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ヨコハマアートサイト2022

参加事業

参加事業

会社から地域へまるごとギャラリー2022(金沢区)

加藤崇「種」東海シヤリング展示

加藤崇「種」東海シヤリング展示

水田有紀「ちょっとひとやすみ」協和タイヤ商会展示

水田有紀「ちょっとひとやすみ」協和タイヤ商会展示

田中清隆「Sozaiozai」の肖像冲セキ展示

田中清隆「Sozaiozai」の肖像冲セキ展示

チラシ(回遊MAPチラシ)

チラシ(回遊MAPチラシ)

工場地域など数ケ所にアートワークの屋外展示を行う「会社から地域へまるごとギャラリー2022」は、今回で記念すべき10回目の開催となりました。今回のテーマは「Beyond next door」。地域を歩きながら作品を見つける楽しさを感じるのと同時に、地域社会の協働や住み続けられるまちづくりを見据えた展覧会として、活動の幅を広げてきました。

メインの野外展示では、金沢区福浦地区近隣の工場などの協力会社13社が持つ屋外スペースに、アーティストによる新作17作品を展示することができました。また、昨年と同様にコロナの影響を考慮して、展示作品をウェブサイト上で公開しました。アーティストの作品画像に加え、展示に協力した会社4社の担当の方々がどんな思いでこの企画に関わっているかをインタビューし掲載しました。

ウェブサイトでは、作品をめぐる回遊を促す方法の一つとして、3つの回遊コースを動画で紹介しました。あわせて展示会期中に「フォトコンテスト」を開催し、この地域へ足を運んで楽しんでもらえるようなチャレンジも行いました。

このほか、2013年以降に実施した企画の記憶・記録資料をまとめ、ウェブサイトで公開しました。作品の様子だけではなく、LINKAI横浜金沢の魅力が見えるような回遊MAPを作成し、並木団地を始めとした金沢区各地に広報を行いました。

回遊MAPの効果もあり、実際に現地でチラシを片手に作品を観覧する人たちに遭遇することが増えました。企画の認知度や知名度は少しずつ上がってきたと感じています。今後は、近隣工場との連絡を密にして開始当初の「会社まるごとギャラリー」から「地域まるごと」を目指し、アートワークの充実や地域との連携の可能性をさらに広げていきます。

金沢区の住宅地域と産業地域が知り合うきっかけをつくるために、集客方法の検討や、外部協力者のサポートなども検討していきます。

参加アーティスト いぐちなほ、石田美穂、加藤崇、コントオル、田中清隆、巾崎知佳、布施新吾、水田有紀、天野浩子、阿部祥子、金子洋一
会期 10月29日〜12月31日
会場 【金沢区】幸浦・産業振興センター・福浦・市大医学部前、各駅(横浜シーサイドライン)界隈
主催 アーティストネットワーク+コンパス
後援 横浜市金沢区役所
協賛 山陽印刷株式会社
協力 株式会社冲セキ、関東プリンテック株式会社、株式会社共立紙器製作所、有限会社協和タイヤ商会、山陽印刷株式会社、有限会社竹内紙器製作所、株式会社坪倉興業、鶴見金網株式会社、東海シヤリング株式会社、株式会社メルヘン、株式会社柳川タイヤ、株式会社山装、株式会社ヨコハマ機工
URL http://www.anc3434.com/
E-mail info@anc3434.com
TEL 045-785-3434
SNS

OUTBACKアクターズスクール(神奈川区、中区)

本番終了後の集合写真

本番終了後の集合写真

えっちゃん(舞台「漂流アイランド」より)

えっちゃん(舞台「漂流アイランド」より)

トモキチとあやみちゃん(舞台「漂流アイランド」より)

トモキチとあやみちゃん(舞台「漂流アイランド」より)

「漂流アイランド」練習風景

「漂流アイランド」練習風景

メンタルヘルスに不調を抱えている人たちが、自分たちの経験、言葉をもとにオリジナルの演劇作品づくりに挑みました。7月から開始したワークショップでは、精神疾患・障害当事者20人が参加しました。演劇の専門家を招いたレッスン、ワークなどを行うと同時に、自らの病気の経験などを語る場を用意し、互いの経験に耳を傾けあいながら創作活動を行いました。

今回は「旅」をテーマに設定。出演する障害当事者の実体験の語りを踏まえつつ、フィクションの物語として創作しました。横 浜市内の精神科 病院の入院患者に詩を創作してもらい、参加者と音楽家がつくった劇中歌は演劇作品の中に組み込みました。

参加者20人は本番まで大きく体調を崩す人もおらず、むしろ自身の役割を理解し、受け入れ、本番直前の集中力を要するリハーサルでも全力で取り組んでいました。本番終了後の振り返りでは、達成感を得られたとても良い表情を見せていました。客席はほぼ満席状態。出演者の家族、知人、支援者などを中心に演劇公演を楽しんでもえたように思います。観 客からは、精神障害の人たちの経験にとても親近感を感じられた、励まされた、自分(障害当事者)もやってみたいなどといった声を聞くことができました。

ワークショップの過程と公演までの様子は、映像作品におさめました。精神疾患・障害当事者のいきいきとした姿がシンプルに伝わる作品になっています。1月の試写会を機にブラッシュアアップし、公開の場をつくっていきます。

今回の演劇活動に参加した経験によって自信を得た参加者の1人は、4月からの就職先が決まったと喜ばしい報告も聞かせてくれています。

今後の展開を考えるうえでは、資金調達や練習場所の確保に加えて、精神疾患・障害当事者への広報や、活動参加の呼びかけが重要になります。差別や偏見などさまざまな理由で表現できなかった思いを、演劇を通じて社会に発信することを続けていきます。

参加アーティスト 前原麻希、加藤啓、オノマリコ、西井夕紀子
会期 7月8日〜1月29日
会場 【神奈川区】反町地域ケアプラザ【中区】あかいくつ劇場、横浜シネマリン
主催 OUTBACK
協力 神奈川精神医療人権センター
助成 神奈川県マグカル展開促進補助金
URL https://outback-jp.com/
E-mail outback.info.2021@gmail.com

「路上の身体祭典H!」中区プロジェクト(中区)

桜木町駅前パフォーマンス photo:岡本千尋

桜木町駅前パフォーマンス photo:岡本千尋

寿町パフォーマンス photo:荻原楽太郎

寿町パフォーマンス photo:荻原楽太郎

横浜市役所パフォーマンス photo:岡本千尋

横浜市役所パフォーマンス photo:岡本千尋

横浜市役所パフォーマンス 共演者・西原尚氏と新人Hソケリッサ!メンバー photo:岡本千尋

横浜市役所パフォーマンス 共演者・西原尚氏と新人Hソケリッサ!メンバー photo:岡本千尋

任意団体アオキカクは路上生活経験者で構成されたダンスグループ「新人Hソケリッサ!」のプロジェクトとしてダンスのパフォーマンス公演、ワークショップ、トークなどを実施しました。公共空間において無料開催することで、生活が困窮している人や、さまざまな背景により劇場に足を運べない人がダンスに触れる機会となることを目指しました。

今回は3会場でパフォーマンスを行いましたが同じ作品でも全く違った体験を生みました。横浜市役所アトリウムは私たちの活動を紹介するドキュメンタリー映画の上映とトークを行い、過去最多の観客動員数となりました。寿町での公演ではすでにあるコミュニティの中で、外部から来た私たちがどのようにアプローチすべきか慎重に考えながら活動を進めました。横浜市ことぶき協働スペース、横浜市寿町健康福祉交流協会の協力のもと、近隣の住民も遠巻きながらダンスを鑑賞する様子が見られたことはうれしい成果でした。最終公演となった桜木町駅前広場での上演では、通行人が多く、海外からの観光客、仕事帰りのサラリーマンなどさまざまな人が見られました。この場所で私たちがパフォーマンスを行うことは観客に強い印象を与えたのではないかと思います。

横浜市寿町健康福祉交流センターではダンスのワークショップを7月から1月にかけて7回開催しました。今回はワークショップ参加者が公演に出演するまでには至りませんでしたが、地域住民の方たちに私たちの踊りを見ていただけたことは、大きな一歩となりました。また今回の活動を経て、横浜市寿町健康福祉交流センターにて月1~2回のペースでワークショップを開催できることになりました。これからも参加者の意志や自発性を尊重し、時間をかけて活動を浸透させていく姿勢を大切に活動を続けたいと思っています。

今後は引き続き資金源の模索を行うとともに開催費用の変動に合わせて柔軟に事業を継続・進展させていくことが必要だと考えています。

参加アーティスト 新人Hソケリッサ!(平川収一郎、伊藤春夫、渡邉芳治、山下幸治、西篤近、浜岡哲平、アオキ裕キ)、西原尚、田口ランディ
会期 7月1日~1月31日
会場 【中区】横浜市寿町健康福祉交流センター、横浜市役所アトリウム、桜木町駅前広場
主催 任意団体アオキカク
後援 横浜市文化観光局、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、ヨコハマ経済新聞、LOCAL GOOD YOKOHAMA
協力 横浜市ことぶき協働スペース、認定NPO法人ビッグイシュー基金、公益財団法人横浜市寿町健康福祉交流協会(寿町公演のみ)
助成 公益財団法人セゾン文化財団、神奈川県マグカル展開促進補助金
URL https://sokerissa.net/
E-mail aokikaku2021@gmail.com
SNS

~芸術による地域の居場所づくりの事業~おとなとこどものための芸術教室(中区)

ヴァイオリンに触れてみよう!

ヴァイオリンに触れてみよう!

フラワーアート体験

フラワーアート体験

秋に大切なあの人へ絵葉書を送ろう!

秋に大切なあの人へ絵葉書を送ろう!

爽やかな朝のバレエ体験!

爽やかな朝のバレエ体験!

私たちは中区・麦田町で、地域住民が気軽に芸術を楽しめて交流を深められる居場所を目指し「麦田芸術大学」を開催しています。昨年度はヒアリングとプレ体験教室を行い、今年度はそのリサーチ結果をもとに本格的に活動をスタートさせ7~12月にかけて計6回イベントを開催しました。フラワーアート教室や絵葉書といった美術体験、体を動かすバレエや盆踊り、チェンバロやヴァイオリンの演奏体験など幅広い内容を取り組みました。参加者からはイベントを通して初めて出会った人と話せて楽しかった、実物の楽器に触れられて嬉しかったといった声が寄せられました。

コロナ禍の影響により、当日のキャンセルが多くあった回もありましたが、全 体としては昨年度より多くの方が参加してくださり、無事全6回を終えることができました。

参加者は未就学児や小学生が保護者とともに参加するケースが最も多く、次に多いのが60代以上の方たちの参加です。また、アンケートの結果から、地域に交流の場やイベントが求められていることもわかり、この事業の需要があることもみえてきました。

実際に年齢の違う子どもたちが講座内で友だちになったり、シニアも含めた異世代交流が見られ、少しずつこのイベントを通して地域交流が生まれていることを実感しています。これからも活動を継続して行うことにより、芸術を通した交流がさらに生まれることを期待しています。

次年度はより地域に根ざした活動になることを目標に掲げ、地域に住むアーティストの発掘を率先して進める予定です。また、参加者同士のコミュニティづくりのためにも、単発で終わってしまうのではなく連続性のある内容に挑戦したいです。継続にあたっての課題は資 金調達の仕組みづくりです。次年度は参加費の見直しと参加者増加を図ります。また広報の際に講師であるアーティストの紹介や、講座内容がわかる動画をアップすることも検討しています。

参加アーティスト 冨山翔太、C ュタツヤ、青木智哉、若狭英雄、水沼洋華、高橋結希、西村麻里、市川友佳子、大久保初音
会期 7月1日~1月31日
会場 【中区】麦田地域ケアプラザ
主催 認定NPO法人あっちこっち
共催 麦田地域ケアプラザ、麦田町発展会
URL https://www.acchicocchi.com
E-mail info@acchicocchi.com
TEL 090-1261-1308

カドベヤ・オープンDAY――つどおう・かたろう・つながろう(中区)

プラ板でアクセサリーを作ろう

プラ板でアクセサリーを作ろう

カドベヤの創作紙芝居の夕べ

カドベヤの創作紙芝居の夕べ

恒例カドベヤの書初め 2023

恒例カドベヤの書初め 2023

野菜いっぱいのカドベヤの食卓

野菜いっぱいのカドベヤの食卓

心と体を動かす表現のワークショップと、温かな「夕めし」で過ごす毎週火曜日の居場所の運営活動は12年目に入りました。今年は、実践と話し合いによる新たな居場所の役割が見えてきた実感があります。

今年の目標の一つは、ポスト・パンデミックのコミュニティのあり方を参加者とともに考察することでした。特に注目したのは、居場所が大切にする創造的な「食」です。生きにくさを感じている参加者たちを農作業を通して支援する「虹色畑クラブ」の活動と連携しながら、つくったものをそのままカドベヤでも利用するという新たな消費のコネクションを見出し、作り手と使い手をつなぐ方法を模索しました。現在、2団体でNPOの創設に向けて準備をしています。

また昨年に引き続き、コミュニティダンスのワークショップを行い、社会問題を異なる世代と考える場を設けました。テーマを「さかのぼる」として、パンデミック、BLM運動、格差の問題を文学作品の読み解きに基づいて、身体的な動きで表現しました。このほかに居場所をテーマとした研究会「創造力とコミュニティ」を開催しました。今年は学生を中心に参加者が倍増し、若い世代の課題意識が明らかになりました。

今年は参加者の間でも感染者が出ましたが、居場所は感染源とはならず、クラスターの発生にもつながりませんでした。同時に、常連参加者の協力により感染者支援のため連絡を取りあうことで、遠隔でも見守りの場所として機能することが確認できました。

こうしたなかでも、居場所の活動は換気や清掃を通した予防を意識しながら継続しました。これはワークショップによる連帯感の共有、食べることを通した体力維持、見守りの重要性を意識したためです。

残念ながら感染症の拡大は完全な終焉を迎えてはいませんが、今年度の活動を振り返りながら、居場所運営を継続する際に必要なリスクマネジメントのあり方を確立していくこともポスト・パンデミックの課題です。

参加アーティスト 赤津正人、遠藤順子、寒川明香、瀬野美佐、早田千晴、たちつて☆トミー、手塚千鶴子、徳永彰、松元康太、花見静、花崎杜季女、外園佳代
会期 7月5日〜1月31日
会場 【中区】居場所「カドベヤ」、横浜市寿町健康福祉交流センター
主催 居場所「カドベヤで過ごす火曜日」運営委員会
後援 慶應義塾大学教養研究センター
協力 コトラボ合同会社、一般社団法人「地唄舞普及協会」、The Dance Times、認定NPO法人あっちこっち
助成 慶應義塾大学教養研究センター部門内調整費
URL https://ameblo.jp/kadobeya2010
E-mail chacky@keio.jp
TEL 090-4722-8001

weTREES TSURUMI プロジェクト 2022(鶴見区)

Connecting Dots in Tsurumi まちなか展示を終えて

Connecting Dots in Tsurumi まちなか展示を終えて

so+baのアレックス・ソンダーレッガーによる小学校訪問ワークショップ

so+baのアレックス・ソンダーレッガーによる小学校訪問ワークショップ

フェスティバル、靴郞堂本店「ガムテープのズック屋さんin 鶴見」

フェスティバル、靴郞堂本店「ガムテープのズック屋さんin 鶴見」

フェスティバル、 原倫太郎「アートな卓球大会『 weTREES ピンポン!』」

フェスティバル、原倫太郎「アートな卓球大会『 weTREES ピンポン!』」

WeTT実行委員会では、2019年より、地域の住人とアーティストが一緒に取り組む創造的なまちづくりの検討を開始し、2021年、コロナ禍の影響を受けながらも第1回となるアートフェスティバルを行いました。今年度はその成果を踏まえ、小野町通り共栄会、小野第4公園、小野弁財天神社一帯において、第2回フェスティバルを実施し、およそ1,000人の動員を果たしました。秋晴れの好天のもと、アートワークショップも大勢の参加を得られ、飲食の出店もにぎわいました。アンケート結果を見ても継続を望む声が多く、活動の集大成であるフェスティバルの役割は達成できたと考えます。

昨年に続き「Connecting Dots in Tsurumi」を実施しました。これは地域のみなさんのメッセージが書かれたピンクのドットのシールがまちを彩るプロジェクトです。商店街の方に声をかけてもらうことも多く、定着しつつあると感じています。また昨年同様に地元の小学校2校にてシールづくりワークショップを実施しました。

まちづくり事例勉強会は3回シリーズで、各分野の講師を招いて実施しました。毎回、興味深い内容となり、好評でした。

鶴見小野編集部では「鶴見小野編集部通信」を発行しました。地域の方への取材を中心に構成した記事は地域の魅力発信、そしてWeTTの活動を地域の人に知ってもらうためのツールとなっています。

団体としては設立当初から目標だった拠点づくりもかたちになり、飲食店とギャラリーを併設した「ono point」をオープンしました。アーティストが滞在し、地元の方々と交流できるまちの拠点として運営していく予定です。

2回のフェスティバルに加え、勉強会などの新たなプログラムも実施できたのは成果です。今後は一過性のまちのお祭りで終わらせるのではなく、まちのシンボルとして活動を継続していくことを目指します。また地元企業の方に協賛のメリットをもっと感じていただける仕組みづくり、事業の中での資金確保が課題です。

参加アーティスト so+ba、原倫太郎、靴郞堂本店、WERC、ヤンデルク・ディーケマ、クレリア・ゼルニック
会期 7月4日〜10月29日
会場 【鶴見区】下野谷小学校、汐入小学校、小野第2自治会館、小野町通り共栄会、小野第4公園、小野弁財天神社、ほか小野町一帯
主催 WeTT実行委員会
共催 小野町地区自治連合会、小野町通り共栄会
後援 鶴見区役所、横浜小売酒販組合鶴見支部
協賛 小野町通り共栄会有志、ナイス株式会社、ナイスコミュニティー株式会社、横浜市医師会聖灯看護専門学校、横浜小売酒販組合鶴見支部、川崎鶴見臨港バス株式会社、トヨタモビリティ神奈川、JFEエンジニアリング株式会社、AGC株式会社、東亞合成株式会社、カリモク家具株式会社、東京ガス横浜中央エネルギー株式会社、プリンス電機株式会社、TANAKA VALUE PLUS TRADING INC.、横浜鶴見リハビリテーション病院、日本理化学工業株式会社、シャトー ミニュティー、株式会社伊藤園
協力 横浜市立下野谷小学校、横浜市立汐入小学校、横浜市立寛政中学校、横浜市立潮田中学校、横浜市立サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校、横浜東部地区連合・横浜労福協東部支部、横浜市潮田地区センター、潮田地域ケアプラザ、横浜市国際学生会館、鶴見国際交流ラウンジ、株式会社タウンニュース社、YOUテレビ株式会社、株式会社テレビ神奈川、自衛隊神奈川地方協力本部、鶴見消防団、資源循環局鶴見事務所、株式会社中川ケミカル、京浜急行電鉄株式会社
URL https://www.wetrees.net/
E-mail ts-info@wetrees.net
SNS

EduArt:グローバルシティズンシップ プログラム(神奈川区)

ガーナ出身特別講師、横浜朝鮮初級校「SDGsquares」photo:Sam Spicer

ガーナ出身特別講師、横浜朝鮮初級校「SDGsquares」photo:Sam Spicer

世界の手触り、横浜朝鮮初級学校「SDGsquares」Photo: Sam Spicer

世界の手触り、横浜朝鮮初級学校「SDGsquares」Photo: Sam Spicer

SDGs#1 お金持ちはまだ遠い、横浜朝鮮初級学校「SDGsquares」Photo: Sam Spicer

SDGs#1 お金持ちはまだ遠い、横浜朝鮮初級学校「SDGsquares」Photo: Sam Spicer

Wonderworld Collage at the 7artscafe

Wonderworld Collage at the 7artscafe

EduArtは2022年春に団体を創立しました。今年は団体のメインの活動である小学校 連携プロジェクト「SDGsquares」をかたちにし、たくさんの子どもたちに届けることができました。また、インターナショナルギャラリーカフェ「7artscafe」にて世界について知るアートワークショップを展開しました。

「SDGsquares」はアートを通してSDGsについて考えるプロジェクトです。SDGsの17項目から取り組みたいものを一つ選択し、その項目のテーマカラーの18×18cmの正方形の紙の上で課題を自由に表現する取り組みです。このほか横浜国立大学国際経済学部、ガーナ出身の大学院生によるレクチャーも行いました。

参加した生徒からはSDGsは自分とは遠いところにあると感じていたが身近に感じられるようになったなどの声が届きました、担任の先生や校長先生からも「テーマについて自分自身と対話しながら作品をつくりあげていた」「実施以来、図画工作の学習活動でも生き生きと表現する姿が見られるようになった」と高い評価を受けました。

7artscafeで行ってきた通年プログラムを通して、横浜在住のミックスルーツコミュニティーの間でも認知度を上げられました。スタッフの長年のノウハウを生かしたアートワークショップにリピーターも増えています。

本事業外では「SDGsquares」でできた生徒たちの作品を玉川髙島屋にて展示をすることも実現し、実りの多い初年度になりました。来年度は中学年、低学年バージョンのプログラムも作成し、さらに多くの学校にプログラムを届けることを目標に活動を継続していきます。

団体としては1年かけて準備を進めてきたNPO法人の設立も3月末にようやく認証される予定です。また持続可能なNPO法人の運営のため保育園でのアートプログラムを開発し、スタッフも安定的に働ける仕組みをつくりました。

参加アーティスト 望月実音子、野村麻友、風間理紗、佐藤里映、Abdul Muhaimin Fuseini、Akosua Otubea Berkoh、Sam Spicer、朴 明蘭、杉森永徳
会期 7月16日〜 1月22日
会場 【中区】7artscafe【神奈川区】横浜朝鮮初級学校、横浜市立青木小学校【港北区】横浜市立太尾小学校【西区】横浜市立西前小学校
主催 EduArt
共催 7artscafe
協力 横浜市立青木小学校、横浜朝鮮初級学校、横浜市立西前小学校、横浜市立太尾小学校、杉森映徳
URL https://www.eduart.jp
E-mail info@eduart.jp
SNS

大岡川アートプロジェクト「光のぷろむなぁど2022」(南区)

会場に飾られたキャンドル

会場に飾られたキャンドル

ピノキオアートスタジオの作品

ピノキオアートスタジオの作品

飲食物を販売したキッチンカー

飲食物を販売したキッチンカー

親水広場を使ったコンサート

親水広場を使ったコンサート

南区・蒔田公園を会場に、光のアート作品展示「光のぷろむなぁど2022」を中心に展開する企画です。昨年に続き「防災」をテーマにした開催としました。

例年2日開催してきたイベントの初日を「前夜祭」として内容に差を付けることで、イベントに集中できるよう工夫しました。展示作品は、テーマ性のあるものや、場所を活かした立体的なものが増えました。個々の作品のクオリティも上がってきています。一方で主催者展示のペットボトルキャンドルはボリュームが不足していたとの声もありました。テーマを持った作品の展示とともに、見た人にとってわかりやすい印象を与える作品があっても良いという感想もありました。

作品展示では、これまで続けてきた小学校の総合学習の成果発表の場となったほか、地元のアート教室が初参加したことが特筆されます。本企画の存在を知って参加を申し込んだとのことで、これまで活動を継続してきた成果の一つだと考えています。

イベントの柱の一つである「食」は、これまでの屋台形式から、キッチンカーによる出店へと変更しました。出店者に手続きなどの運営部分を担ってもらったことで、実行委員会側の負担が軽減されました。提供されたメニューはバラエティに富み、ほとんどが売り切れるなど好評でした。

また、本展を前にした10月に開催した「あおぞら防災カフェ」では、防災に関する講演に加え、参加者が災害時の行動を考えるワークショップを行いました。最低限の小さな防災グッズを用意しておくといいといった日常に取り入れやすい防災の知恵を学ぶことができました。

今年は、子育てサロンでのミニ講座や蒔田地区の防災訓練でのカフェなど、活動場所を広げることにもチャレンジしました。アートの文脈だけでは接触しづらかった世代とも関係を持つことができ、防災活動の第一歩にもつなげることができました。

参加アーティスト aburabito、ふじたおさむ
会期 10月23日~12月11日
会場 【南区】蒔田公園、フォーラム南太田
主催 大岡川アートプロジェクト実行委員会
協賛 南区連合町内会長連絡協議会、公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会横浜南部支部、株式会社平岡電機工事、三徳エステート株式会社、蒔田連合子ども会、株式会社清光社など
協力 横浜市吉野町市民プラザ、フォーラム南太田、横浜市立日枝小学校、横浜市立大岡小学校、横浜市立蒔田中学校、横浜市立共進中学校、南消防署、南消防団、南区さくらボランティアの会、蒔田連合町内会、お三の宮地区連合町内会、太田地区町内連合会、太田東部連合町内会、寿東部連合町内会、中村地区連合町内会、堀ノ内睦町連合町内会、井土ヶ谷地区連合町内会ほか
URL http://ohokagawaart.blog45.fc2.com/
E-mail ohokagawaart.koho@gmail.com
SNS

企画伴走プロジェクト(スプラウト)(泉区)

12/4 音楽とみんなとサンデー活動風景

12/4 音楽とみんなとサンデー活動風景

12/23 ライヤーでクリスマス(演奏風景)

12/23 ライヤーでクリスマス(演奏風景)

1/9 演劇ワークショップ1(グループごとにシーンに合わせた動きを考える)

1/9 演劇ワークショップ1(グループごとにシーンに合わせた動きを考える)

1/7 鍵盤ハーモニカのワークショップ(ティータイム)

1/7 鍵盤ハーモニカのワークショップ(ティータイム)

おとむすびは今年度「企画伴走プロジェクト スプラウト」を行いました。これまで、地域の人からイベントを企画したいけれどハードルが 高く開催に踏み切れないという相談を受けていました。そこで、公募で集まった企画に、おとむすびが準備から当日までサポートする本事業を開始しました。開催のプロセスを通して発案者を含めた人の輪が広がること、地域の活動の担い手の育成を目指しています。

募集は先着順とし、募集枠の4企画は早い段階で埋まりました。スタッフが企画者に対して、どんなイベントにしたいのかをじっくりとヒアリングしていったことで、始めは少し遠 慮ぎみだった企画者が 積極的になる様子が見て取れました。また自分の企画に自信をつけ、広報も積極的に行えるようになり、ほかの地域のコミュニティにまで活動を広げる方もいました。

集まった企画は鍵盤ハーモニカの魅力を再発見する企画や支援の必要な青年向けの音楽ワークショップ、趣味で続けていた弦楽器・ライヤーによるクリスマスコンサート、本の世界を演じる親子向け演劇ワークショップでした。4企画ともに企画者の意図は達成されたと感じています。この企画を契機にイベントを継続して開催するようになった人や、地域のほかの拠点とのつながりに発展させた人もいました。地域活動に「プレーヤーとして参画する」足がかりとして、一定の成果が見られたのではないかと考えています。

企画の募集時期や形態に課題が残ります。企画が決まるまではサポートの必要度や経費がわからず、活動全体の収支やスケジュールがわからないという難かしさがありました。また、今年度は先着順としましたが今後、応募者が増えた場合には抽選や選考も必要だと見られます。資金の調達も目下の課題です。今回は企画者から入場料を下げたいという要望もありましたが、今後はどのように資金を集めるかも含めて企画者と共に考えたいです。

会期 12月4日〜1月9日
会場 【泉区】音楽スペースおとむすび
主催 音楽スペースおとむすび
URL https://www.otomusubi-yokohama.com/
E-mail otomusubiyokohama@gmail.com
TEL 070-4343-6698
SNS

金沢区民参加ステージ2022(金沢区)

公演本番、エンディング曲を全員で合唱

公演本番、エンディング曲を全員で合唱

幼い蒲殿と亀の出会いのシーン

幼い蒲殿と亀の出会いのシーン

演劇ワークショップの様子1

演劇ワークショップの様子1

演劇ワークショップの様子2

演劇ワークショップの様子2

金沢区舞台芸術サークル「潮の音」は、2009年より1年に一度、金沢の民話を題材にした演劇、そして和楽器や舞踊の発表の場を開いています。出演者は公募で集め、金沢区の生涯学習制度で集まった「まちの先生」が中心となって活動しています。今年も小さな子どもからシニアまで幅広い参加者が一体となって一つの舞台をつくり、秋には金沢公会堂にて「金沢区民参加ステージ2022」を開催しました。

今回の演目は「蒲と亀」です。蒲殿と呼ばれた源範頼とその妻・亀の物語を演じました。身近にある金沢区という場所の歴史を知り、新たな発見を得られる内容となりました。昨年度はコロナ禍により観客が激減しましたが、今年度は少しずつ客足が戻ってきています。

稽古に入る前に金沢区のまちを歩きながら歴史を学ぶ歴史散策の開催を予定していましたが、今回はコロナの状況が悪く開催を見合わせました。来年度こそ再開させようと、早い段階から計画を進めています。

子どもの出演者の参加は例年に比べると少なく、工夫が必要だと感じています。今年度の試みとしては、稽古に参加できない子どもたちのために、毎回の稽古風景をメールで送り、状況の共有をしました。そのため稽古についていけないという状況を回避でき、効率よく進行できました。本番の舞台でも稽古の成果が出ていたと感じています。

スタッフの高齢化は課題です。体調不良や家族の介護を抱える人も増えています。今後は参加者の保護者にも積極的に声をかけるなど、若いスタッフの参加を増やす工夫が必要だと考えています。また、新しいアーティストの発掘も検討しています。

団体としては区内の学校の先生にアプローチすることを視野に入れています。郷土の民話に関心を持つことで、自分の住む地域の魅力を知ること、大人の中に交じって一つの舞台をつくりあげていくことの魅力を伝えたいです。

参加アーティスト 「筝曲・三絃」滝澤右弥子、「尺八」足立準之助、「吟詠」「水墨」北川龍夫、「三線」水谷亮介、「絵画・陶芸」飯村さち子、「日本舞踊」坂東幸美都、「日本舞踊」坂東加代寿、「琉球舞踊」芦垣緋鶴
会期 7月3日〜9月4日
会場 【金沢区】横浜市柳町ケアプラザ、横浜市金沢公会堂
主催 金沢区舞台芸術サークル「潮の音」
後援 横浜市金沢区役所
URL https://shionone.jimdofree.com/
E-mail taki_yumiko@jcom.zaq.ne.jp
TEL 045-783-6484

第22回手づくり紙芝居コンクール(西区)

展示会場で、作者にメッセージを送る

展示会場で、作者にメッセージを送る

作家のアドバイスコーナー

作家のアドバイスコーナー

共感を呼んだ車イス当事者による実演

共感を呼んだ車イス当事者による実演

南図書館で紙芝居ライブが復活

南図書館で紙芝居ライブが復活

22回目となった「手づくり紙芝居コンクール」は、待望の実演審査 会が対面で再会されました。コンクールには幼児から高齢者まで共同制作者を含め347名から応募があり、盛況となりました。実演の楽しさが実感できる機会も設け、コロナ禍の中で限定されてきた人とのふれあいや交流を、紙芝居を通じて体験してもらうことができたのが大きな成果です。

コンクールでは障害者の日常を描いた作品が入賞し、実演審査のために作者が車いすで来場しました。リアルでの実演を実現させるために、乗り越えねばならない課題は多くありましたが、作者自身による生の実演には圧倒的な力がありました。これを一例として、期間中は紙芝居の素晴らしさを認識したという声が多く寄せられ、対面でのコンクールの開催によって紙芝居の可能性を周知できたと考えています。

今年は、横浜市内の小学校からの応募が増えました。夏休み前に市内の全小・中学校に配布してきた応募要項に紙芝居づくりのレジュメを掲載したこともあり、内容もユニークな作品が多くありました。

また、オンラインを駆使した前年度までの経験をいかして作家によるアドバイスコーナー「オンライン紙芝居クリニック」を継続開催し、遠方などで来場できなかった応募者も参加が叶いました。コンクールを紹介する動画をYouTubeで発信したことで、幅広い層への周知ができました。

手軽にアクセスできるオンラインでの取り組みは重要ですが、すべて手づくりであり人の声で伝える手作り紙芝居のアナログな文化は、急速に進むデジタル文化の対極にあります。すぐに拡散していくことはありません。だからこそ、幼児から高齢者までが一体となって楽しめる貴重な文化である紙芝居にしかできないことがあると感じています。

団体の立ち上げから23年が経過しました。安定した財源の確保や、企画運営を担う新しいメンバーを発掘していくことが今後の課題です。

参加アーティスト 長野ヒデ子、やべみつのり、ときわひろみ、宮﨑二美枝、山本祐司
会期 7月7日~1月21日
会場 【西区】神奈川県立青少年センター、横浜市西区福祉保健活動拠点【南区】横浜市南図書館※そのほか、配信やオンライン上で開催
主催 紙芝居文化推進協議会
共催 神奈川県立青少年センター
後援 神奈川県図書館協会、神奈川新聞社、子どもの文化研究所、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、横須賀市教育委員会、横浜市文化観光局
協賛 京浜急行電鉄株式会社、ぺんてる株式会社
URL https://kamibunkyo.jimdofree.com/
E-mail kamibunkyo@gmail.com
TEL 080-5504-6168

黄金町BASE(中区)

黄金町BASE 高校生たちが室内を利用している様子

黄金町BASE 高校生たちが室内を利用している様子

黄金町BASEの様子

黄金町BASEの様子

黄金町BASEで生まれた作品

黄金町BASEで生まれた作品

アダプター実施風景 アダプターへ作品を渡す様子 Photo: 林淳一郎

アダプター実施風景 アダプターへ作品を渡す様子 Photo: 林淳一郎

黄金町エリアで、地域の子どもたちに開かれたものづくりの場「黄金町BASE」を運営しています。ここでは地域のアーティストたちから集めた廃材と道具を使って、自由にものをつくることができます。昨年度から、作品をもらってくれる人を「アダプター」として募集し、作品が地域で循環することや、活動の発信につなげることを目指しています。

昨年度はコロナ禍による家庭の判断で参加を控えるケースも多くありましたが、今年度は感染者数が減少し規制も緩和されたことで、参加者数が戻りつつあります。常連メンバーに加えて、初めてBASEに参加する子どもも増えています。また黄金町BASE開始の当初から参加していた子どもたちが、中学生・高校生となった今でもよく顔を出してくれるのは大きな財産だと感じています。

基本的には隔週で開催していますが、子どもたちからの希望があり、開催日を増やした月もありました。また昨年度に2階スペースの整備ができたため、かいだん広場が使えない日や雨の日にも、屋内で過ごすことができるようになり、より多くの子どもたちを受け入れることができています。

「アダプター」企画では今年は地 域の方を中心に募る方針とし、結果的に4人のアダプターに作品を届けることができました。アダプターには自分の感性で作品を選んでもらうとともに、私たちからは作品にまつわるストーリーを伝えることで、作品を大切にしたい気持ちが深まるよう工夫をしました。また、記録映像を撮影し、企画の展開に向けた紹介動画を作成しました。今後アダプターの募集規模をどのように広げていくかは引き続き検討していきます。

次年度はコロナ禍で中止していた他地域での活動「出張BASE」の再開も検討しています。

課題は運営面での人手不足です。過去の参加者たちに協力をお願いできたらと考えていますが、打開策が見つからない状況が続いています。

参加アーティスト 山田裕介、杉山孝貴
会期 7月1日~1月27日
会場 【中区】1の1スタジオ、かいだん広場
主催 黄金町BASE
協力 NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター
URL https://www.koganechobase.com/
E-mail koganechobase@gmail.com

ことぶき「てがみ」プロジェクト(中区)

「焼かれた魚」上演の様子

「焼かれた魚」上演の様子

山田裕介による舞台美術

山田裕介による舞台美術

「焼かれた魚」上演の様子

「焼かれた魚」上演の様子

上演後の集合写真

上演後の集合写真

このプロジェクトは、横浜の寿町にあることぶき診療所のデイケアに通うメンバーとともに「てがみ」を書くことを軸とした演劇ワークショップと上演を行う活動です。今年は小熊秀雄の童話「焼かれた魚」を参加者の体験とリンクさせた作品を上演しました。

また、上演作品だけでなく活動自体に興味を持ってもらうため、新たに「てがみ」ワークショップの一般向けの企画を始めました。このことで支援者が増えることも期待しています。今回は参加者のほとんどが演劇関係者や福祉関係者でした。試験的な実施だったため広報はあまり行わなかったのですが、定員いっぱいの参加となりました。過去作映像の上映や、てがみを書くワークショップのほか、簡易宿泊所のスタッフの協力により、宿泊所のお部屋や寿生活館などの見学もできました 。参加者からは寿町を「生活者のまち」として捉え直すことができたという声が届きました。また、ワークショップの参加者から本公演のスタッフになってくれる方もいました。スタッフ不足が課題になっていたため、これはうれしい成果です。

デイケアメンバーを中心に行った「焼かれた魚」のワークショップでは作品に共感する人も多く、参加者が自身の過去を振り返る機会となりました。ふだんは思い出を語ったり、意見を言うことが苦手な方が多いなか、お互いを信頼して対話し、ときに支え合いながら上演までたどり着くことができました。また、美術には黄金町で活動するアーティスト、山田裕介も参加しました。

作品は対面での実施に加え、オンラインでの動画公開、報告冊子の作成も行いましたが、実施したアンケートからも大変好評であったことがわかりました。

引き続き、資金調達は課題となっています。地域の特性もあり、助成金以外の資金源を見つけることが難かしい状況です。寿町にある各施設の協力も得ながら、ワークショップの方向性を模索していきたいと考えています。

参加アーティスト 花崎攝、松尾慧、福宿真理、豊田一也、山田裕介
会期 7月23日~1月31日
会場 【中区】横浜市寿町健康交流センター、ことぶき共同診療所デイケア※そのほか、オンライン上で開催
主催 ことぶき「てがみ」プロジェクト実行委員会
協力 医療法人ことぶき共同診療所、WAKABACHOWHARF(若葉町ウォーフ)、横浜市寿町健康福祉交流センター
E-mail tegamiproject@yahoo.co.jp

egaoフェスティバルvol.10(栄区)

田谷洞窟の里山の栗林の栗の葉を使った染色ワークショップ

田谷洞窟の里山の栗林の栗の葉を使った染色ワークショップ

ダンス、弾き語り、和太鼓、落語などで大きく盛り上がるパフォーマンスステージ「egao magic in hongoudai」

ダンス、弾き語り、和太鼓、落語などで大きく盛り上がるパフォーマンスステージ「egao magic in hongoudai」

10周年記念モニュメント(リリス)福祉事業所とアーティストのコラボで完成

10周年記念モニュメント(リリス)福祉事業所とアーティストのコラボで完成

「egao magic in lilis」会場の様子

「egao magic in lilis」会場の様子

egaoフェスティバルは今回で10回目となりました。今年は魔法をテーマとして「egao magic in hongoudai」と題した本郷台駅前でのフェスティバルと、栄区民文化センターリリスでのアート作品展とワークショップのイベント「egao magic in lilis」を実施しました。アートの力で地域を盛り上げ、暮らしやすいまちにしようとプロジェクトを続けてきましたが、地道な努力の成果があり、長く愛されていることをうれしく思います。

本郷台駅前での実施では初の試みとしてDJやMC、ダンサーを招きました。予想以上に会場を一体化する効果が見られ、飲食店やアートワークショップを回りながら参加者が同じ空間を過ごす体験ができました。パフォーマンスステージでは障害のある人もない人も舞台に上がり、会場を盛り上げました。

これまでも障害のある人たちがフェスティバルのアート製作に関わってきましたが、今回はキービジュアルの作成 、フェスティバル当日のライブアート、紹介動画の声の出演、プログラムの作成、10周年を記念するモニュメントの作成 、ウェブサイトやチラシに挿入するイラストに至るまでその活動の幅を広げました。

栄区民文化センターリリスでの実施も多くの来場者に恵まれました。本郷台駅前に続き、会場には10周年のモニュメントを飾りました。これは「We×アーティスト」として地域の福祉事業所の方たちとアーティストにより製作されました。子どもたちが飛び跳ねて遊んだり、音の鳴るしかけを楽しんだりする様子が見られ、作品を通した交流が生まれたと感じています。

フェスティバルの規模が大きくなるにつれ、会場構成や人員配置の安全性が問われます。これまでは実行委員内で役割分担をしていましたが、今後はさらに多くの人員を集めたいです。今回は協賛金をいただけたことで資金が得られましたが、今後は自主財源の確保のための仕組みづくりにも力を入れたいと考えています。

参加アーティスト DJ Azusa、DJ You-ki、MC Nonkey、田村裕彦、栗原俊子、松本光世、石黒陽子、高橋寛行、成田草介、こまゆき、カイフチエリ
会期 7月1日~1月31日
会場 【栄区】地域活動支援センターegao、地域活動支援センターまってる、フレンズ☆SAKAE、就労継続支援B型事業所かつら工房・サンライズ、わ~くくらぶ・さかえ、栄区生活支援センター、本郷台駅前広場、栄区民文化センターリリス
主催 さかえegaoプロジェクト
後援 横浜市栄区役所、栄区民文化センターリリス、田谷の洞窟保存会
協賛 東急不動産株式会社、本郷町商栄会、SOMPOケアラヴィーレレジデンス横浜本郷台、田谷山定泉寺、パンとカレーの店 ぷらさんぬ、MOKU cafe
URL https://egao-projectdayo.wixsite.com/egao
E-mail egaoproject2011@gmail.com
TEL 045-392-7601
SNS

禅林のシンフォニーVol.2(緑区)

シーホース工房の紙芝居ミュージカルタイム

シーホース工房の紙芝居ミュージカルタイム

Team ELKのコンサートタイム

Team ELKのコンサートタイム

手づくり楽器とバルーンの販売

手づくり楽器とバルーンの販売

江原望氏のチェロコンサートタイム

江原望氏のチェロコンサートタイム

NPO法人シーホース工房は竹の間伐や楽器制作など、竹を通したさまざまな活動と、オリジナルの紙芝居に楽器演奏や役者の演技を織り交ぜた「紙芝居ミュージカル」の上演に取り組んでいます。団体の目的は子どもも高齢者も障害のある人もない人も生きがいを感じ、心安らげる居場所をつくることです。

今回は、緑区の来 慶山忠暘院の別院・集悠庵を舞台に「禅林のシンフォニー2022」を開催しました。会場は竹が生い茂る里山の中にあります。

今年度で2回目となるこのイベントは今回も大盛況でした。竹林の中でのコンサートではネイティブドラムなどによる民族音楽の演奏とリズム遊びが行われ、会場は大変盛り上がりました。竹楽器の体験では、参加者はそれぞれ竹に触れ合い、演奏にも挑戦しました。江原望によるチェロの演奏では参加者はゆったりと音楽に耳を傾けました。最後はシーホース工房のメンバーによる「紙芝居コンサート」です。この日の演目は団地の公園にあるライオンの置物の視点から母と少年の人生が語られる物語「団地の泣きライオン」でした。10名以上の出演者が舞台に上がり、竹楽器と電子楽器が融合した幻想的な音楽をアンサンブルで奏でたり、一人一役で朗読したり、歌ったりして物語を表現しました。会場ではミニマルシェも開催し、竹の手づくり楽器や小物、農作物なども販売されました。

 

昨年度は、竹の間伐、手づくり楽器製作も同じ日に行いましたが、運営の人手や時間が足りないという問題が起こったため、今年度はそれらは別事業にて実施しました。そのことで準備から当日まで、スタッフも参加者もゆとりをもってイベントを楽しむことができました。それぞれの内容にじっくり取り組めたことで、満足度は高めることができたと感じています。地域の方たちとの親交も深まり、団体を応援してくれる方も増えました。今後は年に一度のイベントだけでなく、定期的な集いの場を設けることを目指しています。

参加アーティスト Team ELK、江原望
会期 9月25日
会場 【緑区】来慶山忠暘院
主催 NPO法人シーホース工房
協力 認定NPO法人横浜移動サービス協議会、はっぱオールスターズ
E-mail kuramochi@seahorse-covo.com
TEL 080-6664-3725
SNS

あおば支援学校音楽ワークショップ・コンサートの開催~オリジナル楽器で演奏しよう~(青葉区)

12月21日(水)コンサート、生徒たちにいただいた記念品と共に記念写真

12月21日(水)コンサート、生徒たちにいただいた記念品と共に記念写真

10月17日(月)ワークショップ、あいさつ

10月17日(月)ワークショップ、あいさつ

10月17日(月)ワークショップ、楽器づくりの様子

10月17日(月)ワークショップ、楽器づくりの様子

手づくり楽器

手づくり楽器

神奈川県立あおば支援学校を中心に楽器の製作と演奏のワークショップ、コンサートを開催しました。この活動を開始した昨年度はコロナ禍により学内に外部の人が入ることができない状況があったためワークショップはオンラインとなりましたが、今年度は対面で実施することができました。

楽器づくりの材料集めには生徒の家族にも協力してもらいました。また、作業手順を考える際には、生徒たちそれぞれの特性に寄り添った方法を先生たちと共に考えました。当日は生徒たちが楽しんで取り組む様子が見られ、個性豊かな作品が生まれました。

楽器演奏ワークショップではつくった楽器を鳴らして音やリズムを楽しみました。学校で体調不良者が増えつつある時期だったため、当初の計画内容の一部を変更し、距離を取っての実施となりました。生徒たちに近づいて交流できなかったのは残念でしたが、数人ずつ舞台に上がって演奏してもらったり、距離を取ったうえで会場内をみんなで歩くなど、身体を動かすことで一体感を生むことができたと感じています。

最後のコンサートでは、これまで参加が難しかった学部の生徒や、地域ボランティアの方々にも参加してもらうことができました。昨年同様、生徒に演奏してもらうコーナーを設けましたが、以前よりも子どもたちがのびのびと表現し、楽しんでくれている様子がうかがえました。コンサートに至るまでの間にワークショップなどで交流できたことで、私たちの存在にも慣れ、心を開いてくれたのではないかと思います。また、学校で活動している地域コーディネーターの方たちが私たちと学校の先生やご家族の間に立ってくれたことで、より親密でスムーズにコミュニケーションを取れたと感じています。

当初の予定では、コンサートに地域の方々を招いて、あおば支援学校の生徒と交流する場を開きたいと考えていましたが、コロナ禍により叶いませんでした。実現に向けて、今後も開催方法を模索したいです。

参加アーティスト 木村有沙、倉内理恵、髙橋朋子、富田真以子、永井嗣人
会期 10月17日~12月21日
会場 【青葉区】神奈川県立あおば支援学校
主催 しましまのおんがくたい
共催 横浜市青葉区民文化センターフィリアホール
協力 神奈川県立あおば支援学校
URL https://shima-on.com/
E-mail info@shima-on.com
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STAND Still 性暴力サバイバービジュアルボイス(中区、青葉区)

2022年度作品「ながいながい旅路」 Photo: マリア

2022年度作品「ながいながい旅路」 Photo: マリア

フォーラム南太田での展示の様子

フォーラム南太田での展示の様子

明治学院大学横浜キャンパスでの展示の様子

明治学院大学横浜キャンパスでの展示の様子

「第1回Stillラウンジ」の様子

「第1回Stillラウンジ」の様子

性暴力サバイバーが公に声を上げなくても表現できる場づくりとしてのフォトワークショップの実施と、写真展やギャラリートークを通して、社会への啓発活動とサバイバーのエンパワメントにつなげる活動を行っています。今年度もプロジェクトを通して、参加者それぞれが思いを作品にすることができました。またアートフォーラムあざみ野のほか、フォーラム南太田、明治学院大学キャンパス内でも写真展を開催しました。団体としては他の助成も受けることができ、横浜以外の場所でも写真展を開催することができました。

ギャラリートークでは自身の作品についての発表を行いますが、精神的な負担もあるため、原稿の代読などの対応もしています。しかし今年度は多くの参加者が自分で発表することを選択しました。以前は緊張して声が出なくなってしまった方が、今回はほとんど自分で発表できるようになるなど、継続してプロジェクトを行う意義を感じました。

今年度は新たな取り組みとして、展示とともに参加者が自由に話せる時間を設けたイベント「第1回Stillラウンジ」を行いました。講演型のイベントとは違い、参加者同士の交流や活発な意見交換が生まれ、今後の展開につながるアイデアも得ることができました。

また写真展の会場の方への内容紹介、そしてサバイバー自身が自分のペースで作品に触れ合うために、過去の作品をまとめたミニアルバムを制作しました。アルバムは、NPO法人レジリエンスの協力を得て、市内の講習会の会場に置いてもらうことができました。これにより性暴力に関心のある支援者や被害者へプロジェクトが届き、次の展示につなげることができました。次年度以降も各地のセンターや団体とつながり、写真展の開催や活動資金の確保に努めたいです。

体調や精神面に不調を感じている参加者も多く、主体的に運営に携われる人が少ないことは課題です。仕事を細分化して分担するなど、負担なく主体的に携われる体制づくりを目指します。

参加アーティスト 大藪順子、公募で集まった性暴力サバイバー
会期 7月2日~1月28日
会場 【中区】Aile d’Ange(エール・アンジュ)【南区】男女共同参画センター横浜南【青葉区】男女共同参画センター横浜北【戸塚区】明治学院大学ボランティアセンター
主催 STAND Still
後援 NPO法人レジリエンス
協力 Picture This Japan
URL https://standstill.jimdofree.com/
SNS

ひとり親や障がい児の家族の<まちなかデビュー>のためのアートプロジェクト(青葉区)

のんびりアートデイ、ワークショップ

のんびりアートデイ、ワークショップ

のんびりアートデイ、ワークショップ

のんびりアートデイ、ワークショップ

のんびりアートデイ、ワークショップ

のんびりアートデイ、ワークショップ

のんびりアートデイ作品展

のんびりアートデイ作品展

地域で誰でも気軽にアートワークショップに参加できる「のんびりアートデイ」を私たちの拠点であるスペースナナにて開催しました。

午前は子どもも大 人も一 緒に楽しむワークショップ、午後は自由に使える画材などを用意したフリーアートスペースとしました。参加者は、対象として想定していたひとり親家庭や障がい児の家庭に限らず、不登校の子どもの家庭や、乳児がいて上の子の遊びにつきあってあげられない家庭、休日もワンオペで外出に困っている人など、さまざま背景を持つ方がいました。

参加者からは「障害児と健常児が一緒に過ごす様子に親同士も自然と交流が生まれ 、自身の子育てを客観視するきっかけになった」という声もありました。なかには不登校の子どもがイベントをきっかけに自分を表現することやコミュニケーションに自信を持ち、登校を再開するケースもありました。それぞれのペースを大切にした雰囲気づくりを心がけたことが良かったのではないかと思います。また、偶然の出会いから高校生や大学生などがボランティアとして参加してくれるという嬉しい出来事もありました。孫を連れてくるシニアの方もいたため、0歳児から70代まで幅広い世代が集う日も多く、多世代の交流の場にもなりました。

作品展では、アート作品とともに製作中の様子を写した写真も展示しました。内容はとても好評だったため、次回はより多くの人に観てもらえるように開催場所を増やすことも検討しています。

課題としては、当初予定していた医療的ケア児の家庭も参加できるような屋外でのワークショップがコロナ禍により実現できなかったこと、コロナ禍の現状とスペースの広さにより親子7組程度の参加が限度であるため、採算が取れないことが挙げられます。また、未就学児や不登校児の家庭からは平日開催の要望もありました。来年度は運営スタッフを増やし、参加者の協力も得ながら活動を発展させていきたいです。

参加アーティスト 中畝治子、本間絢子、青木真紀
会期 7月3日~1月8日
会場 【青葉区】NPO法人スペースナナ
主催 NPO法人スペースナナ
協力 nicoっとステーション
URL https://www.spacenana.com/
E-mail art.day.nana@gmail.com
TEL 045-482-6717
SNS

2022広げよう!深めよう!!水彩でアートの輪!!!(中区、西区、南区中心)

2022みんなの夏の思い出展の展示の様子

2022みんなの夏の思い出展の展示の様子

7/29「一筆で虹とシャボン玉を描こう」WS 大きなお姉さんは自分で虹の筆を作ってます

7/29「一筆で虹とシャボン玉を描こう」WS 大きなお姉さんは自分で虹の筆を作ってます

第7回公募かながわ水彩ビエンナーレ展入り口

第7回公募かながわ水彩ビエンナーレ展入り口

シンポジウム

シンポジウム

蒼昊美術會は今年も子どもから大人まで幅広い対象者へ向けたワークショップ、そして神奈川県民ホールギャラリーでの公募展、シンポジウムにより、水彩を始めとしたアートとの出会いの場を開きました。

ワークショップではシャボン玉や消しゴム、塩やラップなど身近にあるものを使ったプログラムを展開しました。今年は虹を描ける筆も登場し、参加者を驚かせました。全5カ所での開催となりましたが、特になか区民活動センターでは広報協力の成果もあって定員オーバーとなるほど好評でした。参加した子どもの保護者が作品をSNSにアップしてくれることも多く、それを見た方からたくさんのお申し込みをいただきました。一方、コロナ禍の影響は未だ続いており、児童施設、高齢者施設でのワークショップは中止となりました。

ワークショップでできた作品は、ギャラリー元町で「2022みんなの夏の思い出展」として展示しました。こちらは昨年よりも来場者が増え、作品を購入したいという声まで届きました。

公募展では一般参加者の出展数も例年に比べて多く、オーディエンス審査の投 票数はリアル、オンラインともに昨年を大きく上回りました。ただ、リアルとオンラインで投票の結果が大きく異なったことは、発見であり課題です。今後はそれぞれを別の部門として扱うことも検討しています。

公募展でのギャラリートークでは土方明司さんを招いて作品の講評が行われました。しかし出展した参加者で定員に達してしまったため、今後は数回に分け、一般の方の参加もできるよう対応を考えています。

シンポジウムは「横浜と水彩~そして今、展示を考えるⅲ」と題して開催しました。参加者の高齢化も加速していますが、少数ながら30代 、40代の参加者もあり、今後の発展につながる兆しを感じました。

今後はオンラインの親睦会など参加者の交流の機会を開くことも検討しています。同時にプログラムへの参加者やスタッフの増加も図りたいです。

参加アーティスト 成澤朱未、広瀬美帆、川村良紀、浅野康則、王凱、宮崎和之、土方明司、味岡義人、猿渡紀代子、森下隆、蒼昊美術會会員会友
会期 7月29日~11月6日
会場 【西区】FAMよこはまアフタースクール、にしとも広場【中区】麦田町ケアプラザ、横浜市市民協働推進センターAB、なか区民活動センター、gallery元町、神奈川県民ホールギャラリー第1室第5室、県民ホール大会議室※そのほか、オンライン上で開催
主催 蒼昊美術會
後援 神奈川県、神奈川県教育委員会、横浜市文化観光局、横浜市教育委員会、公益財団法人横浜市芸術文化財団、神奈川新聞社、神奈川新聞厚生文化事業団、tvk
協力 アトリエみずの絵、O!MORO LIFEプロジェクト、FAMヨコハマアフタースクール
助成 神奈川県文化芸術活動団体事業補助金
URL http://sohkoh.art.coocan.jp
E-mail sohkoh-art@nifty.com
TEL 045-232-4341
SNS

こころに響く打楽器作っちゃお♪(中区、南区、戸塚区、港北区、泉区)

3年越しのオリジナル楽器制作、母親同士交流の様子

3年越しのオリジナル楽器制作、母親同士交流の様子

オリジナル楽器プレゼント〜地域ボランティアと見守る子育て〜

オリジナル楽器プレゼント〜地域ボランティアと見守る子育て〜

親子で楽しむコロナ禍の本格コンサート・楽器体験

親子で楽しむコロナ禍の本格コンサート・楽器体験

300人ホールコンサート、配信〜選択自由なイベントのかたち

300人ホールコンサート、配信〜選択自由なイベントのかたち

私たちは見る、聴く、触る、そしてつくるという体験から音楽をアートとして捉え活動しています。子育てで思い悩んでいる家庭に安心して音楽を楽しみ、交流できる場になればという思いから活動を継続してきました。昨年度まではコロナ禍のために中止していた楽器作りワークショップを今年度は再開し、大人と子どもたちのための本格的な打楽器のコンサートとともに横浜の各地域で活動ができました。またイベントの中止が続いていた施設にも、久しぶりに訪れることができ、再会を喜びました。引き続きさまざまな背景からイベントに足を運ぶことが難しい状況にある家庭もあるため、オンラインでの配信も行っています。

本助成事業での出会いをきっかけに音楽スペース「おとむすび」と協働し、障害のある子どものいる家庭向けのイベントを行いました。子どもたちは楽器づくりワークショップも含めて楽しんでいる様子が見られ、大人たちも情報交換と交流ができました。

金沢区役所と金沢区子育て支援拠点・とことこと連携し、子育て関連施設合同でのホールコンサートを実施しました。関わるスタッフは大勢でしたが、子どもたちのために気持ちを一つにして充実した内容のコンサートを開催することができました。小さいイベントとともに、このような大規模なイベントも定期的に行えたらと思います。

今年度の新しい試みとして高齢 者向けのコンサートも行いました。懐かしい昭和の音楽の演奏を届け、参加者が楽器に触れる体験、認知症予防の手遊びも行いました。参加者、そして施設からは毎年実施してほしいという声も届き、大変好評でした。

今後の課題は資金調達です。訪れる施設には金銭的な余裕がない場合が多いこと、参加者の特性もあって参加費を多く集めるのは難しいことから、どうしても助成金なしでは事業を進めることができない状況です。今後は企業の協賛を得るなども視野に入れながら、方向性を模索します。

参加アーティスト 池野ひとみ、半谷麻意子、神本愛子
会期 8月22日~1月31日
会場 【中区】聖母愛児園、本牧和田地域ケアプラザ、新山下地域ケアプラザ、横浜市野毛地区センター【戸塚区】下倉田地域ケアプラザ【保土ケ谷区】今井地域ケアプラザ【泉区】音楽スペースおとむすび【港北区】大豆戸地域ケアプラザ【金沢区】金沢公会堂・金沢区地域子育て支援拠点とことこ※そのほか、オンライン上で開催
主催 NPO法人打楽器コンサートグループ・あしあと、野毛地区センター、新山下地域ケアプラザ、今井地域ケアプラザ、音楽スペースおとむすび、本牧和田地域ケアプラザ、金沢区健やか子育て連絡会、金沢区地域子育て支援拠点「とことこ」、金沢区内親と子のつどいの広場、金沢区子ども家庭支援課、本牧和田地域ケアプラザ
協力 聖母愛児園
URL http://ashiato-dagakki.jp/
E-mail info@ashiato-dagakki.jp
TEL 03-3762-6335
SNS

We Love You – 周縁からの発信(緑区)

「We Love You」展示風景 みどりアートパークギャラリー

「We Love You」展示風景 みどりアートパークギャラリー

「We Love You」展示風景 みどりアートパークギャラリー

「We Love You」展示風景 みどりアートパークギャラリー

「アマビエを描こう」WS みどりアートパーク会議室

「アマビエを描こう」WS みどりアートパーク会議室

木村勝明さんによるレクチャー「日本の美術運動は何を引き継ぐのか」

木村勝明さんによるレクチャー「日本の美術運動は何を引き継ぐのか」

現代アートの作家によるグループ展「We Love You-周縁からの発信」を開催しました。展覧会の開催のみならず地域文化の向上を目指し、現代美術の「表現の場」を拡大する試みに挑戦することが目標です。会場としたのは、緑区民文化センターみどりアートパークのギャラリーと、Art Space 赤い家、Cafe MONの3ケ所です。11人のアーティストが集いました。

いまだに続くコロナパンデミック、社会の分断、環境破壊で多発する災害、そして戦争といった社会的な背景を意識して、これらに対して応答する作品が並びました。インスタレーション、彫 刻、ドローイング、写真などさまざまな方法で、表現する力を示しました。

会場で行ったドローイングワークショップ「皆でアマビエを描いてみよう」では、近隣に住む子どもたちや保護者も参加し、できあがった作品はショーウィンドウにも展示しました。

レクチャーとして、もう一つの美術史講座「日本の美術運動は何を引き継ぐのか」や写真展示作品と関連した「香港民主化運動の現場から」も開催しました。ほかの2会場では屋外展示も行いました。

来場者の中には、積極的に質問をしてくれる人もいたため話しあうことができました。実際に作品をつくったアーティストと会話ができる空間がつくれたことは大きな収穫でした。

とっつきにくいところがあると思われる現代美術ですが、日常的にアートを見たり、触れたりする機会を増やし、ワークショップや講座を開くことで文化芸術が地域のアイデンティティやコミュニティづくりの機運の醸成に寄与するものであることを確信しています。粘り強くコツコツと文化芸術のすそ野を広げていく努力が必要だと感じています。

今後は、アートを身近に感じてもらうため、子ども向けのワークショップや、アートとコミュニティに関する講座を増やし、人的ネットワークの構築を目指していきます。

参加アーティスト 有坂蓉子、窪田久美子、黒尾宏光、中村康伸、橋村至星、飛田庸徳、三浦かおり、樫村和美、藤巻瞬、とし田三津夫、木村勝明
会期 11月11日~12月25日
会場 【緑区】緑区民文化センターみどりアートパーク、Café MON、Art Space 赤い家
主催 都筑アートプロジェクト
協力 みどりアートパーク文化支援パートナー、みどり国際交流ラウンジ
E-mail tsuzukiartproject.jimukyoku@gmail.com
TEL 045-507-3477
SNS

ティーンズクリエイション展2022「Wakamono Arts Festival」(栄区)

作品展示

作品展示

演劇ワークショップ発表「カインとアオバ」

演劇ワークショップ発表「カインとアオバ」

シンボルマークデザイン講座

シンボルマークデザイン講座

アトリウム「ダンスパフォーマンス」

アトリウム「ダンスパフォーマンス」

ティーンズクリエイション展2022は、コロナ禍の2年間の経験を活かして感染状況を考慮した準備を行いつつ、予定どおり12月に開催しました。

ギャラリー展示は、個人や近隣の中学校、特別支援学校などの授 業や部活動、趣味の活動などから生まれた作品が、横浜市内に限らず、神奈川県内外、そして栄区の友好交流都市である青森県南部町からも集まり、ジャンルを問わず多彩な約270点になりました。

若者たちがその感性を活かし言葉を練ってつくった脚本をもとに創作した演 劇ワークショップからは、リアルなセリフで 臨場感ある劇 作品「カインとアオバ」が生まれ、4回の公演に結実しました。また昨年に引き続き、メイン会場の外にあるあーすぷらざ・アトリウムの開放感あふれる空間を活かした、ダンスパフォーマンスを発表。2つのチームが参加して躍動感あふれるダンスを披露し、ご家族だけでないたくさんの来場者の応援で盛り上がりました。

昨年はカンボジアや南アフリカで行われた子どもたちのワークショップの作品が出展された「つながる絵本 LIFERARY」。今回は会場でワークショップを開催し、わかものからおとなまで 制作を楽しみました。完成した作品はインスタグラムで世界とつながる絵本づくりに展開しました。

シンボルマークデザイン講座では、プロのデザイナーからレクチャーを受け、参加者同士でイメージを交換したり、アイデアを出し合って、ティーンズクリエイションのシンボルマークを考えました。

わかもの世代の参画が目標の企画ですが、受験を控えたわかものたちの関係づくりや世代循環には難かしさもあります。運営スタイルも、学校、団体、個人などさまざまな立場の方々と意見交換して、それぞれが自分ごととして参画できるようなかたちをつくっていきたいと考えています。

参加アーティスト 佐藤良仁、竹本真紀、MazKen、木暮寿子、徐夢影
会期 12月14日~12月18日
会場 【栄区】フレンズ☆SAKAE、栄区民文化センターリリス、あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)
主催 ティーンズクリエイション組織委員会
共催 さかえdeつながるアート、栄区青少年の地域活動拠点「フレンズ☆SAKAE」、公益社団法人かながわデザイン機構、横浜市立桂台中学校「地域交流室オレンジの会」、横浜市栄区民文化センターリリス(指定管理者:神奈川共立・JSS共同事業体)
後援 横浜市栄区
協賛 石井造園株式会社、株式会社ダイショー、株式会社笑価一心
協力 横浜市栄区中学校長会、横浜市立本郷特別支援学校、神奈川県立地球市民かながわプラザ「あーすぷらざ」(指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会)、くらしまちづくりネットワーク横浜、株式会社タウンニュース社 港南区・栄区編集室、J:COM
URL http://www.sakae-art.jp
E-mail sakae.art2008@gmail.com(さかえdeつながるアート)
TEL 045-898-1400(フレンズ☆SAKAE)
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赤ちゃんと大人のためのインスタレーションパフォーマンスアート「風の見た夢」(西区)

「風の見た夢」上演中、アクロバットのシーン

「風の見た夢」上演中、アクロバットのシーン

「風の見た夢」上演後、参加親子は、余韻を楽しんでいました

「風の見た夢」上演後、参加親子は、余韻を楽しんでいました

「風の見た夢」開演後、和紙を使ったシーン

「風の見た夢」開演後、和紙を使ったシーン

「風の見た夢」上演中、鉄琴の演奏シーン

「風の見た夢」上演中、鉄琴の演奏シーン

2ケ月から14ケ月の乳児と大人を対象にした、インスタレーションと生演奏によるパフォーマンス公演を行いました。

ベイビーシアター公演「風の見た夢」は演者のマスクの着用など、上演環境に制限がありましたが、来場した赤ちゃんや大人は上演前は少し緊張した様子であったものの、上演後はリラックスしている表情が見られました。乳児同士、大人同士の交流もありました。

負担やストレスが続く子育て環境の中でも、心配なく非日常を感じられるリラックスした空間で、大人と赤ちゃんが共に過ごせる時間は貴重だと思います。ベイビーシアターは、赤ちゃんのための作品ですが、大人にも価値があるものではないでしょうか。

会場の感染症防止対策ガイドラインを遵守したため、1回の公演あたりの参加親子の上限が5組とかなり少なくなりましたが、全公演が満席となりました。乳児連れの親子だけでなく、公共劇場のプログラマーや、今度 創作を希望するアーティスト、子ども劇場の役員が来場するなど、劇場関係者にも興味や関心を与えた企画になりました。再演を要望する声もあり、手応えを感じました。

 

オンライントークでは、日本最大の大道芸フェスをプロデュースしたクリエーターをゲストスピーカーに迎えて、ベイビーシアターの必要性や、アーティストが社会に発する言葉の重要性などについて話しあいました。

今回の上演を通じて、社会の中で乳幼児と両親が孤立することなく、他者と関わりながら自由に文化芸術を享受できるベイビーシアターの役割と価値を実感することができました。

今後、市内のほかの地区での上演を行うためには、赤ちゃんのいる家庭にどのように情報を届けるかが重要となってきます。また、地域の親子が訪れやすく、舞台設備の環境が整っている空間をどのように探し、情報を得ていくのかも課題となっています。

参加アーティスト to R mansion(上ノ空はなび、野崎夏世、丸本すぱじろう)、イーガル
会期 1月15日~1月26日
会場 【西区】STスポット※そのほか、オンライン上で開催
主催 to R mansion
URL http://tormansion.com/
E-mail to-r-m@kta.biglobe.ne.jp
TEL 080-3410-8000
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Picture This 2022:横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト(中区、南区、栄区)

象の鼻テラスでの写真展 Photo: 大藪順子

象の鼻テラスでの写真展 Photo: 大藪順子

オープニングイベント Photo: 大谷雅利

オープニングイベント Photo: 大谷雅利

あーすぷらざ写真展 Photo: 大藪順子

あーすぷらざ写真展 Photo: 大藪順子

横浜インターナショナルユースフォト参加者グループ写真 Photo: 大藪順子

横浜インターナショナルユースフォト参加者グループ写真 Photo: 大藪順子

今年で7回目になる横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト。「外国につながる」という言葉では表現しきれない多様な中高生たちが、自身の目に映る横浜を自由に切り取りました。8月から12月にかけて計8回ワークショップを行い、1月には象の鼻テラスとあーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)で写真展を開きました。この2年は中止を余儀なくされていた写真展のオープニングイベントも今年はやっと開催することができました。

今年度は中学1年生から高校3年生までの13人の参加がありました。子どもが中学生になり参加できたという外国にルーツを持つ家庭や、帰国子女からの申込もあり、少しずつではありますが地域に浸透していることが感じられました。同時に日本人の申込みも増えました。英語で交わされる会話や、堂々と自分の意見を言う同年代がいる環境で新しい学びができたのではないかと思います。また、プロジェクト卒業生がボランティアスタッフとして関わってくれました。これは団体の目標の一つでもありうれしい成果でした。この数年想定を超える数の申込みが続き、ニーズの高まりを実感するとともに、外国につながる中高生が気兼ねなく参加できる取り組みがほかにも増えることを願います。

ボランティア人材育成講座「写真は語る」にはフォトユース参加者の保護者を含む6名が参加しました。写真から思いを読み取ることや、編集による見え方の違い、表現活動の支援のあり方などについてレクチャーと創作活動を通して学びました。多様な若者たちの味方を増やすこと、また言語に頼らない表現を通した支援ができる大人が増えることを切望していますが、参加者数が少ないことは課題です。広報を含めて今後の方策を模索したいです。

以前から計画していたユースフォト卒業生達によるオンラインギャラリーも公開にたどり着きました。これからは彼/彼女らが主体的に自分の目線を発信できるような展開を目指していきたいです。

参加アーティスト 大藪順子、城間メリッサ、Anna Ratajczak、Patrick McNeal、Dennis Yang、Ellica McNeal、深谷有基、Sophia Moore、Jacek Ratajczak、関口勝己、大和田空、Arianna Setser、Logan Chen、Neo Yu、李家鈞、山本咲希、赤坂実々、風間結犀、河合咲瑛、須藤サーシャ、大谷雅利、Sri Lestari Stoto、石黒明子、大谷敦子、芹田愛美、Saori
会期 7月3日~1月31日
会場 【中区】なか区民活動センター、よこはまユースさくらリビング、象の鼻テラス【南区】みなみ多文化共生ラウンジ【鶴見区】済生会横浜市東部病院【栄区】あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)※そのほか、オンライン上で開催
主催 Picture This Japan
共催 あーすぷらざ
協力 象の鼻テラス
助成 東急子ども応援プログラム、神奈川県マグカル展開促進補助金
URL https://www.picturethisjapan.com
E-mail ptj2yokohama@gmail.com
TEL 080-3954-9371
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未来に繋ごう、皆んなの!!横浜の!!歴史・文化・芸術!!~絵画がやってきた!!~(中区)

劇 初めて見る西洋画に感動している場面

劇 初めて見る西洋画に感動している場面

日本画WS 顔料と膠を練り、自分で絵具をつくって初めての日本画体験

日本画WS 顔料と膠を練り、自分で絵具をつくって初めての日本画体験

日本画WS お母さんも夢中

日本画WS お母さんも夢中

糸繰り体験 実際に使用されていた木の機械で絹の糸繰り体験

糸繰り体験 実際に使用されていた木の機械で絹の糸繰り体験

開港当時の横浜港を舞台に、外国人画家と日本人絵師の交流劇を上演し、日本画体験ワークショップを行いました。団体が目指している修復文化の重要性に対して、ふだんの活動と異なるアプローチで迫りました。

「ねんりんピックかながわ2022」の協賛もあり、屋外の空間である神奈川県民ホールのテラスを会場として使用できました。演劇作品「開港当時の西洋人画家と日本人絵師の交流」は、演者たちも気迫を感じるほどの熱演で、だんだんと子どもたちから笑い声も起こるようになりました。極端に子ども向けの内容にしなかったことが良かったと感じています。上演中、本物の汽笛が大きく長く鳴り響いたところで、演者がアドリブを入れるなど、横浜ならではのハプニングも楽しんでもらえたのではないでしょうか。

上演終了後に同じ会場で、日本画体験ワークショップを行いました。顔料に動物から抽出した糊の膠を練りまぜて絵の具をつくり、水をさして好きな絵を和紙に描きます。屋外なので顔料が風で飛ぶ心配もありましたが、はがきサイズの紙を使用し、人員も多く配置するなど工夫しました。自分で絵具をつくったり、色の鮮やかさに感動してもらう企画となりました。

また会場では、糸繰り体験を行うアーティストの出張コーナーも設けました。大人を中心に興味を持ってくれる人が多く、それぞれの絹糸や蚕に関する専門知識を交換する様子が見られました。屋外イベントのため、たまたま通りがかった人も参加できました。

一口に修復文化といっても、なかなか理解が進まないことが悩みでした。そのため、文化や歴史から噛み砕いて伝えることで、文化を身につけていくという考え方が重要だと感じ、今回の企画が生まれました。修復文化の普及に対してどこまで効果があるのか、さまざまな意見や反響があります。

今回の企画を通して、さまざまな方とのつながりができ「人と人とをつなげるアート」の重要性を感じているところです。

参加アーティスト theater045syndicate、nu_i_to
会期 11月12日~11月13日
会場 【中区】神奈川県民ホール テラス
主催 特定非営利活動法人美術保存修復センター横浜
協賛 ねんりんピックかながわ2022
協力 theater045syndicate、nu_i_to
URL https://www.npo-acrc.org
E-mail yokohama@npo-acrc.org
TEL 045-231-6006

演劇ワークショップ(緑区)

宮澤賢治登場(背景画の銀河鉄道はぷかぷかのメンバー作)

宮澤賢治登場(背景画の銀河鉄道はぷかぷかのメンバー作)

恐竜になって歩き回る(本番舞台)

恐竜になって歩き回る(本番舞台)

恐竜の骨を持って鏡の前に立つ

恐竜の骨を持って鏡の前に立つ

自分にとっての「幸せ」を絵や文字にする

自分にとっての「幸せ」を絵や文字にする

団地の一角にある就労支援施設・ぷかぷかで 働いている障害のある人たちと地域の人たちが一緒になって、演劇ワークショップを行いました。月1回土曜日に集まり6ヶ月かけて芝居をつくりました。できあがった作品は発表会「表現の市場」で、他団体の発表とあわせて「銀河鉄道の夜―ぷかぷか版」を上演しました。

7月から開始したワークショップでは、劇中に出てくる重要な場面であるプリオシン海岸のイメージをふくらませたり、銀河鉄道の切符を描いてみたりと、自由な創作を行いました。ケンタウルス祭りの歌の練習をし、自分にとっての「幸せ」を絵や文字にする中で、少しずつ作品の骨格が固まっていきました。

コロナ禍のため3年ぶりの開催となった表現の市場は、たまっていたエネルギーが爆発したような熱気でした。演劇作品の中には、ぷかぷかのメンバーの一人で8年前に脳腫瘍で亡くなった安井伸吾さんが描いた銀河鉄道の絵が登場します。彼は、日々生きることを楽しんでいて、人生の楽しみ方がうまかったことを思い出します。銀河鉄道には亡くなった人たちが乗ってくるので、マイケル・ジャクソンまで登場しました。

障害のある人たちと一 緒に表現活動を行うことは、障害のある人 達は私たちが何かやってあげないと何もできない、という思い込みをひっくり返し、彼らがいることで社会が豊かになる、というメッセージをストレートに伝えられると感じました。

発表会では、和太鼓のあらじん、音楽パフォーマンスのはっぱオールスターズ、紙芝居ミュージカルのシーホース工房の発表も加わり、好評でした。

障害のある人たちとは一緒に生きていったほうがいいよ、という思いを込めた舞台づくりは絶やしたくありません。今後も続けていきたいです。社会全体を豊かにするような活動なので、ぷかぷかという団体だけでやっていくのではなく、社会のみんなで支えていくような仕組みをつくっていく必要があると考えています。

参加アーティスト 花崎攝、倉田春香、吉村安見子、やなせけいこ、足立沙樹、成沢富雄
会期 7月16日~11月27日
会場 【緑区】緑区民文化センターみどりアートパーク
主催 NPO法人ぷかぷか
共催 緑区民文化センターみどりアートパーク
後援 横浜市緑区社会福祉協議会
協力 演劇デザインギルド、デフパペットシアターひとみ、オペラシアターこんにゃく座
助成 福祉助け合い基金
URL https://www.pukapuka.or.jp/
E-mail info@pukapuka.or.jp
TEL 045-453-8511
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まちなか立寄楽団の「たちよってつくるコンサート2022」(中区)

コンサート風景

コンサート風景

コンサート当日。呼び込み演奏

コンサート当日。呼び込み演奏

コンサート風景、安里屋ユンタ紙芝居。みんなで手拍子とお囃子

コンサート風景、安里屋ユンタ紙芝居。みんなで手拍子とお囃子

ワークショップにて。センター前広場で聞こえてきた音のメモ

ワークショップにて。センター前広場で聞こえてきた音のメモ

まちなか立寄楽団による、初めてのコンサート「たちよってつくるコンサート2022」を行いました。気が向いた時にふらっと立ち寄れて、誰でも自由に音楽を楽しむ場をつくること、多様な背景を持つ参加者がどんな曲を演奏したいのか対話すること、おしゃべりや遊びを通じて自分たちのオリジナルな曲を新たに生み出し大切に育てていくことが活動のねらいでした。

作品づくりのワークショップ・公開練習会の参加者は、寿地区の人とそれ以外の地域からの人とが半分ずつでした。

会場とした寿町健康福祉交流センター前の広場で聞こえてきた音をメモして作品に落とし込んだり、まちの音に耳を傾ける時間をつくったりといった活動を続けました。またタイトルと歌詞が書かれた紙を見て、全員その場で歌いながらメロディをつくっていくスタイルにも挑戦しました。みんなが似たようなフレーズを歌ってしまう部分や、オリジナリティが出やすい部分があることを楽しみながら、多少の違いもそのままに、全部を包み込んだオリジナル楽曲「ともに働くフューチャー音頭」ができあがりました。

コンサート当日は、まちのみなさんが親しみを感じている曲や、沖縄民謡などもあわせて披露しました。楽器を持って来て参加してくださる方がいたり、コンサートが終わってもセッションやおしゃべりに花が咲いたりと、誰もが自由に過ごせるコンサートをつくることができました。

最初は「音楽的な技術を上げる必要があるのでは?上手にできないと楽しめないのではないか?」と心配していましたが「上手い下手は関係なし。音を楽しもう!」「相手の発言を否定しないように心がけよう」という合言葉のもとでワークショップを積み重ねることができました。今後も活動を続け、参加者を少しずつ増やしていけたらと考えています。

参加アーティスト 岩崎佐和、長澤浩一
会期 9月11日~ 11月6日
会場 【中区】横浜市寿町健康福祉交流センター
主催 まちなか立寄楽団
後援 公益財団法人横浜市寿町健康福祉交流協会、LOCAL GOOD YOKOHAMA、ヨコハマ経済新聞
協力 寿文化交流会、横浜市ことぶき協働スペース(NPO 法人ヨコハマコミュニティデザイン・ラボ)
E-mail machinaka.tachiyori@gmail.com
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「街のはなし」(青葉区)

完成した書籍『街のはなし』 2023年1月31日

完成した書籍『街のはなし』 2023年1月31日

耳のまち歩きツアー 12月

耳のまち歩きツアー 12月

発刊記念イベント 2023年1月

発刊記念イベント 2023年1月

「街のはなし」写真展 10月

「街のはなし」写真展 10月

2014年にAOBA+ART の作品として誕生した「街のはなし」は、その後地道に続けた活動によって、計101人のはなし(ナラティブ)が集まりました。今の子どもたちが街づくりを担う未来に向けて、この街に関わってきたナラティブと写真を、街づくりの年表やマップとともに、書籍として刊行しました。

たまプラーザは、開発されてから50数年という長くはない歴史を持ちます。急激な発展を遂げた街の三世代にわたる地 域住民の、特別ではないふだんの生活からこぼれる言葉たちは、いきいきと地域の変遷と社会の変化を伝える物語となりました。

紙媒体で読む「街のはなし」のみならず、これを題材にした聴覚に訴えるサウンドウォークや、街なかにQRコードの印字されたプレートを恒久設置してゆかりの場所で朗読を聞くことができるようにするといった企画が実現し、空間・時間に加え、身体感覚も広がった非常に有意義な展開でした。

映像や音の記録アーティストや地域の動画配信スタジオの協力で、環境音の採集、朗読を買って出てくださった地域住民の音声の録音、動画の撮影・配信など活動を記録するコンテンツも充実しました。エッセイに添える写真の撮 影には、一話一話を読み込んだメンバーが加わりました。

先人の努力の蓄積と街の成り立ちを知ることは、日々当たり前に享受している住環境が先人からのギフトであることへの気づきにもつながり、未来に続く街なみとコミュニティの価値創造を目指す資源となります。書籍を読んだ方がこの街に積み重なった時間に思いを馳せ、この街に愛着を感じ、自身の力をまちづくりに提供することが50年後にここで生きる人々へのギフトとなるでしょう。

書籍の刊行で活動は一区切りとします。これまでの活動でつながりのできた小学校での総合学習での指導協力、街歩きイベントなどはこれまでのコンテンツを活用して継続する予定です。

参加アーティスト 谷山恭子
会期 7月3日~1月31日
会場 【青葉区】美しが丘中部自治会館、田園都市建築家の会、たまプラーザ駅周辺
主催 「街のはなし」実行委員会
共催 クラウドファンディングにて200件超の個人・企業
協力 美しが丘中部自治会、たまプラコネクト、美しが丘連合自治会、美しが丘公園愛護会、美しが丘商店街、WISE Living Lab、田園都市建築家の会
助成 東急『みど*リンク』アクション
URL https://machinohanashi.com
E-mail mo-fu@ozzio.jp
TEL 090-7445-3040
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横浜下町パラダイスまつり2022+よこはま若葉町多文化映画祭2022(中区、南区、西区)

ハッピーティハール 2079 ~ネパールのお祭りを祝う会 Photo: 福田依子

ハッピーティハール 2079 ~ネパールのお祭りを祝う会 Photo: 福田依子

モン族のお正月 Hmong New Year 2023 in Yokohama Photo: 福田依子

モン族のお正月 Hmong New Year 2023 in Yokohama Photo: 福田依子

アーティスト来島友幸+ジョン&ヘン「こなもんを多文化なこどもたちに伝授する」

アーティスト来島友幸+ジョン&ヘン「こなもんを多文化なこどもたちに伝授する」

美術家毛原大樹+ArtLabOva「ラジオについてあれこれ考える。」

美術家毛原大樹+ArtLabOva「ラジオについてあれこれ考える。」

映画を通じて「異文化」について考える「よこはま若葉町多文化映画祭」、若葉町周辺を舞台にアーティストが近隣在住の海 外ルーツの子どもたちと共につくる「横浜下町パラダイスまつり」、そのほか多文化なまちの歴史や現状を考察するさまざまなプロジェクトを開催しました。

よこはま若葉町多文化映画祭では近隣在住の人々にゆかりのある国や多文化共生を描いた映画を6本上映し、映画関係者や専門家によるトーク企画も行い観客がともに考える機会をつくりました。また、韓国の映画館と連携し上映後に韓国の観客とのオンライントークを行いました。それぞれの内容は充実しましたが、コロナ禍の影響で1月の開催としたことで映画の選定が 難しく子ども向けの上映はできませんでした。客足も伸びず興行収入が激減していることも課題です。

多文化なまちの歴史や現状を考察するプロジェクトでは海外のお祭りの企画として、ネパールのティハールとモン族の正月を開催しました。横浜で初めて開催されたモン族の正月ではモン族30人以上が若葉町に集結しました。また、詩人・中村剛彦との企画では横浜にまつわる物書きたちの言葉を拾ってマッピングし、埋もれた歴史を考察する「若葉町コトダマップ」のツアー映像を制作しインターネットで公開しました。

近隣在住の海外ルーツのこどもたちと共につくる横浜下町パラダイスまつりでは花火大会や関西の「こなもん」をふるまう会などを行いました。なかには10才児が考えた企画もありました。「こなもん食堂企画」は主宰となるアーティストが事情によりオンライン参加となったため、毎年参加者として来ていた海外につながる高校生の兄弟が代わりに調理しました。この企画はこの兄弟の参加によって「こども食堂」企画に変容してきた経緯もあり、彼らがつくる側になったことは感慨深くありました。

今後もローカルコミュニティで主役になりにくい人々の主体的な活動が持つ力を信じ活動を継続します。

参加アーティスト 毛原大樹、中村剛彦、門脇篤、青山るり子、テン・ヴァン、薛宇航、柴原三貴子、マリア・フィスカス、来島友幸、ジョン、ヘン、ブラジル炭火焼肉ガウシャ、グルング・ラム・ラジャ、グルング・アンジュ、坂田弘子、柴原三貴子、マリア・フィスカス、セ・アル・マムン、坂本知壽子、藤元明緒、林隆太、トーマス・アッシュ、デニズ、清水恵美、陳金珠、ビッグイシュー販売員イデちゃん、Art Lab Ova
会期 7月1日~1月29日
会場 【中区】横浜パラダイス会館とその周辺、横浜シネマジャック&ベティ、ナマステポカラ、ヨコハマアジアンダイニング&バー、似て非末吉【西区】野毛山公園【南区】横浜パラダイス会館の周辺
主催 横浜下町パラダイスまつり実行委員会
共催 Art Lab Ova、横浜シネマ・ジャック&ベティ、よこはま若葉町多文化映画祭実行委員会
協力 若葉町町内会
URL https://downtownart.hama1.jp/
E-mail yokohamawakaba@gmail.com
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全国ミニシアター地域交流上映会 横浜×沖縄(中区)

来場者との記念写真

来場者との記念写真

玉川太福さんみね子さんによる男はつらいよ口演

玉川太福さんみね子さんによる男はつらいよ口演

シアタードーナツ・オキナワ支配人 宮島真一さん

シアタードーナツ・オキナワ支配人 宮島真一さん

『10Rooms』の岸本司監督、神山繁プロデューサー

『10Rooms』の岸本司監督、神山繁プロデューサー

横浜を代表するミニシアターであるシネマ・ジャック&ベティ、横浜シネマリンを会場とし、沖縄のミニシアターとの地域交流上映会と、映画・浪曲・落語に焦点をあてた作品上映、ミニシアターに関するリサーチを行いました。

シネマリン寄席は、これまで企画してきた「映画ミーツ落語」「渥美清特集」などの発展形として開催しました。特に『おかしな奴』『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』は35mmフィルムでの貴重な上映でした。若手の落語家の出演機会にもなりました。

ミニシアター地域交流上映会では、沖縄の2つのミニシアターの活動について詳しい説明がありました。桜坂劇場はライブハウス、カフェ、カルチャースクール、書籍、沖縄の工藝品や鉱物・原石の販売という多面的な経営を行っています。シアタードーナツは、1作品を長期間に渡って上映し、全ての上映回で支配人による前説 、後説を行うなど特徴的な運営をしています。劇場が推薦した作品を上映しトークを行うことで、ミニシアターの可能性の広さを再確認できました。沖縄文化に関心の高い方も多く来場し、横浜市内でのその認知度の高さも感じられました。あわせて「ヨコハマ映画史跡めぐり」の企画も実施することができました。

アートサイト事業の対象外ですが、沖縄での地域交流上映会では、横浜にゆかりのある作品を上映し、二地域の相互交流につなげました。

また、リサーチ事業として横浜市内の2つのミニシアター来場者にアンケートを行い、シネコンが存在する地域の観客も含め、市内の広い地域からの回答が寄せられました。この中で、シネマ・ジャック&ベティと横浜シネマリンに対する観客の評価として「地域の文化の多様性への貢献を評価できる」が96%、「地域の賑わい創出への貢献を評価できる」が92%との回答を得ました。この結果を大きくアピールする一方で、比較的評価の低い「人的交流」「青少年の育成」についての活動を検討していきたいです。

参加アーティスト 春風亭昇咲、玉川太福、玉川みね子、神田裕司、佐藤利明、打越正行、新城和博、下地久美子、岸本司、神山繁、宮島真一
会期 11月14日~1月31日
会場 【中区】横浜シネマリン、シネマ・ジャック&ベティ
主催 横浜シネマネットワーク実行委員会
協力 桜坂劇場、シアタードーナツ、シネマ・ジャック&ベティ、横浜シネマリン、ヨコハマ・フットボール映画祭、横浜キネマ倶楽部、一般財団法人コミュニティシネマセンター フィルム提供:国立映画アーカイブ
助成 ARTS for the future!2
E-mail yokohamacinemanetwork@gmail.com
TEL 090-9648-5837
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まちなかギャラリー2022(中区)

「まちなかギャラリー」くじらの夢 展示の様子

「まちなかギャラリー」くじらの夢 展示の様子

「まちなかギャラリー」マスクの逆襲 展示の様子

「まちなかギャラリー」マスクの逆襲 展示の様子

「まちの井戸端展/横浜てんてん展」ミーティング

「まちの井戸端展/横浜てんてん展」ミーティング

「まちなかギャラリー」くじらの夢 演劇WS

「まちなかギャラリー」くじらの夢 演劇WS

一般社団法人横浜若葉町計画は中区にある民間小劇場・若葉町WHARFを運営しています。今年度の「まちなかギャラリー2022」も多くの地域のみなさんに活動に参加していただきました。そして、活動を通じて横浜市内の団体や施設との新たな関係を築くことができました。

8月に開催した「くじらの夢」では、近隣で活動されているアーティストの山田裕介さんを講師に迎え、近隣の子どもたちと体長6mを超えるくじらのオブジェを制作しました。この企画では近隣の中学校の生徒のみなさんにもくじらの制作に協力いただくなど、本企画の目的の一つである幅の広い地域連携のかたちを取ることができたと感じています。1月には地域のみなさんの参加によるオリジナルマスクの展示イベント「マスクの逆襲」と、若葉町WHARFで月に2回行っている地域のおしゃべり会の参加者を中心に横浜市内の文化・福祉施設団体を紹介する「まちの井戸端展/横浜てんてん展」を行いました。

新たな取り組みとして、公演のない日に劇場を空き地として活用する「空き地プロジェクト」を本格的に開始しました。その中で、近隣で暮らしているみなさんと話し合いを重ね地域のイベント「若葉町WHARF秋祭り」を開催するなど地域の居場所としての劇場の活用を進めることができました。プロジェクトの一環としてラジオ配信「WHARF CAST」も開始し、横浜内外の方々に多彩な地域文化を紹介することができました。

地域のイベントが減ってしまったなかで、地域の中で劇場として何ができるのか、また一つひとつの企画のクオリティを上げ 新たな参加者や出会いの場を醸成していくにはどうしたら良いのか模索しています。「まちなかギャラリー」を始めとした「地域における活動」は民間小劇場である若葉町WHARFにとっても大きな財産になっていますので、活動を継続しながら地域と共に少しずつ歩んでゆければと思っております。

今後もローカルコミュニティで主役になりにくい人々の主体的な活動が持つ力を信じ活動を継続します。

参加アーティスト 佐藤信、島田健司、山田裕介、大道朋奈、有吉宣人、石曽根有也、Danny Yung
会期 8月12日~1月29日
会場 【中区】若葉町WHARF
主催 一般社団法人横浜若葉町計画
協力 近隣小中学校、横浜市内文化施設・文化団体、横浜市内福祉施設・福祉団体、若葉町町内会
URL https://wharf.site/
E-mail info@wharf.site
TEL 045-315-6025
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いろいろアートの路地裏体験!ROJIURARt(ロジウラート)(都筑区)

ロジウラート 雨の都筑民家園主屋

ロジウラート 雨の都筑民家園主屋

ロジウラート 都筑民家園 主屋ギャラリーの展示風景

ロジウラート 都筑民家園 主屋ギャラリーの展示風景

ロジウラート 活動ホームくさぶえによるさをり織ワークショップ「路地裏織」

ロジウラート 活動ホームくさぶえによるさをり織ワークショップ「路地裏織」

ロジウラート 都筑地産(チャコ村)の野菜の販売

ロジウラート 都筑地産(チャコ村)の野菜の販売

江戸時代の古民家である都筑民家園を会場に、循環型アーティストの作品販売とワークショップ、福祉関連者の展示販売と上映、不登校の子ども達や関連者によるワークショップを行いました。ヒト・モノといった資源からアートの広場をつくりだし、新しい価値観が参加者に手渡されることで、福祉とまちづくりの魅力アップを目指しました。路地 裏に入り込んで遊び、体験する場所をイメージしました。

当日はあいにくの雨でしたが、晴天時のイベントに匹敵する300人以上の参加がありました。土間ではアーティストによるアニメ作品が上映され、水屋では子どもの居場所づくりに取り組むチャコ村による糸紡ぎ体験が行われました。都筑地産の野菜の販売にも大勢の人が足を止め、予想を超えた盛況ぶりでした。

売り方についても事前に、価値をつけた言葉を工夫してほしいということを伝えてありました。たとえば余った刷り損じの紙で、さまざまな作品を製作してもらったら完売してしまったということも起きました。早い段階から主旨を打ち出し、InstagramやFacebookを含めた広報と、地道な口コミが功を奏したと考えています。こういったアートイベントが求められているという手応えを感じました。こうした活動を通して、自分がそこにいる意味を受け取ることができたのだと思います。

都筑区では年間を通し「まちづくり・つながり」をコンセプトにしたイベントが多数開催されています。主催者どうしがお互いの特徴を生かし補い合いながら連携し、地域の中の活動が、線でつながり、立体的になる予感がします。

今後は「障害者のアート」「不登校の子どもたちの関わり」について、関係者や当事者と意見交換を続けていきます。また、参加するアーティストとコラボした商品の開発を考えています。「アートのカケラ」を自分のそばに置きたいというニーズにも答えていきたいです。

参加アーティスト 都筑地域活動ホームくさぶえ、もかいろ工房、mytreee、木り絵、bau、石原陸郎、小林大介、タカヒロ、ショコラボ、チャコ村
会期 11月23日
会場 【都筑区】都筑民家園
主催 ロジウラート実行委員会、NPO法人都筑民家園管理運営委員会
共催 都筑区
後援 都筑区ふるさとづくり委員会
URL https://artrojiurart.wixsite.com/rojiurart
E-mail artrojiurart@gmail.com
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アートで繋ぐ六角橋(神奈川区)

ヒカガミ(配信画面)

ヒカガミ(配信画面)

LAZOOLI(配信画面)

LAZOOLI(配信画面)

AOZORA(配信画面)

AOZORA(配信画面)

音楽で六角橋を語ろうチラシ

音楽で六角橋を語ろうチラシ

「音楽で六角橋を語ろう」と題して、神奈川区・六角橋のイメージをもとにアーティストが楽曲を制作しました。できあがった曲は、商店街で厳選し、商店街イベントや商店街のYouTubeチャンネルで発信を行いました。

今回は活動実績のあるアーティストを募集し、彼ら自身で感じた六角橋の様子を自由に演奏して楽曲を製作しました。できあがったのは、商店街の名物企画であるドッキリヤミ市場の特設ステージライブで撮影したヒカガミによる「雨じゃないよ」、ヤミ市のライブで盛り上がるようなAOZORAの「Hexagon」、六角橋商店街にリスペクトをささげたRazooli「南米のボイン」の3曲でした。それぞれが感じる六角橋の表現は非常に面白く、まちを深く知るきっかけになったと感じています。

六角橋商店街は、比較的高齢の方がふだんの買物をするために利用することが多いです。若い世代では、飲食店の利用が多く、若者向けの物販店も増えてきています。昭和の下町の魅力を残しながら、若い世代も受け入れるイベントの実施が、活力あるまちとして認知されてきたといえます。一方で、商店街店舗の世代交代や、若い世代の商店街店舗の物販利用は課題となっていて、今回の企画はヤミ市などの各種イベントとふだんの居場所の接続を試みたものでした。

あわせてコロナ禍でイベントが減り、文化芸術活動に触れる機会が少なくなった現在、地域住民に音楽を届けることも目的の一つとして掲げていました。ただ買うだけ、見るだけではなく、参加することによって、まちのことを深く知り愛着を持ってもらい、地域の人々同士で連帯感を持ってもらう第一歩にもつながったように感じます。

今後は一般の人も参加できるような方法を模索したいと考えています。また、実績のある音楽分野以外のアーティストにも参画してもらい、アートで六角橋を表現することを目指していきたいです。

今後もローカルコミュニティで主役になりにくい人々の主体的な活動が持つ力を信じ活動を継続します。

参加アーティスト AOZORA、Razooli、ヒカガミ
会期 9月17日~1月31日
会場 【神奈川区】六角橋商店街【中区】Yokohama B.B.Street※そのほか、オンライン上で開催
主催 六角橋商店街連合会
協力 神奈川大学神大フェスタ実行委員会、六角橋東町町内会
URL http://www.rokkakubashi.jp
E-mail info@rokkakubashi.jp
TEL 045-432-2887
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