西区】FAMよこはまアフタースクール、にしとも広場【中区】gallery元町、神奈川県民ホールギャラリー、神奈川県民ホール大会議室 ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | 蒼昊美術會 |
| 後援 | 神奈川県、神奈川県教育委員会、横浜市文化観光局、横浜市教育委員会、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、神奈川新聞社、神奈川新聞厚生文化事業団、株式会社テレビ神奈川 |
| 協力 | アトリエみずの絵、O!MOLO LIFEプロジェクト、FAMよこはまアフタースクール |
| URL | http://sohkoh.art.coocan.jp |
| sohkoh-art@nifty.com | |
| TEL | 045-232-4341 |
こころに響く打楽器作っちゃお♪(中区、南区、戸塚区、港北区、泉区)

感染症対策のため、野外で公演(地域子育て支援拠点駐車場)

豊富な演出 金沢区と金沢区遊び場複数施設の協力開催 金沢公会堂ホール

視覚障害児と家族

おうちで飾り付け、オリジナル打楽器製作、親子で思い出づくり
本事業では、子どもたちや、子育て中の保護者たちに生の音楽を届ける場をつくることを通して、家庭における悩みの共有やストレス解消、また開催施設とのつながりづくりをサポートすることを目指しています。
コンサートは楽器の演奏のみならず、子どもたちが楽器にふれあったり、自分で楽器をつくる体験ができる内容となっています。また、子育て中の保護者へ向けた本格的なコンサートも行っています。
今年も、生の音楽、打楽器の迫力を体験してもらい、子どもや保護者が一緒に楽しむという目的は達成できましたが、昨年度に引き続き、コロナ禍の影響で、オンラインへの変更や延期、中止など臨機応変に対応しなければなりませんでした。この事が団体として成長する機会となりました。感染対策は最大限に行い、チラシにも明記することで、施設、参加者ともに安心してもらうことができ、開催の後押しにもなりました。会場の人数制限や席の配置の工夫、時間を分けての開催など、施設側と相談・協力をしながら実施できました。また、オンライン配信の体制が 整ったことで、開催方法の選択肢が増え、開催中止数が抑えられたことや、外出の難しい方も参加することができたことは、今後にもつながる成果です。しかし、対面でしか解決が難しい問題が多いことも事実です。子育て中の悩み相談、母親同士の交流、地域・異世代交流はリアルで行う事には敵わないという課題があります。
今年は特に、コロナ禍で子どもと参加できるイベントが激減したこともあり、参加者のキャンセル待ちが多数ありました。参加者には久しぶりに外出をしたという人が多く、家の中で孤立し、人と悩みを共有できていない現状が伝わってきました。コンサートでは、久しぶりの和やかな時間に参加した大人が涙する姿もありました。保護者たちが少しでも交流できる場所や、子どもたちのストレスを発散できる場所を提供する事にこのコンサートの意義を感じています。
| 参加アーティスト | 池野ひとみ、半谷麻意子、神本愛子、渡辺達文 |
|---|---|
| 会期 | 9月12日~1月31日 |
| 会場 | 【中区】竹之丸地区センター、本牧和田地域ケアプラザ、新山下地域ケアプラザ、保育園ばんびーな、中区地域子育て支援拠点のんびりんこ、 睦母子生活支援施設 睦ハイム、 野毛地区センター【泉区】いずみ野地域ケアプラザ【神奈川区】神奈川区地域子育て支援拠点かなーちえ【金沢区】金沢区地域子育て支援拠点とことこ、金沢公会堂【都筑区】新栄地域ケアプラザ【戸塚区】下倉田地域ケアプラザ、舞岡小学校放課後キッズクラブ【保土ケ谷区】今井地域ケアプラザ【南区】ハートフルみなみ(フリースペースみなみ)、南吉田小学校放課後キッズクラブ ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | NPO法人打楽器コンサートグループ・あしあと、ひよこの会、横浜市本牧和田地域ケアプラザ、保育園ばんびーな、中区地域子育て支援拠点のんびりんこ、神奈川区地域子育て支援拠点かなーちえ、いずみ野子育てサロン ぽぽんた、竹之丸地区センター、金沢区地域子育て支援拠点とことこ、今井地域ケアプラザ、野毛地区センター |
| 共催 | 社会福祉法人横浜市福祉サービス協会横浜市新栄地域ケアプラザ、下倉田地区社会福祉協議会、下倉田地域ケアプラザ、みなみ青少年地域活動拠点ハートフルみなみ、横浜市いずみ野地域ケアプラザ、舞岡小学校放課後キッズクラブ、南吉田小学校放課後キッズクラブ、睦母子生活支援施設 |
| 協力 | 竹之丸地区センター、金沢公会堂、今井地区センター |
| URL | http://ashiato-dagakki.jp/ |
| info@ashiato-dagakki.jp | |
| TEL | 03-3762-6335 |
| SNS |
土地の記憶と未来へのまなざし(緑区)

「一緒に幸せ」展示風景 みどりアートパークギャラリー

みどりアートパーク ショーウインドウ展示「三密三猿」

Art Space 赤い家での外壁展示「泡鈴」

Café MONでの展示「弁えない女たち」 Photo: 橋村至星
今年度は「ハッピートゥゲザー(一緒に幸せ)~土地の記憶と未来へのまなざし~」と題して、現代アートのグループ展を開催しました。
メインの会場は、緑区民文化センター・みどりアートパークのギャラリーでした。コロナ禍の閉塞感が漂う中、新しい風を呼び込むような展覧会を目指し、同時代性の強い作品を並べました。道路に面した施設のショーウインドウでは「三密三猿」として作品を展示し、通りがかりの人も楽しめる展示を工夫をしました。あわせて「オリパラについて話し合うワークショップ」を行いアートを考えるための場づくりにも注力しました。
地域のさまざまな場所で活動を行い、表現の場の拡大を目指したいとの思いから、そのほか2か所も会場として利用しました。一つは団体の本拠地にしているアトリエ「Art space 赤い家」。その外壁に作品を展示し、恩田川を散歩する人にも作品を感じてもらえました。また、長津田駅から徒歩20分ほどの場所にある、Café MONでは、地域の憩いの場の雰囲気を活かして「在りの実プロジェクト」の発表を行い、好評でした。こうした場所にアートが関わることで、まちに良い効果が生まれたらと期待しています。
以上のプロジェクトの延長として、緑区役所主催の「十日市場まちかどアートフェスティバル」にも参加し、建設中のマンションの仮囲いに展示するといった活動も行いました。2 021年のすべての活動を通して、地域のアイデンティティの醸成にとってアートの役割の重要性を再確認することができました。
一方で、やはりコロナ禍の影響は大きく、作家同士のコミュニケーションは思った以上に難しいと感じました。行動制限でスタジオ訪問などもままならず、人材の発掘、人脈の拡充という点には課題が残ります。アーティストの多様性を確保することは、団体としても重要だと考えていますので、今後に向けて作家の掘り起こしやネットワークの充実のため活動をギアアップしていきたいと考えます。
| 参加アーティスト | 新江千代、有坂蓉子、襟草丁、岡典明、窪田久美子、タナベルン、橋村至星、とし田三津夫、松本力、三浦かおり、山本麻世 |
|---|---|
| 会期 | 11月16日~12月25日 |
| 会場 | 【緑区】横浜市緑区民文化センターみどりアートパーク、Art Space赤い家、Café MON |
| 主催 | 都筑アートプロジェクト |
| 協力 | みどりアートパーク文化支援パートナー |
| URL | http://tsuzukiart.p2.weblife.me/ |
| misoup55@yahoo.co.jp | |
| TEL | 045-983-0700 |
ティーンズクリエイション展2021「Wakamono Arts Festival」(栄区)

展示会場

演劇ワークショップ

SDGsについて知ろう!考えよう!ゲーム&トークセッション

手話コーラスワークショップ発表&CHAN-MIKAミニライヴ
作品は、横浜市内に限らず、神奈川県内外、海外からも出展され、ジャンルを問わず、多彩な作品が380点集まりました。近隣の中学校、高等学校、特別支援学校などの授業や部活動、個人の趣味の活動のほか、さまざまな機会から生まれた作品により、量・内容ともに豊かな展示になりました。
手話コーラスワークショップでは、わかものたちが一昨年CHAN-MIKAと歌った「愛のある方へ」、昨年歌詞づくりワークショップから生まれたオリジナル曲「大切なもの」の2曲を、手話指導を受け練習しました。発表ではわかものたちはマスク越しのコーラスと手話で歌を表現し、CHAN-MIKAも加わり、わかものたちとともに歌い、ミニライヴで盛り上がりました。(手話指導ボランティア:白川正信)
演劇ワークショップでは、わかものたちが言葉を練って生みだした脚本から、リアルなセリフで臨場感のある劇作品「青い鳥はすぐ傍に」を仕上げ発表しました。(演出指導:木暮寿子)
SDGsをテーマにしたイベントにも多くの参加がありました。わかものたちの企画ではカードゲームやすごろくの体験で和やかに楽しく学ぶことができました。その後、ゲストを迎え、地域におけるSDGsへの取り組みについて伺うことで、内容をより深めることができました。(ゲスト:石井直樹、伊藤里加子)
今年は地域のアート活動に興味を持つ方や参加者の保護者が、展示作業や運営に参画してくださり、この活動への理解が地域に拡がってきたことを感じられました。また過去に出展したわかものたちが新たな運営メンバーとして企画提案に活躍してくれました。
| 参加アーティスト | 佐藤良仁、本田淳、竹本真紀、MazKen、高橋寛行、木暮寿子、白川正信、石井直樹、伊藤里加子、CHAN-MIKA |
|---|---|
| 会期 | 7月24日~12月19日 |
| 会場 | 【栄区】青少年地域活動拠点「フレンズ☆SAKAE」、横浜市栄区民文化センターリリス、神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ) |
| 主催 | ティーンズクリエイション組織委員会 |
| 共催 | さかえdeつながるアート、栄区青少年の地域活動拠点「フレンズ☆SAKAE」、公益社団法人かながわデザイン機構、横浜市立桂台中学校「地域交流室オレンジの会」、横浜市栄区民文化センターリリス |
| 後援 | 栄区役所 |
| 協賛 | 石井造園株式会社、株式会社ダイショー |
| 協力 | 横浜市栄区中学校長会、横浜市立本郷特別支援学校、神奈川県立地球市民かながわプラザ「あーすぷらざ」(指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会)、くらしまちづくりネットワーク横浜、株式会社タウンニュース社 港南区・栄区編集室、J:COM |
| URL | http://www.sakae-art.jp |
| sakae.art2008@gmail.com | |
| TEL | 045-898-1400、045-898-1400(ともに フレンズ☆SAKAE 岩堀・田中) |
| SNS |
野毛山kiez(西区)

まちを“知覚”する公園にて。遠景を掴まえる Photo: 加藤甫

チラシ告知用まちなかパフォーマンスの撮影 Photo: 加藤甫

まちを“知覚”するkiezの前で集合 Photo: 加藤甫

公開収録トークイベント「まちを“近く”する」 Photo: 加藤甫
「野毛山kiez」は戸部や藤棚、西横浜、日の出町や黄金町で活動をするアーティスト、クリエイターがシェアするスタジオです。一ヶ所に集まる拠点から町中に拡がっていくアートプロジェクト化していくことを目指し、自分たちの暮らしや町並み、近所にいる人たちをあらためて再発見する活動を行っています。
今年は、「まちをちかく(近く/知覚)する」の「知覚」と「近く」の2つのテーマでの取り組みを行いました。
「知覚」のテーマではシェアスタジオのすぐ近くに在住するダンサーで振付家の酒井幸菜を招聘して、ワークショップを行いました。戸部・藤棚周辺のまちの中を歩きながら、出会ったものについて話し、時々立ち止まって、身体を動かすワークを行いました。後半では、歩く、立ち止まる、振り返るといった日常のしぐさをダンスに見立てて、参加者に振り付けを行い、まちなかで小さなパフォーマンスを行いました。また、同日に野毛山kiezのオープンスタジオと吉田ゆうの公開制作も行いました。
「近く」のテーマではコロナ禍で見直されるようになった徒歩圏の暮らし、近所、ネイバーフッドをテーマにトークイベントを行い、音声の配信も行いました。コロナ禍で延期や企画の縮小を余儀なくされた中で開催された企画ではありましたが、コロナ禍の私たちの暮らしの中に生じた、地域との関わり方の変化や捉え方の変化を体現するプログラムになりました。
ワークショップではリアルタイムで配信も行いましたが、配信を見て途中から参加した人もいました。コロナ禍でイベントの中止が相次ぐなか、たまたま空いた時間や、通りすがりに飛び入りできるというのも新しいイベントのあり方として意義があるのではないかと感じています。また、当日参加できなくても、映像や音源のアーカイブを公開することで、より柔軟な参加方法を模索していきたいです。
| 参加アーティスト | 酒井幸菜、加藤甫、川村格夫、石川由佳子 |
|---|---|
| 会期 | 12月11日~12月12日 |
| 会場 | 【西区】野毛山kiez、戸部、藤棚商店街周辺、藤棚デパートメント |
| 主催 | 野毛山kiez |
| 協力 | 藤棚一番街 |
| URL | https://www.nogeyamakiez.net/ |
| nogeyamakiez@gmail.com | |
| SNS |
Picture This 2021:横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト(中区、栄区、南区)

「2021年度インターナショナルユースフォト」参加者グループ写真 Photo: 大藪順子

人材育成講座「写真は語る」セミナーの様子 Photo: 大谷雅利

出版記念イベント、ユースフォト卒業生によるパネルディスカッション Photo: Renata Jaroscakova

あーすぷらざでの写真展の様子 Photo: 大藪順子
Picture This Japanでは今年も、外国につながる中高生の写真表現ワークショップ「横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト」とその集大成となる写真展、また、写真表現を用いた支援のあり方を学ぶ講座「写真は語るセミナー」を行い、春に出版した写真集の「出版記念イベント」も開催し、盛りだくさんの1年となりました。
ワークショップでは、昨年度から継続の参加ユース5名に新しく7名が加わりました。コロナ禍で部活等がキャンセルされる中、ワークショップは外国につながるユースの居場所にもなりました。同年代と出会い交わり表現する場、また、インターナショナルスクール、私立校、公立校と、同じまちでも違った環境で暮らす子どもたちが出会う場を開くことに、あらためて意義を感じました。
写真集の「出版記念イベント」では、イベントの運営もワークショップの一部と捉え、今年度の参加者と過去のプロジェクト参加者には、企画委員会から司会・裏方・記録写真撮影等まで幅広く活躍してもらいました。外国につながる中高生にとって、プロジェクト卒業生の大学生や社会人と会う機会は「タレントでもアスリートでもないロールモデルを可視化する」という団体の目的を小さい規模ながら達成してくれました。それは、同時に彼/彼女らの自己肯定感の育成にもつながったと感じています。
今年は写真集出版、出版イベントと、過去のプロジェクト参加者達とあらためてつながる機会が多くありました。参加者の可能性を感じると同時に、写真を切り口にするPicture This Japanにできることは何かと考えさせられる年にもなりました。6年目にしてスタッフ体制の基盤がしっかりしてきたこともあり、これからは過去のプロジェクト参加者や、「写真は語るセミナー」修了者たちの活躍の場をもっと開拓していきたいと考えています。
| 参加アーティスト | 大藪順子、Renata Jaroscakova、PatrckMcNeal、Dennis Yang、Ellica McNeal、安崎貴博、Zara Strauss、Arkananta、Damareswara、Sophia Moore、Kiran Magistrali、Yoon Kim、早福善蔵、Siti Azeeza、Jacek Ratajczak、ユメノ、鈴木涼、富永遥、稲嶺花凛、大谷雅利、Anita Suzuki、Anna Ratajczak、関口真千子、山崎拓海、Kaho、張瑪雲 |
|---|---|
| 会期 | 7月4日~1月29日 |
| 会場 | 【栄区】神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)【戸塚区】男女共同参画センター横浜フォーラム【中区】なか区民活動センター、象の鼻テラス、開港広場公園、大さん橋【南区】みなみ多文化共生ラウンジ |
| 主催 | Picture This Japan |
| 共催 | 神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)(出版記念イベント・展示会) |
| 協賛 | 明石書店(出版記念イベント) |
| 協力 | 象の鼻テラス(展示会) |
| URL | https://www.picturethisjapan.com |
| ptj1yokohama@gmail.com | |
| TEL | 080-3954-9371 |
| SNS |
未来に繋ごう、皆んなの!!横浜の!!歴史・文化・芸術!!~画家の気持ち~(中区)

日本画体験 顔料を膠で練っているところ

日本画体験 大人も描いている

日本画体験 展示

日本画体験 展示
昨年度の企画から引き継ぎ「画家の気持ち」をテーマに、美術修復の視点から考える美術の普及活動を展開しました。当初は、絵を描いた画家自身の気持ちを取り上げる企画をしていましたが、コロナ禍の影響で予定していた会場が借りられず、取り上げる予定だった地域の設定も変更しました。
イベントでは膠(にかわ)と顔料を練り、絵具を作って日本画を描く体験と修復展示を行いました。多くの日本人が日本画を描くことなく一生が過ぎていってしまう現状に問題意識を持ったことからスタートした企画です。
会場とした築70年の古民家・たけのまでは、蛍光灯を使わない少し暗めの雰囲気の中、黒電話や古道具に囲まれ、参加した子どもたちも一気にタイムスリップした様子でした。材料の膠の説明など、最初はポカンと見ていた子どもたちもいざ色選び、描き始めると迷いがなく何枚も描き続けました。絵具が入った皿を譲りあい新しい色を作ることに挑戦するなど、好奇心を掻き立てる取り組みだったようです。チューブの絵具からではなく手を汚しながら自分で絵具を作る体験は、学校や家庭では得られないものです。
描く絵のテーマは自由で、日本画をなぞって塗り絵をする人もいれば、オリジナルで絵を描く人もいました。何を描くか大人が決めている場合が多いのかもしれません。そのため、後日作品を展示した際にも「絵がいきいきとしていて、見ていて楽しい」と子どもの保護者から感想をもらえました。
こういった活動をきっかけとして近隣のアトリエから、同様の活動を行いたいとの相談があるなど、地域の人や媒体から声をかけてもらえるようになり、活動の広がりを実感しています。今年も多くの人を積極的に集められない状況でしたが、会場の協力により、周辺地域の子どもたちのが参加が得られたのは大きな成果です。このような活動が少しずつ広がっていくように、今後も企画を考えていきたいです。
| 参加アーティスト | 大西章夫、内藤朝子、白井啓太、参加者 |
|---|---|
| 会期 | 10月9日~10月16日 |
| 会場 | 【中区】たけのま tenjishitu:Tür aus Holz |
| 主催 | 特定非営利活動法人美術保存修復センター横浜 |
| 共催 | favoris |
| URL | https://www.npo-acrc.org |
| yokohama@npo-acrc.org | |
| TEL | 045-231-6006 |
病院と地域とアートでつくるおまつり(神奈川区)

病院での風景

スタジオでの演奏風景

スタジオでの演奏風景

スタジオでの演奏風景
病院と地域がアートを通して、支援する/されるにとらわれない関係で協働することを目指す事業です。コロナ禍により、病院の患者たちは外部との接触が極端に減り、ストレスを抱えながらの入院生活が続いています。当初は音楽 家やダンサーや福祉事業所に通う精神疾患当事者が病院を訪問し、音楽やダンスを楽しむ活動を複数回実施する予定でした。対面での実施の検討を続けましたが、今年度も最終的にはオンラインでの開催となりました。精神科病院はコロナに対する予防措置が強く、緊急事態宣言が解除され、感染者数が減っても、外部の人間が病院内に入ることが厳しく制限されたためです。
オンラインでの開催は12月に「クリスマス会」として行いました。病院内で少人数グループに分かれての会が実施されたので、そこにオンラインでミュージシャンたちのいるスタジオとつなぎました。イベントでは、ミュージシャンがスタジオから演奏したり、病院から楽器を演奏したり、お互いの演奏を聞き合いました。また今回、新しくダンサーも参加しました。当日、ダンサーの北川結は高知で滞在制作中だったため、オンラインだからこそ実現したゲストでした。遠く高知からの参加は病院にいる患者にとっても新鮮でした。また、精神疾患当事者であるTHE PUSHのメンバー数名もスタジオに集まり、盛り上げることができました。
オンラインではありましたが無事に実現できたのは、2019年度から途切れずに毎年事業を続けてきたことが大きいと思っています。入院中の患者や精神疾患当事者が地域とつながり協働していきたいという思いもあらためて痛感しました。
コロナの状況が今後どのようになっていくかによって、事業の展開が左右されますが、今ある関係を絶やさず、また、他の団体とのつながりも視野に入れながら、そう遠くない将来に対面での実施を行いたいと考えています。
| 参加アーティスト | 西井夕紀子、三浦穣、村野瑞希、北川結 |
|---|---|
| 会期 | 12月16日 |
| 会場 | 【神奈川区】公益財団法人紫雲会横浜病院 |
| 主催 | 病院と地域の協働によるおまつり実行委員会 |
| shingi@shiunkai.or.jp | |
| TEL | 045-491-2661 |
「街のはなし」(青葉区)

耳の街歩き たまプラーザ

QRコードプレート設置のための朗読録音作業

8号9号朗読会・写真選考会

聴く街のはなし街歩き
たまプラーザ、美しが丘の「昔」を住民の声で語り継ぎ、街の資産となるアート活動を目指す本プロジェクトは8年目となります。この間、地域とかかわりを持つ累計100人による「街のはなし」が集まりました。急激な発展を遂げた街の、三世代にわたる地域住民の生活からこぼれる言葉は、地域の変遷と社会の変化を伝える物語です。プロジェクトを通じて、シビック・プライドを育み、街の未来像を多世代みんなで描いていく場づくりをねらいとしています。
今年度は、アーティスト・谷山恭子の住むベルリンからリモートで23人の「街の好きな場所」をインタビューし、秋にはこれまでこのプロジェクトに関わってきてくださった方々の4名との対談ラジオシリーズをYoutubeで配信しました。さらに、朗読・写真選考会を経て、冊子「街のはなし」8・9号を刊行しました。冊子のデザイン性の高さも相まって、非常にユニークな町史ができました。
また、過去のインタビュー音声を聞きながらのサウンドウォーク「耳の街歩き」や、街なかにQRコードで印字されたプレートを恒久設置してゆかりの場所で朗読を聞けるようにする企画も実現しました。空間・時間に加え、身体感覚も広がった展開になりました。
刊行した冊子「街のはなし」とあわせて「聴く街のはなしmap」も好評です。これらをきっかけに、街歩きイベントを立ち上げたという情報や、ケアプラザの高齢者の街歩きとして利用したいという問い合わせも届いています。
今年は、小学校における総合学習や生活科の授業に関わり、見えてきた課題もあります。小学校の先生は地域外から通って来る方がほとんどで、地域の歴史の知識が薄いのが現状です。一方で、街の変 遷を経験してきた世代も急速に減少しています。
「街のはなし」は場所の記憶を記録し街の成り立ちを次世代に伝える、地域の歴史資料としての一面を持った事業です。これまでの冊子を書籍にまとめる展開を模索しながら、街の歴史を伝える役割を担いつつ、地域の変遷を見守り続けたいと考えます。
| 参加アーティスト | 谷山恭子、藤木和人 |
|---|---|
| 会期 | 9月6日~1月26日 |
| 会場 | 【青葉区】横浜市立美しが丘小学校、スタジオシフォン、たまプラーザ周辺、中部自治会館、WISE Living Lab※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | 「街のはなし」実行委員会 |
| 協力 | 美しが丘中部自治会、たまプラコネクト、美しが丘連合自治会、美しが丘公園愛護会、美しが丘商店街、WISE Living Lab |
| 助成 | 東急株式会社「みど*リンク」アクション、ハウジングアンドコミュニティ財団 |
| URL | https://www.machinohanashi.com |
| kyocotaniyama@gmail.com contact@machinohanashi.com | |
| TEL | 045-901-1014 |
| SNS |
ロケ地で追悼上映会 スクリーンに甦る映画スターと横浜の名所を回顧する『夢は夜ひらく』in神奈川県立音楽堂(西区)&『我が人生最悪の時』in横浜市南公会堂(南区)(西区、南区)

「夢は夜ひらく」上映会

「夢は夜ひらく」上映会

講演会「横浜港」で撮影された映画

「我が人生最悪の時」上映会
横浜が舞台となった映画を、そのロケ地に近い場所で上映する企画です。今年度は昨年他界した俳優の渡哲也、宍戸錠の追悼上映という意味合いを加え、上映会を開催しました。
渡哲也が出演した、1966年の野口晴康監督作品『夢は夜ひらく』上映会は、神奈川県立音楽堂で行いました。作品の主人公は、隣接する神奈川県立図書館に勤めている設定で、映画内に図書館の内部も登場します。上映後に図書館を訪れた来場者もおり、この場所で上映することの意味が十分に活かされるイベントになりました。
宍戸錠が出演した1993年の『我が人生最悪の時』上映会は当初、映画のロケ地である若葉町3丁目に近い、南公会堂を予定していました。しかしワクチン接種の会場に指定され 利用できなくなり、急遽開催会場を旭公会堂に変更して開催しました。またコロナ禍であることを考慮し、林海象監督はオンラインの講演としました。監督の生の姿を見られると期待した方の希望には添えませんでしたが、遠方のゲストでも登壇が可能になることがわかり、今後の上映会の可能性を広げられました。
このほか、横浜みなと博物館前館長の志澤政勝による横浜港で撮影された映画に関するレクチャーも行い、好評でした。
事業実施後のアンケートでは「横浜を舞台にした映画をもっと観たい」「映画に出てきた場所の現在の様子をみることで、歴史を感じることができる」といった声がありました。観客の需要はあると思われますので、今後もロケ地となった場所での上映にこだわり、同様の活動を続けていきます。
現在のコロナ禍で映画業界は厳しい状況にあり、特に年配の女性の観客数が減少しているようにも見受けられます。しかし、作品によっては満員になるものもあります。どのようなアプローチが適切なのか、考えていきたいです。
| 参加アーティスト | 林海象、佐藤利明、志澤政勝 |
|---|---|
| 会期 | 8月9日~10月16日 |
| 会場 | 【西区】神奈川県立音楽堂、日本丸メモリアルパーク研修施設【旭区】旭公会堂 |
| 主催 | 横浜キネマ倶楽部 |
| 後援 | 横浜市教育委員会 |
| URL | https://ykc.jimdofree.com/ |
| TEL | 080-2554-8023 |
| SNS |
横浜下町パラダイスまつり2021+よこはま若葉町多文化映画祭2021(中区、南区、西区)

モン族家族 Photo: 福田依子

キャンディ・H・ミルキーさん交流会 Photo: 福田依子

ティハール4日目「バイティカ」 Photo: 福田依子

多文化遠足農業体験 Photo: 福田依子
中区・若葉町にある横浜パラダイス会館には、日々、外国にルーツを持つ子どもたちをはじめとした、さまざまな人が集い、ともに過ごしています。コロナ禍により、今年も厳しい状況の中での実施となりましたが、この場所を拠点として多様なプログラムを実施しました。
「異文化」について考える多文化映画祭では、近隣在住の人々にゆかりのある国や多文化共生を描いた映画を8本上映し、その後のトークイベントも開催しました。トークゲストは、通常ほとんど素性を明かすことのない難民申請中(仮放免中)の方や、イスラム教徒の方、トランス・ジェンダーや女装の当事者の方などが登壇しました。横浜在住のモン族の家族が、難民として逃避行したことについて語る場面もありました。また、韓国の映画館と連携して日本統治下における韓国映画を同時上映し、韓国と日本の観客の直接対話の機会をつくりました。同時に日韓の歴史教科書の展示も行いました。
多文化なまちの歴史や現状を考察するプロジェクトでは、昨年に引き続き日ノ出町のネパール料理店でネパールの祭「ティハール」を開催しました。偶然コロナ収束時期だったこともあり新規参加者が多くありました。また、吉田新田を体験する遠足も企画しました。
横浜で初めて作られた西洋野菜の多くは、吉田新田での試作を皮切りに各地で栽培が始まったと言われています。故郷では自給自足をしていた海外ルーツの人々が、久しぶりに土に触れる機会となりました。
横浜下町パラダイスまつりでは、海外ルーツの子どもたちとその家族も一緒に楽しめる花火大会、釣り、スイカ割、モン族の手工芸ワークショップ、マレーシアダンサーのダンス鑑賞会などを企画しました。コロナ禍で外出できなかった子どもたちや家族も楽しむことができました。また、関東大震災100年を前に、中消防署や中区役所、横浜国際交流協会の協力で、子どもたちとともに防災教室を開催できたことも大きな成果です。
| 参加アーティスト | 青山るり子、青山ふじ子、青山珠子、テン・ヴァン、来島友幸、ブラジル炭火焼肉ガウシャ、グルング・ラム・ラジャ、グルング・アンジュ、デニズ、南浦涼介、三橋順子、藤元明緒、キャンディ・H・ミルキー、柴原三貴子、升方周一郎、清水恵美、ビッグイシュー販売員イデちゃん、Art Lab Ova |
|---|---|
| 会期 | 7月1日~1月31日 |
| 会場 | 【中区】横浜パラダイス会館およびその周辺、ネパール料理店「ナマステ・ポカラ」、神奈川芸術劇場、シネマジャック&ベティ【保土ケ谷区】自然菜園あかね空 ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | 横浜下町パラダイスまつり実行委員会 |
| 共催 | Art Lab Ova、横浜シネマ・ジャック& ベティ、よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会 |
| 協力 | 若葉町町内会 |
| URL | http://downtownart.hama1.jp/ |
| yokohamawakaba@gmail.com | |
| SNS |
全国ミニシアター地域交流上映会 横浜×関西(中区)

『ハッピーアワー』濱口竜介監督と神戸元町映画館林未来支配人

関西3劇場支配人・館長トーク

『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』を口演する浪曲師玉川太福

渥美清と羽仁進、アフリカとの出会いを語る高崎俊夫
横浜シネマネットワーク実行委員会は横浜における映画の上映者や映画製作者の集まりです。今回は「喜劇役者 渥美清の三つの顔!!+浪曲」と「ミニシアター地域交流上映会」を行いました。
「喜劇役者 渥美清の三つの顔!!+浪曲」は横浜シネマリンにて開催しました。2021年は俳優・渥美清の没後25年にあたります。彼の意外と知られていない寅さん以外の出演作の中からソフト化もされておらず視聴困難な傑作『父子草』と『ブワナ・トシの歌』の2作を上映しました。また、寅さんシリーズから『男はつらいよ 純情篇』上映に加えて、横浜でも多く活躍する浪曲師玉川太福による『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』を上演しました。浪曲では上演中に観客が掛け声をかけるのが風習ですが、感染対策のため、代わりに掛け声の書いたカードを掲げてもらいました。そのことで歓声がなくても、少しでも場内に一体感を持つことができたと思います。
「ミニシアター地域交流上映会」では、地元の特色を活かしながら地域に根差した運営をしている関西の映画館との交流上映会を企画しました。京都・大阪・兵庫の3館のミニシアターがセレクトした映画の上映とトークをシネマ・ジャック&ベティで行いました。アートサイト事業外では、大阪にて横浜の映画の上映とトークも行いました。
今回の事業を通じて、それぞれのミニシアターの特徴やストーリーを再確認することができました。また関西との相互訪問を行うことで、映画館の運営の工夫やノウハウが共有され、今後の活動への大きなヒントを得ることができました。
また、事業開始時にはリサーチを行いました。その中で、2021年6月19日から7月9日にて横浜市内で上映された映画197本のうち111本がミニシアターで上映されていることがわかりました。ミニシアターの存在が横浜市内の映画の多様性に貢献していることが数字で示されたことはリサーチの一つの成果です。
| 参加アーティスト | 川瀬陽太、佐藤零郎、玉川太福、濱口竜介、湯浅政明 |
|---|---|
| 会期 | 9月18日~12月20日 |
| 会場 | 【中区】横浜シネマリン、シネマジャック&ベティ |
| 主催 | 横浜シネマネットワーク実行委員会 |
| 共催 | 一般社団法人コミュニティシネマセンター |
| 協力 | シネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、元町映画館 |
| 助成 | 文化庁「ARTS for the Future」 |
| yokohamacinemanetwork@gmail.com | |
| TEL | 090-9648-5837 |
| SNS |
まちなかギャラリー2021(中区)

「火曜の井戸端会議拡大版」の様子

「星☆星祭り」ペイントの様子

「ダンサーの時間」展示風景

「マスクの再逆襲~まいとしふえるおめんてん~」
「まちなかギャラリー」は、民間のアートセンターである劇場・若葉町ウォーフを、誰もが立ち寄れるギャラリーとして地 域に開く取り組みです。3年目を迎えた今年も地域の人たちの協力のもとで、4つの企画を実施することができました。
夏に行った一つ目の展示はライブペインターGERUTAMA による『星☆星祭り』です。これまでの展示とは違った作風で、新しい来場者が多くありました。展示中には、子どもを対象とした星ランタン製作のワークショップや、室井三紀・美炎による筑前琵琶と馬頭琴によるライブ「宮沢賢治の夜」を行いました。
次に、画家キム・ガウンによる50 メートルの1枚絵の立体展示「ダンサーの時間」を行いました。また、展示期間中に画家がこの作品を作る際に影響をうけた舞踊家竹屋啓子によるパフォーマンス「ダンサーの空間」も行いました。
秋には昨年同様に、地域の人たちにマスク(お面)の土台 500枚を配布し、装飾を施して貰ったオリジナルマスクを「マスクの再逆襲~まいとしふえるおめんてん~」として展示しました。
冬には、年間を通して隔週で行っている地域ミーティング「井戸端会議」を展示にした「まちのいどばた展」を行いました。「井戸端会議」は近隣の文化施設や団体などが集まり、この2週間であったことを話す緩やかな集まりです。目的をもったミーティングではなく、顔を合わせて話すこと自体に意味を感じています。この会議に参加してくれた文化施設や団体についての展示を行い、最後には「拡大版」として、これまでの参加者の多くが集まる場を設けました。
全体を通した来場者は目標の900名を超えて967名、地域の協力団体は目標であった7団体を大幅に超えて25団体となりました。また、展示の一部が近隣の店舗に飾られたり、イベントの一部を他の施設やイベントに出張させたりと、近隣の人たちに施設に来場してもらうのとは別の形で地域還元ができ始めたと感じています。
| 参加アーティスト | GERUTAMA、室井三紀、美炎、樊天谷、Gaeun Kim、竹屋啓子、島田健司 |
|---|---|
| 会期 | 7月1日~1月25日 |
| 会場 | 【中区】若葉町WHARF |
| 主催 | 一般社団法人横浜若葉町計画 |
| URL | https://wharf.site/ |
| info@wharf.site | |
| TEL | 045-315-6025 |
| SNS |
多文化共生に取り組むアートプログラム2021(西区)

象の鼻テラスにて、ワークショップの様子 Photo: Nanako Koyama

ファッション誌をアートする

秋のネイチャースカルプチャー

臨港パークのワークショップ
コロナ2年目となった2021年は、前年度に試行錯誤で土台を築いたオンラインのコンテンツにより注力し、コミュニティアート活動を強化した1年となりました。
今年は団体設立5年目という節目の年として、7月に象の鼻テラスで「リトル・アーティスト展」というタイトルで団体の5年間の活動を振り返る展示とワークショップイベントを開催しました。これまでワークショップに参加してくれた、親の文化とは異なる環境で育つサードカルチャーキッズたちの自由で表現豊かな作品や活動写真から、団体の地道な活動の軌跡を辿ることができる展示でした。また、海外につながる当事者以外の方にも作品や活動について説明することで、団体のこれまでの活動を私たち自身もあらためて認識する機会になりました。また、これから団体が向かうべき道を確認する指針にもなりました。
団体発足以降継続しているマンスリーワークショップは、昨年度はしばらくキャンセルもやむを得ない期間がありましたが、2021年度は屋外を活用したり、定数を半減しつつもコロナ予防対策をしっかりして毎月行うことができました。LITTLE ARTISTS LEAGUEお馴染みの臨港パークでのワークショップでは、ジャクソン・ポロックに着想を得たアクション・ペインティング、自然の材料を使って制作したネイチャー・スカルプチャーなど、屋外ならではのコンテンツを展開しました。オンラインの取り組みも、レクチャーシートや材料を事前に参加者に郵送するというアートキット付きのワークショップのフォーマットを定例化し、毎月参加してくれるリピーターもできました。
また、新しく本事業を知った人の声も多くあり、現在の活動範囲から、より外に開いていきたいという思いも強くなりました。今後の団体の方向性も検討しつつ、多文化共生にアートでアプローチするプログラムで教育との連携も視野に入れながら活動を継続していきたいと考えています。
| 参加アーティスト | 望月実音子、ルミコハーモニー |
|---|---|
| 会期 | 7月25日~1月30日 |
| 会場 | 【西区】臨港パーク【中区】象の鼻テラス、横浜市社会福祉センター ※そのほか、オンラインで開催 |
| 主催 | LITTLE ARTISTS LEAGUE |
| 協力 | 象の鼻テラス |
| 助成 | 心豊かな社会つくるこども教育財団 |
| URL | https://www.littleartistsleague.org/ |
| littleartistsleague@gmail.com |