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ヨコハマアートサイト2024

参加事業

参加事業

会社から地域へまるごとギャラリー2024(金沢区)

小林光男作品「まだまだ走るよ電線空リール」東海シアリング株式会社 展示

小林光男作品「まだまだ走るよ電線空リール」東海シアリング株式会社 展示

上野彰子作品「ぐんぐん進む」有限会社 協和タイヤ商会 展示

上野彰子作品「ぐんぐん進む」有限会社 協和タイヤ商会 展示

コントオル作品「鳥様のジャングルジム」山陽印刷㈱ 展示

コントオル作品「鳥様のジャングルジム」山陽印刷㈱ 展示

巾崎知佳作品「たからのちず」鶴見金網㈱ 展示

巾崎知佳作品「たからのちず」鶴見金網㈱ 展示

金沢区シーサイドライン沿線は、住宅地と産業団地が分かれています。そのうち工場建造物が並んでいる地帯を舞台にしたこの企画は、12回目の開催となりました。

今回もアーティストと協働し、印刷会社、紙箱の製造会社、金属加工会社、石材会社など展示に協力してくれる会社・工場と長浜ホールの計14会場の屋外スペースで新作を展示しました。

展示とあわせて、展示の協力各社を紹介したシートを各展示会場に掲示しました。ここには、各社の大まかな業務内容の説明のほか、各社のウェブサイトに誘導するQRコードも載せ、来場者に会社の業務内容が分かるように工夫しました。

コロナ禍以前に行っていたオープニングイベントも5年ぶりに開催し、その中でフォトグラファーによるワークショップ「photo work+walk」を実施しました。企画を中継するかたちでFMラジオにライブ出演し、展示作品への案内も行いました。

意識しているのは、作品を楽しんでもらうだけではなく、来場者に界隈の魅力のスポットを見渡してもらうことです。そのため飲食店やお土産が買える場所なども載せた回遊MAPをつくって近隣施設などに配布しました。また、参考となる作品の回遊コースをYouTubeにて公開し、初参加のアーティスト2名のインタビューや長浜ホールの紹介動画をアップしました。

ウェブサイトには過去のプロジェクトの記録の資料を公開しました。今回はそれらに加え、FMラジオやケーブルテレビ、地元の話題を取り上げているYouTubeチャンネル・ マリラジなどにも出演したことで、多くの人に発信ができ集客数も伸びた感触があります。実際に現地で、MAPを片手に作品を鑑賞する人たちに出会う機会も増えました。

今後は、若手のアーティストの参加を進めるために公募形式にすることを検討し、認知を広げていきます。また、アートワークの充実を目指して、地域との連携の可能性を考えていきます。

参加アーティスト 上野彰子、大森牧子、小林光男、コントオル、田中清隆、巾崎知佳、ワタナベノリ、天野浩子(企画・運営にて参加)、阿部祥子(グラフィックアドバイスにて参加)
会期 10月26日〜12月1日
会場 【金沢区】長浜ホール、横浜シーサイドライン(幸浦・産業振興センター・福浦・市大医学部前)~各駅周辺
主催 アーティストネットワーク+コンパス
共催 横浜市 長浜ホール
後援 横浜市金沢区役所、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
協賛 山陽印刷株式会社、JCOM株式会社
協力 株式会社冲セキ、関東プリンテック株式会社、株式会社共立紙器製作所、有限会社協和タイヤ商会、山陽印刷株式会社、有限会社竹内紙器製作所、株式会社坪倉興業、鶴見金網株式会社、東海シヤリング株式会社、株式会社メルヘン、株式会社柳川タイヤ、株式会社山装、株式会社ヨコハマ機工
URL http://www.anc3434.com/
E-mail t-kiyota@jn4.so-net.ne.jp(担当:田中清隆)
TEL 045-785-3434(担当:昼間)
SNS

OUTBACKアクターズスクール(神奈川区)

演劇公演「ひきこもっていいとも!」photo: 佐藤光展

演劇公演「ひきこもっていいとも!」photo: 佐藤光展

演劇公演「ひきこもっていいとも!」photo: 佐藤光展

演劇公演「ひきこもっていいとも!」photo: 佐藤光展

演劇公演「ひきこもっていいとも!」photo: 佐藤光展

演劇公演「ひきこもっていいとも!」photo: 佐藤光展

練習風景 photo: 佐藤光展

練習風景 photo: 佐藤光展

精神疾患・精神障害当事者14人が集まり、地域ケアプラザなどでワークショップを重ね、あかいくつ劇場での演劇作品発表につなげました。

今回のテーマは「ひきこもり」に設定しました。ひきこもりは障害でもなければ、病気でもありません。しかし精神疾患・障害を抱えている人の多くが、ひきこもりを経験しています。今回は一般的な定義に捉われず、それぞれの固有の経 験を尊重し、参加者間で共有しながら、11回のワークショップを行いました。

参加者は、大学生やふだんは仕事をしている人など一般社会で病気を抱えながら生活している人たちも加わりました。そうした人たちが参加者に混ざることで、障害という枠にとどまらず一般的な話題として、病気やその周辺のことがらを取り扱い、向き合うことができました。

ワークショップを経てできあがった作品は「バラエティーショーひきこもっていいとも!」。今年度は参加メンバーの体調を考慮し、1回のみの公演としましたが、少しでも多くの観客に届けるため、本番当日にプレビュー公演を実施しました。

「バラエティーショー」という、昭和のなつかしいテレビ番組のスタイルを劇の枠組みとして取り入れたことで、より親しみをもって観客に受け入れてもらえました。精神疾患・障害というと、どうしてもネガティブな印象を感じたり、距離を感じたりされますが、今回の仕掛けはそのイメージを転換するものになり、観客層にも広がりが出たと思われます。

当初はポータブルな作品づくりと市内の病院や施設での上演を検討していましたが、出演者の体調や病院の体制により実現しませんでした。病院の患者との関わりは、劇場の飾り付けをしてもらうというかたちで実現しました。

私たち市民団体が公共的課題をどのように捉え、経済的に、効果的に、そして持続可能な形で活動できるかをあらためて検討する必要があると感じています。

参加アーティスト 前原麻希、オノマリコ、西井夕紀子など
会期 7月7日〜12月1日
会場 【神奈川区】反町地域ケアプラザ【戸塚区】戸塚区民文化センター・さくらプラザ【中区】あかいくつ劇場
主催 OUTBACKプロジェクト
協力 紫雲会横浜病院
助成 神奈川県マグカル展開促進補助金
URL https://outback-jp.com/
E-mail outback.info.2021@gmail.com
SNS

2024「路上の身体祭典H!」新人Hソケリッサ!寿町プロジェクト(中区、西区)

寿町パフォーマンス photo: 岡本千尋

寿町パフォーマンス photo: 岡本千尋

寿町パフォーマンス photo: 岡本千尋

寿町パフォーマンス photo: 岡本千尋

横浜美術館前パフォーマンス photo: 岡本千尋

横浜美術館前パフォーマンス photo: 岡本千尋

横浜美術館前パフォーマンス photo: 岡本千尋

横浜美術館前パフォーマンス photo: 岡本千尋

プロジェクト3年目となる今年度は、寿町では月1回の定期無料ワークショップと年に一度の公演を行い、都心部では横浜美術館前で公演を実施しました。

寿町では地域向け広報を強化するため、公演のみならず毎月のワークショップでもポスター掲示を行いました。その結果、近隣住民の参加が増加し、協力団体との連携も深まりました。また、地域外からの参加者も増え、多様な背景をもつ方々が訪れるようになりました。台湾から関心を持ち参加された人もいて、さまざまな環境で生活する身体/存在が踊りを通じてつながる場を創出できたと感じています。

団体として3回目の寿町公演は、横浜市寿町健康福祉交流センター前広場で実施しました。これまではメンバーのみで踊っていましたが、今回はワークショップ参加者との共演が実現しました。初の試みのため、ワークショップ参加者の出演は今回は寿公演公演のみとしましたが、今後の展開も期待しています。公演前後に話しかけてくださる方も増え、まちの日常により深く入り込んだ感覚がありました。積み重ねの成果を実感しています。

都心部での公演では1月に横浜美術館前にて公演を実施しました。ダンサー/振付家の伊藤キムとの共演が話題を呼び、広々とした空間を活かした演出となりました。上演で使用する大道具は、横浜拠点のアーティスト西原尚に、楽曲制作は音楽家・あだち麗三郎に依頼し、内容の充実を図りました。美術館と商業施設に挟まれたエリアのため、準備段階から多くの方が足を止め、夜の本番には寒さにもかかわらず多くの観客が集まりました。

寿町での継続的な活動と、都心部での公演活動の連動については、さらなる工夫の余地があると考えています。トークや展示を通じた活動紹介や、連続性を持たせた企画設計を引き続き模索していきます。また、今後も焦らず、参加者の負担や心理的安全性を考慮しながら、丁寧に発展させていきたいと考えています。

参加アーティスト 新人Hソケリッサ!(平川収一郎、伊藤春夫、渡邉芳治、山下幸治、西篤近、浜岡哲平、高田丈、アオキ裕キ)、伊藤キム、あだち麗三郎、西原尚
会期 7月21日〜1月25日
会場 【中区】横浜市寿町健康福祉交流センター 多目的室、横浜市寿町健康福祉交流センター前広場【西区】グランモール公園 美術の広場
主催 任意団体アオキカク
協力 横浜市ことぶき協働スペース、認定NPO法人ビッグイシュー基金、公益財団法人横浜市寿町健康福祉交流協会
助成 神奈川県マグカル展開促進補助金
URL https://sokerissa.net/
E-mail aokikaku2021@gmail.com
SNS

第11回あっぱれフェスタ(旭区)

事業所が参加したコラボステージには、他の出演者や会場の子どもたちも飛び入り photo: 飯塚聡

事業所が参加したコラボステージには、他の出演者や会場の子どもたちも飛び入り photo: 飯塚聡

劇団れん「銀河鉄道の連 ジョバンニとカンパネルラはどこへ行く?」のワンシーン photo: 飯塚聡

劇団れん「銀河鉄道の連 ジョバンニとカンパネルラはどこへ行く?」のワンシーン photo: 飯塚聡

はっぱオールスターズのコント。歌あり踊りありのにぎやかなステージ photo: 飯塚聡

はっぱオールスターズのコント。歌あり踊りありのにぎやかなステージ photo: 飯塚聡

ミュージックビデオを上映した第2まどかの撮影風景 photo: 飯塚聡

ミュージックビデオを上映した第2まどかの撮影風景 photo: 飯塚聡

あっぱれフェスタは、障害のある人たちや彼らが通う福祉事業所について、市民に知ってもらうことを目的とした啓発イベントです。各事業所で行った「舞台表現ワークショップ」と「ものづくりワークショップ」の成果発表を中心に開催しています。

第11回となる今年度は、舞台表現ワークショップを障害福祉事業所など8つの施設で計23回実施し、アーティストを招いて障害のある人たちとともに創作に取り組みました。また、ものづくりワークショップは、11の障害福祉事業所から招いたスタッフを対象に5回開催しました。

フェスタ当日は、舞台表現ワークショップの成果として、障害のある人たちによる舞台表現を「あっぱれオンステージ」として発表。7団体が舞台に出演し、2事業所は映像作品で参加しました。今年度は各パフォーマンスの上演時間を延ばしたことで、作品の質がさらに向上しました。サポートアーティストの貢献はもちろんですが、それ以上に、アーティストと参加者が長く関係を築いてきた成果が表れたといえます。さらに、複数の事業所が合同で取り組む「コラボステージ」も実施し、大きな盛り上がりを見せました。

ものづくりワークショップの成果は、フェスタの製品販売コーナーで発表されました。今年度は、利用者や事業所の魅力をどのように伝えるかを掘り下げ、ディスプレイに工夫を凝らしました。その結果、各事業所の特色が色濃く反映された展示となり、「一人ひとりを肯定する」というテーマが着実に表現されていると感じます。

団体としてはあっぱれフェスタ以外でも地域の福祉事業所にアート活動が根付いていくことを目指しています。地道に続けてきた結果、少しずつではあるものの、自主事業として予算化する事業所も増えました。これからも活動を通して、地域の日常にアートと福祉の関係が根付くことを期待しています。

参加アーティスト 伊神柚子、市川フー、岩井秀人、笠木泉、加藤未礼、倉品淳子、白神ももこ、中野敦之、長谷川優貴、夕田智惠、若鍋久美子
会期 8月27日〜1月30日
会場 【旭区】第2まどか、活動ホームふたまたがわ、むくどりの家、サポートセンター連、夏の空、辻のあかり、活動ホームあさひ、マインド葦、若葉台地域ケアプラザ、川井地域ケアプラザ、旭区役所、ぱれっと旭(旭区社協)、二俣川地域ケアプラザ、コープ白根店、旭公会堂【中区】IKIIKIカンパニー
主催 あっぱれフェスタ実行委員会
共催 旭区役所、旭区社会福祉協議会
後援 旭区地域自立支援協議会
協力 旭区内の地域ケアプラザの地域交流コーディネーター連絡会
助成 神奈川新聞厚生文化事業団
URL Youtubeチャンネル
E-mail apparefestaasahi@gmail.com
TEL 045-360-9778
SNS

oowaアートプロジェクト(西区)

えんげきのがっこう photo: Ayami Kawashima

えんげきのがっこう photo: Ayami Kawashima

Hallospace photo: Hajime Kato

Hallospace photo: Hajime Kato

Hallospace展 photo: Hajime Kato

Hallospace展 photo: Hajime Kato

特別支援教材をつくる会 photo: Hajime Kato

特別支援教材をつくる会 photo: Hajime Kato

今年度oowaでは、活動の日常化をテーマに、定期的な活動を行いました。単発のイベントではなく、毎週や毎月といった継続的なかたちで実施することで、活動が地域やコミュニティの日常に入り込むことを目指しました。昨年は参加者だった人がスタッフとして関わるケースが増え、新たなプログラムも誕生するなど活動の幅が広がりました。こうした参加者とスタッフの主体性が、定期的な活動につながりました。

造形のプログラム「Hallospace」は、隔週の予定で開始しましたが、子どもたちの要望で毎週の活動に変更しました。テーマに沿った課題制作と自由制作を交互に行い、1月には展覧会も開催しました。「oowaYOGA」はヨガを通じた交流の場として、支援学級や近隣小学校の保護者が集まり、情報交換の場としても機能しました。

「oowa room」では、毎月のダウン症の親の会のほか、療育手帳用写真館として証明写真の撮影イベントを実施しました。また、西区地域子育て支援拠点 スマイル・ポートと共同でイベントを開催し、ダウン症児の出生数が減少するなか、駆け込み寺としての機能も果たすことができました。「えんげきのがっこう」では、演出家・萩原雄太とともに演劇に限らず、衣装や舞台制作、楽器づくり、ちんどん屋活動など、子どもたちの興味に寄り添いながら活動を行いました。「怒る」では、戯曲作家・演出家の藤原佳奈とともに、特別支援教育における情緒教育のリサーチを行いました。横浜国立大学の教員向け情緒教育講座への参加、特別支援学校の先生方との意見交換、oowaに通う特別支援学校の子どもたちとの交流も実施しました。「特別支援教材をつくる会」では、長年受け継がれてきた木製教材を図面化し、誰もがつくれるように工具や道具を準備しました。

活動を日常化したからには、それを継続する責任があります。助成期間外でも運営できるサイクルの構築を進めています。日常的な“ケ”としての活動が安定してきたので、日常を開く“ハレ”としてのイベントにも取り組んでいきたいと考えています。

参加アーティスト 萩原雄太、清水穂奈美、竹中里来、藤原佳奈、劉功眞、加藤甫、小澤亮太
会期 7月2日〜1月28日
会場 【西区】Studio oowa
主催 一般社団法人oowa
E-mail oowa.studio@gmail.com
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おりおり!おるおる!2024(緑区、青葉区)

まんまる織りを織る子どもの手と教える大人の手

まんまる織りを織る子どもの手と教える大人の手

みんなで卓上織り機をリレー式で織り体験します

みんなで卓上織り機をリレー式で織り体験します

福の市でのオリオリオルオルブース全体像

福の市でのオリオリオルオルブース全体像

すすき野地域ケアプラザでのワークショップ

すすき野地域ケアプラザでのワークショップ

今年度は、糸づくりや糸巻きなど織りの以前の工程をワークショップにしたり、織りのバリエーションを設けたりする工夫で、参加者の特性や好みに合わせた手仕事を楽しんでもらうことができました。

みどり福祉ホームでは、「糸を巻く、糸を紡ぐワークショップ」として、かせ糸を玉状に巻く作業と、羊毛を単糸に紡ぐ作業を行いました。手作業に歌を取り入れたことで、スタッフも参加者同士も一体感が生まれ、教える側と教えられる側という関係性でない、互いに対等な立場で時間を共有できました。

寺家田んぼとすすき野地域ケアプラザでは、「まんまる織りワークショップ」を開催しました。丸い台紙に縦糸を張り、毛糸や裂き糸を織り込んで丸い織りものを作成しました。毎年の継続により参加者との関係が深まり、子どもたちの成長も感じられました。子育てで自分の時間を持ちづらい保護者にとっても、手仕事に没頭する気晴らしの時間となったようです。ケアプラザでの実施では、正確に織ろうと考える人も多かったのですが、技術を磨くのではなく表現を楽しんでもらうよう声をかけました。織り間違いがあっても、味わいとして受け入れることで独自の表現となり、参加者同士にも自然なコミュニケーションが生まれていました。

あおば支援学校では「あおばフェスタ」に参加し、卓上織り機と玉巻き機の体験コーナーを出店しました。同校とは継続的に関わりを続けており、授業内で裂き糸づくりを行うなど、関係性をつくっています。フェスタでは保護者とも顔を合わせながら、ともに体験をしてもらえました。たまプラーザテラスステーションコートでは「ふれあい福の市」に出店し、ハンドメイド作品の販売とまんまる織りワークショップを実施。多くの団体が集まる場で異業種の方々とつながり、今後の活動の可能性が広がりました。

今後の課題は新たなスタッフの発掘・育成です。織りの技術がありつつ、表現としての楽しみ方を共有できる人材が必要だと感じています。

会期 10月10日〜1月17日
会場 【緑区】みどり福祉ホーム【青葉区】寺家ふるさと村内の田んぼ、神奈川県立あおば支援学校、たまプラーザテラス、すすき野地域ケアプラザ
主催 オリオリオルオル
後援 青葉区自立支援協議会
協力 神奈川県立あおば支援学校、寺家田んぼ“○むすび”(おむすび)、NPO法人みどり福祉ホーム、まざーる実行委員会
URL https://sites.google.com/view/oriorioruoru/
E-mail orinas2022@gmail.com
TEL 080-5010-3054
SNS

第24回手づくり紙芝居コンクール(西区)

紙芝居の歌で実演審査会がにぎやかに開幕 photo: 小幡崇

紙芝居の歌で実演審査会がにぎやかに開幕 photo: 小幡崇

可能性広げる実験的な作品が一般の部大賞 photo: 小幡崇

可能性広げる実験的な作品が一般の部大賞 photo: 小幡崇

入賞を逃しプロの作家からアドバイス

入賞を逃しプロの作家からアドバイス

急増した作品にコメントを書くボランティア

急増した作品にコメントを書くボランティア

全国の手作り紙芝居制作者たちの創作の目標でもあるコンクールを中心に関連事業を充実させ、多くの人の学習や発表の機会を増やすことを目標にしました。

今年度のコンクールは応募数が急増し、全251点になりました。とくにジュニアの部は昨年比1.5倍となり、家庭、図書館などの講座からの応募も増えました。保育や国際理解を目的とした高校や大学からの新たな団体応募もあり、紙芝居文化が着実に根づいていることも感じました。

作品審査期間中の3日間は南図書館との共催とし、公募の鑑賞者も含めた作品展示会を行いました。都筑区の歴史博物館では審査会後の手作り紙芝居ライブで受賞作品等を披露し、博物館所蔵の街頭紙芝居の実演を楽しむ企画も実施しました。

なにより実演審査会に若い観客が多数来場したことが成果です。ジュニアの部はユニークな世界がのびのびと実演され、一般の部では熱演が続きました。大賞を受賞した台詞のない実験的な作品の実演では、会場全体が不思議な世界に魅せられ大喝采となりました。

このほか、学校での活動を希望する人が多く参加した指導者研 修会や、幼児から高齢者までが自由な発想で作品を作る手づくり紙芝居講座、入賞を逃した作品が主役となるプレイベントなどを行いました。病後の方や遠方の方も受講できるよう、オンラインでの紙芝居クリニックを開催し、画面を間近に見ながら具体的な質疑応答や意見交換をできる機会を設けました。

生成AIが普及する現在ですが、コンクールがきっかけの一つとなり、創作の喜びや交流の楽しさを満たしてくれる紙芝居の認識が広まっているのを感じます。

今後は、安定した自主財源の確保が課題です。だれでも気軽に応募できるよう出品料は徴収しませんが、入会や寄付の呼びかけに応えてくれる応募者は毎年増えてきています。他事業や講座・公演などで収入を地道に積み重ねていくと同時に、共感してくれる個人や団体からの支援も得られるよう模索していきます。

参加アーティスト 長野ヒデ子、やべみつのり、ときわひろみ、宮﨑二美枝、山本祐司
会期 8月10日〜1月26日
会場 【西区】横浜市西区福祉保健活動拠点、神奈川県立青少年センター【南区】横浜市南図書館【都筑区】横浜市歴史博物館、ZOOM、Youtube
主催 紙芝居文化推進協議会
共催 神奈川県立青少年センター
後援 神奈川県図書館協会、神奈川新聞社、子どもの文化研究所、神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会、川崎市教育委員会、横須賀市教育委員会、横浜市にぎわいスポーツ文化局、一般財団法人出版文化産業振興財団
協賛 ぺんてる株式会社、三菱鉛筆株式会社
協力 横浜市歴史博物館
URL https://kamibunkyo.jimdofree.com/
E-mail kamibunkyo@gmail.com
TEL 080-5504-6168

ことぶき「てがみ」プロジェクト(中区)

歩く木 photo: 南阿沙美

歩く木 photo: 南阿沙美

歩く木 photo: 南阿沙美

歩く木 photo: 南阿沙美

歩く木 photo: 南阿沙美

歩く木 photo: 南阿沙美

歩く木制作風景

歩く木制作風景

ワークショップでは2020年に団体で制作した「歩く木」の話をもとに「歩く」という行為について掘り下げて考えました。デイケアメンバー、スタッフ、看護師が参加し、ファシリテーターの花崎攝から毎回テーマを提示してもらいながら、グループごとに互いに話を聴きあい、最終的に各自でモノローグを構成し、作品をつくりあげました。「歩く」という行為は、精神疾患を抱えるデイケアメンバーにとって大きな意味をもちます。それを表現することで、各自の存在がより立体的に感じられるようになりました。今回は唯一の女性メンバーが参加したことも重要な一歩となりました。

また舞台制作に積極的に関わるメンバーが増えたことも大きな変化でした。例年同様、アーティスト・山田裕介による協力を得て、2023年度に使用した「木」を再構成し、メンバーとともに組み立て・着色するワークショップを実施しました。また新たに関わるアーティストとともに影絵を制作しました。劇中歌は音楽家の岩崎佐和が作曲した曲にデイケアメンバーが作詞を試みました。発表会は寿町健康福祉交流センターで行いました。アフタートークでは、医師の朝倉崇文と花崎攝の対談を行いました。発表とトークの記録映像はYouTubeで配信し、記録冊子も作成しました。

一般参加ワークショップでは、関屋光泰(山梨県立大学人間福祉学部講師)によるまち歩きが行われました。かつてのドヤ街・労働者のまちというイメージから、福祉ニーズの高い単身者のまちへと変容しつつある視点を共有し、参加者と活発な意見交換が行われました。ワークショップをきっかけに、発表会へ出演する参加者も現れました。

現在、ファンドレイジングや会計を担当するスタッフを募集中ですが、課題も多い状況です。寿町では徐々に認知が広がっていますが、今後は生活支援施設や介護事業所の職員にも積極的にワークショップへの参加を呼びかけていく予定です。

参加アーティスト 松尾慧、岩崎佐和、豊田一也、花崎攝、山田裕介
会期 7月7日〜1月31日
会場 【中区】横浜市寿町健康福祉交流センター、Youtube
主催 ことぶき「てがみ」プロジェクト実行委員会
協力 医療法人ことぶき共同診療所、横浜市中区寿町健康福祉交流センター
URL Youtube
E-mail tegamiproject@yahoo.co.jp

あおばりあふりーコンサート2024(青葉区)

コンサートの様子

コンサートの様子

すてっぷさんのパン販売の様子

すてっぷさんのパン販売の様子

あおばりあふりーコンサート秋の様子

あおばりあふりーコンサート秋の様子

あおばりあふりーコンサート夏終演後の集合写真

あおばりあふりーコンサート夏終演後の集合写真

支援学校での文化祭と連携した参加型コンサートと、障害のあるなしや年齢にかかわらず誰もがリラックスして楽しめる音楽会を実施しました。神奈川県立あおば支援学校との連携は4年目です。これまでは学校の児童と先生方のみが対象でしたが、今年は地域に開かれた学校行事「あおばフェスタ(文化祭)」に組み込まれ、保護者や生徒のきょうだい児、支援員、地域の方も参加できました。体育館での演奏に加え、校内を練り歩きながら演奏も行い、喜んでもらえたようです。

また、学校を卒業した大人の障害者のフォローアップとして「あおばりあふりーコンサート」にも取り組みました。今回は、都筑区の放課後等デイサービス・レインボースマイルのみなさんが団体で来場するなど、認知されてきたように思います。障害のある児童が自ら情報を手に入れ、音楽ホールという社会とつながる地域の場へでかけるアクションを起こすことは、彼らの未来にとっても大きな一歩となるはずです。

終演後に、私たちの活動に共感し協力してくれる方へ募金のお願いをしたところ、想像以上の支援金が集まりました。アンケートからは、私たちの活動のリピーターが着実に増えていることも見えてきました。

今回も障害のある子どもと保護者に体験コーナーで使うエッグシェイカーの配布などのスタッフワークを手伝ってもらいました。ふだんノリノリで楽しんでくれる子どもが、その日は緊張した面持ち。話を聞いてみると今日はお仕事だから自分が楽しんでいいのか迷ったのだそうです。状況を理解し責任感をもって向き合ってくれていることに感動し、成長を感じました。

今後の継続に向けて資金調達が課題ですが、参加者の状況を考えるとチケット価格を大幅に上げることも難しい状況です。また多くの施設がバリアフリーの面では改善の余地も見受けられます。ユニバーサルトイレの設置や車いす用座席の充実などの環境づくりに期待するとともに、団体としてもアクセシビリティの向上に取り組んでいきたいです。

参加アーティスト 木村有沙、倉内理恵、髙橋朋子、富田真以子、永井嗣人、山本茜、永野仁美
会期 18月20日〜11月6日
会場 【青葉区】青葉区民文化センターフィリアホール、神奈川県立あおば支援学校
主催 しましまのおんがくたい
共催 横浜市青葉区民文化センターフィリアホール
協力 神奈川県立あおば支援学校、あおば地域活動ホームすてっぷ
URL https://shima-on.com/
E-mail info@shima-on.com
SNS

性暴カサバイバービジュアルボイス(中区、青葉区、南区)

ワークショップの様子

ワークショップの様子

朗読会当日の様子

朗読会当日の様子

フォーラム南太田での写真展の様子

フォーラム南太田での写真展の様子

ギャラリートークの様子

ギャラリートークの様子

フォトワークショップは、今年度も例年どおり6回実施することができました。参加者は講師から出されるテーマをもとに、それぞれの視点で写真を撮影し、思いを作品に表現しました。また、毎年恒例のギャラリートークでは、ワークショップ参加者が展示作品に込めた思いを語り、観客も温かく見守る穏やかな時間となりました。本プロジェクトを通じて、サバイバーの自己肯定感を高め、安全に表現できる場を提供できたと考えています。

今年度は、新たな試みとして県民センターで開催されたAIDS文化フォーラムでも写真展を実施しました。この展示では、トークイベントも開催し、代表と副代表が登壇しました。参加者からは活発な質問や意見が寄せられ、対話の場となりました。AIDS文化フォーラムでは、性教育や依存症からの回復など、さまざまなテーマに取り組む団体が展示や講座を実施しており、当団体の活動にも多くの関心が寄せられました。

また、今年度は写真展のキャプションを題材にした朗読会を実施しました。ワークショップには7人のサバイバーと、パフォーミングアーツDAYAのパフォーマーが参加し、それぞれの思いを表現しました。朗読会では何度も練習を重ね、本番に臨んだことで、より深い交流ができたと思います。この取り組みは各紙にも取り上げられ、次年度のイベント開催を希望する施設も現れました。

さらに、展示作品のレンタル事業や講演活動も少しずつ進展し、昨年よりも収益を得ることができました。今後も各地のセンターや団体とつながり、さらなる写真展やイベントの開催、活動資金の確保につなげていきたいと考えています。

今後課題として運営に携われる人材の不足が挙げられます。負担が偏らないよう、多くの人が無理なく主体的に関われる体制を整えていきたいと考えています。年間の予定表を作成や仕事内容のマニュアル化などを進め、スムーズな運営を目指します。

参加アーティスト 公募で集まった性暴力サバイバー写真家、大藪順子
会期 7月13日~1月25日
会場 【中区】青少年育成センター【青葉区】男女共同参画センター横浜北 アートフォーラムあざみ野【西区】かながわ県民センター【戸塚区】男女共同参画センター横浜フォーラム【南区】男女共同参画センター横浜南 フォーラム南太田
主催 STAND Still
後援 (公財)横浜市男女共同参画推進協会
協力 Picture This Japan、DAYA
URL https://standstill.jimdofree.com/
E-mail standstilljapan@gmail.com

のんびりアートデイ(青葉区)

のんびりアートデイ・ワークショップ

のんびりアートデイ・ワークショップ

のんびりアートデイ・ワークショップ(出張)

のんびりアートデイ・ワークショップ(出張)

のんびりアートデイ・ワークショップ(出張)

のんびりアートデイ・ワークショップ(出張)

のんびりアートデイ・ワークショップ

のんびりアートデイ・ワークショップ

今年度も「のんびりアートデイ」としてアートワークショップとフリースペースの時間を月2~3回、場を開放しました。ワークショップでは絵の具だけでなく、さまざまな素材や道具を使 用して、障害の有無や世代にかかわらず楽しめる内容を目指しました。講師は近隣の大学や地域でアート活動を行われている方に加え、福祉作業所の利用者にも依頼しました。福祉作業所の利用者の方々にとって、外部に出かけることで出会いの幅が広がったり、自身が教える側になることがよい体験となっています。1月には「れいんぼー&のんびりアートデイ」展として横浜市地域訓練会れいんぼーと共催し、スペースナナにて作品と日々の活動の様子を展示しました。

今年度は新たなチャレンジとして出張型のワークショップを5回行いました。近隣の地域活動拠点や支援拠点、障害児の訓練会、未就学児の青空保育へ出張したり、地域のお祭りへ出店して、アートのワークショップを実施しました。多様な参加者と出会うことができたり、近隣地域の活動団体や拠点の運営者同士のつながりをつくることができました。また車いすや医療的ケアが必要な子どものいる家庭など、地域へ出かけるハードルが高い人にも届けられたことは成果でした。

スタッフ自身も子連れで参加しており、参加者も一緒になって準備や片付けを手伝うなど、ともに場をつくっていることを実感できることが、どんな親子にとっても安心して過ごせるアットホームな雰囲気づくりや、関係性を育む場づくりにつながっています。出張ワークショップの依頼も増えており、地域に広がりを見せています。地域の子どもと関わることは、次の世代へ地域活動やコミュニティを継いでいくことにも寄与できると感じています。

活動の範囲が広がり、対応できるスタッフを増やす必要があるので、継続して参加している親や、関心のある地域の方々に声をかけて、スタッフや講師を養成していきたいです。

参加アーティスト 中畝治子、本間久仁子、中尾聡志、坂口潤子
会期 7月14日~1月29日
会場 【青葉区】スペースナナ、横浜市くろがね青少年野外活動センター、藤が丘駅前公園【港北区】横浜ラポール【緑区】緑区地域子育て支援拠点いっぽ【都筑区】つづき地域活動ホームくさぶえ
主催 特定非営利活動法人スペースナナ
共催 ナナ食堂実行委員会、NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ、横浜市地域訓練会れいんぼー、NPO法人森ノオト
協力 東京都市大学、緑区地域子育て支援拠点いっぽ、横浜市くろがね青少年野外活動センター、横浜地域活動支援センターHIKARI、社会福祉法人同愛会つづき地域活動ホームくさぶえ
URL https://www.spacenana.com/
E-mail art.day.nana@gmail.com
TEL 045-482-6717
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SLOW CIRCUS FESTA(中区)

パフォーマンス「Throw slowly」の様子 photo: 長谷川裕美

パフォーマンス「Throw slowly」の様子 photo: 長谷川裕美

サーカス体験 photo: 長谷川裕美

サーカス体験 photo: 長谷川裕美

MARUIROワークショップの様子 photo: 長谷川裕美

MARUIROワークショップの様子 photo: 長谷川裕美

トークショー photo: 長谷川裕美

トークショー photo: 長谷川裕美

スポーツとアートの良いとこどりをしたサーカスに、ソーシャルというメソッドを加えた「ソーシャルサーカス」。その普及を目的としたSLOW CIRCUS FESTAを開催し、3,500人が来場しました。提供するコンテンツも多種にわたったため、来場者の滞在時間も長かったようです。

このフェスタでは、サーカス技術を学ぶことで、協調性や問題解決能力、コミュニケーション力などを育むことを目的とする研修プログラムであるSLOW CIRCUS ACADEMYの3期生が、成果発表のパフォーマンスを行いました。また、SLOW CIRCUS団員有志のパフォーマンスもありました。

このほか、横浜市内を中心に学校や施設などで実践しているプログラムや海外との交流活動の紹介をトークショー形式で行いました。

また、SLOW CIRCUSの団員と触れ合えるジャグリング体験コーナーや、国内外の芸術祭で活躍するアーティストが考案した手のひらサイズの織り機によるワークショップも実施し、来場者が見るだけでなく体験して楽しめる場となりました。

さらに、各地の拠点の一つであるSLOW LABEL徳島が、とくしま障がい者就労支援協議会に加盟する施設とともにマルシェを出展したことで、地域間の交流にもつなげることができました。

今回の出演者、スタッフは障害(身体、知的・発達、聴覚など)があったり、多国籍であったりと多様なメンバーで構成されていました。象の鼻テラスという開放的な場で、年齢・国籍・障害の有無にかかわらず、誰もが 交流・発信できるプログラムをつくることで、活動を周知することができました。

活動に手ごたえを感じる一方、定期的に開催できる場所や資金の獲得が課題です。公的資金に頼りすぎず持続的に活動をするためにも、企業や支援者を育成する学校などと連携して、地域に貢献できる仕組みづくりの方策を見い出していきたいです。

参加アーティスト 栗栖良依、目黒陽介、鈴木彩華、かいしゅー
会期 12月1日
会場 【中区】象の鼻テラス
主催 認定特定非営利活動法人スローレーベル
共催 象の鼻テラス
協力 なごみの会(手話通訳協力)
URL https://www.slowlabel.info/
E-mail contact@slowlabel.info
TEL 045-642-6132
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あおばりあふりーコンサート(青葉区)

あおばりあふりーコンサート午後の部終了後の参加者との記念写真

あおばりあふりーコンサート午後の部終了後の参加者との記念写真

あおばりあふりーコンサートの様子

あおばりあふりーコンサートの様子

あおばりあふりーコンサート作品展示の様子

あおばりあふりーコンサート作品展示の様子

あおば支援学校でのコンサート終了後

あおば支援学校でのコンサート終了後

今年で3年目となる神奈川県立あおば支援学校での活動では「しましまのおんがくかいwithあおば支援学校2023」として児童、保護者、ボランティアのみなさんを対象にした参加型コンサートを行いました。しましまのおんがくたいが生演奏を披露するだけでなく、児童も一緒に楽器を演奏しながら参加しました。生演奏を五感で 楽しみ、みんなで一緒に音を出すことで喜びを分かち合いました。例年は一部の児童を対象にしていましたが、今年は全学年に音楽を届けることができました。

これまではあおば支援学校の在校生を対象にした活動を行ってきましたが、今回は卒業生や地域の人を対象とした「あおばりあふりーコンサート」を開催することができました。青葉区民文化センター・フィリアホールのリハーサル室を活用し、障害の有無にかかわらず誰でも楽しめるコンサートを実現しました。サポートが必要な人も安心して参加できるような環境づくりを重視し、休憩所やベビーカー置き場を用意するなどの配慮を行いました。当日は障害のある高校生もスタッフとして参加し、イベントをサポートするという展開も生まれました。また、あおば支援学校の児童のつくった作品の展示コーナーやしましまのおんがくたいの活動紹介も設置し、地域の人たちに学校や障害のある人たちへの理解を深めるための取り組みを行いました。

あおば支援学校との連携は学校の協力により、一層深まっています。先生たちからは児童がふだんは見せない表情でパワフルに動く様子に驚いたという声も寄せられました。地域に向けた取り組みでは、会場の環境整備や広報に課題が残ります。障害への理解を深めるとともに、情報をどのように届けるのかを再検討したいと思っています。学校を卒業した後に、地域で音楽にふれられる場所が限られていることもあり、来場者からは再演を願う声があります。

学校と地域、そして障害の有無がフラットになる関係性を目指し、音楽を通したアプローチを続けます。

参加アーティスト 木村有沙、倉内理恵、髙橋朋子、富田真以子、永井嗣人、山本茜
会期 10月13日~11月26日
会場 【青葉区】神奈川県立あおば支援学校、横浜市青葉区民文化センターフィリアホール
主催 しましまのおんがくたい
協力 神奈川県立あおば支援学校、横浜市青葉区民文化センターフィリアホール
助成 令和5年度文化芸術による子供育成推進事業(芸術家の派遣事業)
URL https://shima-on.com/
E-mail info@shima-on.com
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ジャズ喫茶ちぐさの90年(西区)

ジャズ喫茶ちぐさの90年(横浜中央図書館)

ジャズ喫茶ちぐさの90年(横浜中央図書館)

記念コンサート

記念コンサート

マッチ企画

マッチ企画

ジャズとジャズ喫茶と街

ジャズとジャズ喫茶と街

今年はジャズ喫茶ちぐさの90周年を記念して、さまざまな事業を展開しました。

図書館1Fにある展示コーナーでは、ジャズ喫茶ちぐさの90年を振り返る展示を実施しました。創業者吉田衛のジャズ事業に関する履歴や戦前〜横浜大空襲後の店舗復活の歴史を、資料や音源とともに伝える内容になりました。また3/4スケールのちぐさを復元し、米軍が残したSP盤を蓄音機から鳴らしました。また、吉田と交友のあった国内外のジャズミュージシャンや、新しい才能を発掘するために制定したちぐさ賞受賞者の紹介、現在 建て替え中の新ちぐさの設計に関わる建築家・山本理顕氏の新ちぐさ模型、書籍も設置し、時系列に90年を振り返るイベントとなりました。またちぐさがコレクションしている全国のジャズ喫茶のマッチも公開しました。会場には当時のちぐさを知る人も多く足を運び懐かしむ姿もみられました。またちぐさを知らなかった図書館の利用者にその歴史を通してジャズ文化にふれてもらう機会にもなりました。

ジャズ喫茶ちぐさ90周年記念コンサートでは歴代のちぐさ賞受賞者9名が勢揃いし、圧巻のセッションライブを披露しました。また老舗ジャズ喫茶「四谷いーぐる」店主でジャズ評論家の後藤雅洋氏と文筆家の佐伯誠氏を招いて「ジャズとジャズ喫茶と街」と題したトークイベントも開催し、ジャズ喫茶が流行した60~70年代の日本社会について当時の時代背景とともにふりかえりました。

今年度はジャズ喫茶ちぐさ90周年と新店舗のオープンに向けた特別な年になりました。今後は新店舗の活用方法を検討していくほか、社会課題に取り組む継続的な活動を行い、ふだんはジャズを聞かない人にもアプローチしたいと考えています。現存する日本最古のジャズ喫茶として、横浜のジャズ文化を継承し、これからの若い世代に伝えていきたいです。海外からの観光客もターゲットに見据えながら、野毛の文化を多くの人に伝える活動を続けます。

参加アーティスト 金本麻里、遠藤定、小川恵理紗、千葉岳洋、宮脇惇、松岡杏奈、中根佑紀、小玉勇気、市川莉子、後藤雅洋、佐伯誠
会期 10月10日〜11月19日
会場 【西区】横浜市中央図書館【中区】横浜にぎわい座のげシャーレ、野毛Hana*Hana
主催 一般社団法人ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館
共催 横浜市中央図書館
URL https://www.noge-chigusa.com/
E-mail jazzchigusa@gmail.com
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アートプロジェクトstudio oowa(西区)

まねるおねえさん#1、マネるWS photo: Hajime Kato

まねるおねえさん#1、マネるWS photo: Hajime Kato

ひとり教材展@oowa 特別支援教材を実際につかっている様子 photo: Hajime Kato

ひとり教材展@oowa 特別支援教材を実際につかっている様子 photo: Hajime Kato

喫茶スクエア×Studio oowa WSの様子 photo: Hajime Kato

喫茶スクエア×Studio oowa WSの様子 photo: Hajime Kato

YUKAI YOKAI YAKAI ファッションシューティング photo: Hajime Kato

YUKAI YOKAI YAKAI ファッションシューティング photo: Hajime Kato

活動の初年度となった今年度は言葉だけでなく、空間をともにすることを通したコミュケーションのあり方を探るアートプロジェクトとして、5つのテーマ「まねる」「まとう」「もてなす」「まねる」「知る」「ふれる」を軸に企画を立てました。

「まねる」では主に特別支援学校に通う子どもたちを対象として、身体企画ユニット ヨハクを中心としたダンサーとともに、言葉は最低限にして、身体の動きだけで「まねる-まねされる」という、新たなコミュニケーションの模索を行いました。

「まとう」では、デザイナーが妖怪をテーマに制作した衣装を子どもたちがまとい、ポートレートを撮影しました。ふだんあまり着ることのない「見せる-見られる」ための衣装をまとって写真撮影を行うことで、新たな表現を模索しました。また翌月には撮影した写真にイラストを描いたりコラージュしたりするワークショップと展示を行いました。

「もてなす」では、ダウン症の親の会と連携して演出家の岩澤哲野さんが主催する喫茶スクエアとともに活動しました。未就学のダウン症の子どもたちを対象としてコースターづくりやコーヒーのドリップの練習を行いました。ふだんは支援されることの多いダウン症の子どもたちが、保護者や地域の方々をもてなしました。いわゆる「おもてなし」ではなくても、参加者の行動を全てもてなしとして捉えることで、子どもたちを肯定する視点が生まれたと考えています。

「知る」では、特別支援学校教諭の北野ちゆきさんが考案した視覚や触覚に訴える教材について、制作のきっかけになった児童との関わりを描いたエッセイと撮り下ろしの写真をオンラインで紹介しました。

「ふれる」では「oowa lab」と題して、オープンスタジオを行い、画材や道具に自由にふれる機会をつくりました。

今年度は他団体との関わりも増えたため、これからは地域外の活動も視野に入れた展開を検討しています。

参加アーティスト 身体企画ユニット ヨハク、中屋敷南、osono、仁科幸、はらだまほ、ささきみき、杉本音音、チヨダアヤカ、安食真(スタジオニブロロール)、竹中里来、岩澤哲野、川島彩水、北野ちゆき
会期 7月31日~1月26日
会場 【西区】Studio oowa
主催 Studio oowa実行委員会
協力 藤棚デパートメント、野毛山kiez、横浜国立大学付属特別支援学校
E-mail oowa.studio@gmail.com
TEL 080-3454-2269(加藤)
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性暴力サバイバービジュアルボイス(中区、青葉区)

ワークショップの様子

ワークショップの様子

フォーラム南太田展示設営の様子

フォーラム南太田展示設営の様子

ギャラリートークの様子

ギャラリートークの様子

ラウンジの様子

ラウンジの様子

性暴カサバイバーが公に声を上げなくても表現できる場づくりとしてフォトワークショップを実施し、11~12月の犯罪被害者週間にあわせ、写真展を開催しました。自由にそして安全に表現する場を設けることや、ほかの参加者との交流を通じたピアサポートを大事にすることとあわせ、写真の展示を通じた啓発と社会への提言により、参加者が自らをエンパワメントすることが主眼となっています。

6回にわたったワークショップでは、12人のサバイバーが参加し、各々の思いを写真に写しました。この成果は、写真展とワークショップ参加者が作品について語るギャラリートークの場で一般に開きました。

写真展の来場者の中には、アンケート等でかたちを残すことは難しくても、関心のある方が多くいることが実感できました。ご自身のイベントの収益を寄付したいと申し出る方もいました。

ギャラリートークでは、写真の解説を自分では語らずに代読で発表することも選択できますが、ほとんどのワークショップ参加者は自分自身で写真の話を語ることができ、それぞれが思いを語る様子を一般の来場者が温かく見守る、とても穏やかな会となりました。

このほか、もっと自由に話がしたい方に向けてラウンジを開催しました。ゲストの音楽に癒されながら作者と参加者とも交流を図りながら歓談する時間がつくれました。

また当初は、簡易な写 真冊 子をつくる予定でしたが、計画が進むにつれ盛り込むことが増え、最終的には写真集の書籍ができあがりました。男女共同参画センターの図書館や文化施設に配架し、展示以外でプロジェクトへの理解を深める機会をつくりました。

体調や精神面、生活の中でも生きづらさを感じている人も多く、運営等に携われる人材が少ないことは引き続きの課題です。いかに運営サイドが疲弊せずプロジェクトを続けることができるのかを検討することも急務で、さらに検討を続けていきます。

参加アーティスト 性暴力サバイバー写真家(公募)、大藪順子(フォトジャーナリスト)
会期 7月15日~1月27日
会場 【中区】横浜市青少年育成センター、エールアンジュ【青葉区】男女共同参画センター横浜北【南区】男女共同参画センター横浜南【鶴見区】済生会横浜市東部病院
主催 STAND Still
協力 Picture This Japan
URL https://standstill.jimdofree.com/
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のんびりアートデイ(青葉区)

のんびりアートデイ・ワークショップ

のんびりアートデイ・ワークショップ

のんびりアートデイ・ワークショップ

のんびりアートデイ・ワークショップ

のんびりアートデイ・屋外ワークショップ photo: 後藤京子

のんびりアートデイ・屋外ワークショップ photo: 後藤京子

のんびりアートデイ・作品展

のんびりアートデイ・作品展

誰もが気軽に立ち寄れるアートワークショップとアートスペースを拠点である「スペースナナ」にて開きました。今年度は日曜日に加え火曜日も定期開催としました。平日は、乳幼児の親子や不登校児のいる家庭の参加が中心ですが、認知症の当事者やケアラーが参加することもあり、平日ならではの多世代交流が生まれ、孤立しがちな世帯が地域とつながる機会にもなっています。ワークショップではさまざまな素材やテーマで作品をつくり、幅広い年代の参加者が楽しめる内容となりました。近隣の福祉作業所の方を講師に招いたり、参加者に講師をやってもらうなど、ワークショップの内容も柔軟に変化させ、オリジナリティあふれるものとなってきています。また「ナナ食堂実行委員会」と共催して、全回でランチの提供も行いました。

拠点以外での展開もありました。にいはる里山交流センターでは屋外ワークショップを行い、ふだんはおでかけが難しい子どもたちが安心して外で遊ぶ機会にもなりました。また「あおばを食べる収穫祭」という地域のイベントに出店し、のんびりアート体験会としてワークショップやカレンダーの販売等を行うことで活動の周知につなげました。

1月にはアートワークショップで参加者がつくった作品やアートデイの風景の展示をスペースナナで行い、これまでを振り返る時間を持つことができました。

アートデイの参加者だった人がスタッフや講師になるという展開も生まれ、今後が期待されています。また、参加者がアートデイ以外の場所で自主的に活動を始めたりと、この事業の地域での波及効果を実感しています。

子どもも大人も言葉にできない思いに気づいたり、積み重なった困りごとを解消することができるようになったりと、アート活動を通じた良い変化を感じています。これからもいわゆる支援ではないかたちで、さまざまな方にアートでアプローチする方法を考えながら事業を展開していきます。

参加アーティスト 中畝治子、中畝常雄、本間久仁子、三田政広、井上高、中尾聡志
会期 7月4日~1月28日
会場 【青葉区】NPO法人スペースナナ、藤が丘駅前公園【緑区】にいはる里山交流センター
主催 NPO法人スペースナナ
共催 ナナ食堂実行委員会
協力 NPO法人えだ福祉ホーム、NPO法人森ノオト
URL https://www.spacenana.com/
E-mail art.day.nana@gmail.com
TEL 045-482-6717
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SAKAE Wakamono Creation(栄区)

音楽劇「プシュケー ー俺の生まれる理由ー」

音楽劇「プシュケー ー俺の生まれる理由ー」

作品展会場

作品展会場

音楽劇「プシュケー」より劇中歌ライヴ

音楽劇「プシュケー」より劇中歌ライヴ

ダンスパフォーマンス発表

ダンスパフォーマンス発表

今年度は新しい展開として演劇創作を核に構成し、運営体制も進化させました。これまでは作品展示会場の一角で発表していた若者自身の発案・脚本によるショート劇を、今年度は、栄公会堂の講堂で音楽劇「プシュケー」公演としてスケールアップ。プロのアーティストからの演技指導や照明、音響といった専門性の高いスタッフと関わりながら活動をしてきました。まずチラシやSNSで中学生以上を対象に募集したところ、31名の希望者が集まりました。しかしキャスト希望者が予想以上に多かったため、主要キャスト以外は完全ダブルキャスト、しかも一人二役を演じることとなり、演劇経験のない参加者でも参加できるよう丁寧な稽古プランを組み進めました。またスタッフとして参加した若者も、衣装制作に布を裁断するところから関わったり、舞台関係者の指導のもと大道具類の設置、舞台設営等を体験したり、本格的な技術にふれることができました。さまざまな体験を通して仲間と一緒に活動する喜びを感じることができたと考えています。公演当日は満席となり観客からの感想も好評でした。本番終了後も参加者同士の関係が継続し、この事業による青少年の育成に展望が見えてきました。

「ティーンズクリエイション展」は継続開催し、演劇の内容とリンクさせ「生きる」「命」をテーマに栄区内外から集まった297点の作品が展示されました。会場では1本の線でつなぐイラストを描くワークショップやダンスパフォーマンスの発表、演劇の劇中歌ライヴも行いました。作品展には通算7回目の出展者もおり、発表の場として定着してきたと感じています。

会場である栄区民文化センター リリスや栄公会堂、練習場所として利用したSAKAESTA、栄区社会福祉協議会、若者たちの居場所であるフレンズ☆SAKAE(栄区青少年の地域活動拠点)が若者たちをサポートする体制を組むことができた点も大きな成果です。今後も地域で連携しながら若者たちとの関わりを深めていきたいです。

参加アーティスト 武藤寛、山﨑美奈子、山﨑社中(岡部華弥、岡部弦、平澤彩、川野稜太、山﨑日陽)、キグレアイミ、浅葉弾、深沢想太、深沢大地、佐藤良仁、竹本真紀、Mazken、斎藤昌子
会期 7月2日~12月17日
会場 【栄区】栄区社会福祉協議会、栄公会堂、SAKAESTA 、栄区民文化センターリリス、栄区青少年の地域活動拠点「フレンズ☆SAKAE」、あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)【金沢区】横浜市野島青少年研修センター
主催 ティーンズクリエイション組織委員会
共催 さかえdeつながるアート、栄区青少年の地域活動拠点「フレンズ☆SAKAE」、公益社団法人かながわデザイン機構、横浜市立桂台中学校地域交流室オレンジの会、横浜市栄区民文化センター リリス(指定管理者:神奈川共立・JSS共同事業体)、MT+Laboratory
後援 横浜市栄区、栄区子ども会連絡協議会、SAKAESTA、横浜市栄公会堂、横浜市栄区社会福祉協議会、J:COM
協賛 海鮮茶屋せんざん本店、焼肉屋熱烈カルビ、石井造園株式会社、株式会社ダイショー、株式会社ブラスト、HIDEKI KOBAYASHI、株式会社千歳観光(グランドホール港南店)、池川明(池川クリニック院長)
協力 横浜市栄区中学校長会、横浜市立本郷特別支援学校、神奈川県立地球市民かながわプラザ「あーすぷらざ」(指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会)、くらしまちづくりネットワーク横浜、株式会社タウンニュース社 港南区・栄区編集室
URL http://www.sakae-art.jp
E-mail sakaeteens@gmail.com
TEL 045-898-1400(フレンズ☆SAKAE)
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どこコレ? in たまプラーザ(青葉区)

歩くどこコレ?風景

歩くどこコレ?風景

配布フライヤー

配布フライヤー

展示風景 co-niwa

展示風景 co-niwa

塗り絵ワークショップ

塗り絵ワークショップ

「どこコレ」は、昔に撮影されたまちの写真で、具体的な場所や時期が分からないものを展示し、参加者たちが経験や知識などをもとに撮影場所を特定するイベントです。2013 年に仙台市で初開催され全国に拡大しているこの企画を、たまプラーザで開催しました。

この企画では、住民から提供された古い写真を地域のコミュニティスペース、ケアプラザ、郵便局で展示し、記憶や推理をたよりに、掲示した昔の街並みの写真の場所や時代を、付箋紙に書き込んでもらいました。フライヤーの全戸配布が功を奏し、赤ちゃん連れから高齢の夫婦、美しが丘小の児童、國學院大學観光まちづくり学部ゼミ生の参加もありました。地域に対する愛着の醸成や、世代を超えた住民同士のつながりの創出を目指したこの企画は、大勢の参加者に恵まれました。

この地域の住民は、開発以前から居住している人を除くと、大部分が1970年代以降に流入してきた東京の都心部で働く人たちでした。一般にカメラが普及し、移り住んだまちでマイホームや家族写真をたくさん撮った世代もすでに80代~90代になり、昔の写真を保存している人が年々減少していたり、保存していても高齢のため探し出すことが困難だという課題があります。今回の企画で触発され、自分の写真やビデオを持参してくれる人も増えています。昔の話を熱心に何時間もしてくれる人もおり、みんなの共通の話題にもなるほか、ケアの視点でも好評でした。

まち歩きツアー 「歩くどこコレ?」では特定した地点の現在の写真を撮り、昔の写真と今の写真、地図を並べた冊子にして発行しました。このほか、地域のコミュニティスペースでは「まちの活動紹介プロジェクト」の中で、たまプラーザの風景の塗り絵ワークショップを行うなど活動は広がっています。

今後も活動を継続することで、まちの記憶のアーカイブが地域の恒例行事として根付いていくことを望んでいます。

参加アーティスト キリバリデザイン(山下けんぢ+山下あさみ)、増田裕一郞
会期 10月20日~1月20日
会場 【青葉区】ドレッセWISEたまプラーザco-niwa、たまプラーザ地域ケアプラザ、美しが丘四郵便局、たまプラーザ駅周辺
主催 どこコレ? in たまプラーザ運営事務局
共催 一般社団法人ドレッセWISEたまプラーザエリアマネジメンツ
協力 たまプラーザ地域ケアプラザ、美しが丘連合自治会、美しが丘商店街、美しが丘四郵便局、100段階段プロジェクト、たまプラむすびの会、合同会社たまプラコネクト、株式会社ロコっち、プロボノ集団スパイスアップ、せんだいメディアテーク、田園都市建築家の会、NPO法人20世紀アーカイブ仙台
支援 東急みど*リンクアクション
E-mail dokokore2023@gmail.com
TEL 090-7445-3040
SNS

虹色畑クラブ 畑でアートプログラム(港北区)

麦畑で大地を感じるワークショップ

麦畑で大地を感じるワークショップ

素焼き鉢への絵付け

素焼き鉢への絵付け

サツマイモのツルでXmasリースづくり

サツマイモのツルでXmasリースづくり

青空の下で、ギター演奏

青空の下で、ギター演奏

虹色畑クラブではこれまで生きづらさを抱えるあらゆる人とともに横浜市の藤田農園で援農を行い、その作業を通して、元気を取り戻す活動を行ってきました。今年度はアートの観点を盛り込み、自己表現や、他者とともに創作をする場として発展させました。

「焼き芋祭り&ギターで歌おう!」では畑にテントを張って会場に仕立てました。畑で育てたサツマイモを焼きながら、ギターの演奏を聞きました。ギタリストはふだん虹色畑クラブに通って作業を行っている引きこもりの青年でした。コンサート会場になった畑で、参加者の新しい姿が見えてきました。

「麦踏みワークショップ」では、これまでは作業として行っていた麦踏みを、ダンサーとともにダンスに見立てて踊りました。麦畑の上に寝そべって広い大地を感じたり、太陽の光を身体に当てたりしながら、身体の感覚に意識を向ける時間となりました。

ほかにも花壇をデザインして花を植えることで畑を彩ったり、さつまいものツルを活用してクリスマスリースをつくるなど畑の作物を生かしたアート活動も行いました。

「横浜野菜で食卓を彩ろう」は石川町にある居場所「カドベヤ」で毎月行いました。「カドベヤ」は簡易宿泊所の集中する寿町エリアの近くで毎週火曜日にその場に集まった人でアートワークショップと食事をともにする場所です。虹色畑クラブが企画したワークショップでは畑に刺す野菜の名前のピックをつくったり、素焼きの植木鉢にカラフルな絵の具で模様をつけるなどを行いました。その後の食事の時間には虹色畑で採れた野菜を使用してピザや野菜天ぷら、里芋コロッケ、お雑煮等を、ふだんからカドベヤに通う引きこもりの若者たちがつくり、みんなで食べました。

カドベヤとの協働により参加者の幅も広がり多くの対話が生まれました。カドベヤを運営する「居場所『カドベヤで過ごす火曜日』運営委員会」と虹色畑クラブでNPO法人を設立する展開も生まれ、今後の可能性が広がっています。

参加アーティスト まじぁと&こーた、zou、木檜朱実、ながい順子、田巻希、吉原智恵子
会期 7月25日~1月14日
会場 【中区】居場所「カドベヤで過ごす火曜日」【港北区】横浜・藤田農園
主催 虹色畑クラブ
共催 居場所「カドベヤで過ごす火曜日」運営委員会
後援 横浜・藤田農園
協力 公益財団法人横浜市緑の協会
URL https://ameblo.jp/niji-iro-hatakeclub/
E-mail hatake.club2016@gmail.com
SNS

横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト(中区)

ワークショップ中の撮影会の様子 Photo: 大藪順子

ワークショップ中の撮影会の様子 Photo: 大藪順子

ワークショップの様子 Photo: Dennis Yang

ワークショップの様子 Photo: Dennis Yang

象の鼻テラスでのオープニングイベント Photo: Ellica McNeal

象の鼻テラスでのオープニングイベント Photo: Ellica McNeal

2022年度作品展示設営の様子、済生会横浜東部病院 Photo: 大藪順子

2022年度作品展示設営の様子、済生会横浜東部病院 Photo: 大藪順子

今年もさまざまな国にルーツのある中高生が集まりフォトワークショップを開催しました。今回は8ケ国につながる中学1年生~高校3年生までの13名が参加し、8月から12月まで8回のワークショップを行いました。参加者は毎回投げかけられるテーマを自分なりに考え、写真を撮 影します。このワークショップでは上手に撮るのではなく、自分にしか撮れないものは何かを考えることが重視され、その過程を通して自分自身のアイデンティティと向き合いました。

ワークショップ開始前には外国につながる中高生の視点を紹介することと、ワークショップ参加者の募集を兼ねて、みなみ多文化共生ラウンジ、なか区民活動センター、済生会横浜 東部病院にて前年度作品のミニ展示を開催しました。そのことで学習支援や医療の現場とのつながりが深まりました。また今年度は関内ホールの協力もあって広報の範囲が広がり、開始直後に20人以上から問い合わせがありました。

ワークショップの最終発表として、象の鼻テラスとあーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)で作品展を行いました。ワークショップで撮影した写真から1人2作品を厳選し、自分でタイトルをつけて展示を行います。タイトルは撮影者のつながる国の言葉を含む多言語で表記されました。展示初日に象の鼻テラスで行ったオープニングイベントのトークコーナーで参加者は「新しい友だちができてよかった」「この社会で生きづらさを感じているのは自分だけではないのがわかった」「多様な人がいるので居心地がよかった」等と語りました。

また昨年度に続きワークショップを支えるボランティアにこのプロジェクトの卒業生が加わったことは大きな成果だと感じています。今後はオンラインギャラリーの充実も視野に入れて、プロジェクトの卒業生を中心とした運営体制を組むなど、持続可能な方針を探りたいと思います。

参加アーティスト 大藪順子、Habeeba Siddik、PatrckMcNeal、Dennis Yang、Ellica McNeal、深谷有基、Logan Chen、鄭トウリ、李家鈞、山本咲希、須藤サーシャ、茶華間ゆな、鈴木映珠、江本恵、Clair Heidi Yeo、 慎麻里、髙橋孝平、千葉里葉、菅野陽太
会期 7月2日~1月29日
会場 【南区】みなみ多文化共生ラウンジ【中区】なか区民活動センター、横浜市青少年育成センター、象の鼻テラス【鶴見区】済生会横浜東部病院【栄区】あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)
主催 Picture This Japan
共催 あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)
協賛 関内ホール
協力 象の鼻テラス、あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)、みなみ多文化共生ラウンジ、なか区民活動センター、横浜市青少年育成センター
助成 東急子ども応援プログラム
URL http://www.picturethisjapan.com
E-mail ptj2yokohama@gmail.com
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未来に繋ごう、皆んなの!!歴史・文化・芸術!! ~巻いてあるもの!?~(西区)

みんなで絵具づくり

みんなで絵具づくり

横浜の歴史

横浜の歴史

掛軸ができた!

掛軸ができた!

蚕に感謝

蚕に感謝

日本の美術の歴史を子どもから大人までわかりやすく伝えるプロジェクトとして、演劇とワークショップを開催しました。

イベントは日ノ出町にあるCASACOで行いました。多様な人に日本の美術について伝えたいという思いから、多世代・多国籍の人が集うシェア住居とイベントスペースを備えたこの場所を選びました。

今回のテーマは「掛け軸」です。近年ではあまり馴染みのないものですが、持ち運びができて気軽に楽しめるものとして身近に感じてもらうことを目指しました。演劇のストーリーは横浜の歴史には詳しくない、たまたま通りがかった営業マンが実際の会場に訪れることから始まり、CASACOのスタッフと話す中で、ここが昔は海だったということや吉田新田の話などを聞きます。スタッフに勧められて筆で絵を描くことで、上手に描くのではなく自由に描くことの楽しさに気がつきます。そんな演劇の内容を引き継いで、終演後には日本画のワークショップが開かれました。

ワークショップでは既製品の絵具を使うのではなく、顔料と膠を合わせるところから行います。そのため人それぞれに違う色合いの絵具ができました。筆で描いて完成した絵は、掛け軸に仕立てます。参加者からは「自分で描いたのに掛け軸にするととてもいい絵に見えて嬉しい」「これを機に絵を飾りたい」などの感想が寄せられました。

会場では蚕の糸繰りワークショップも開催しました。絹の原料となる蚕のつくった繭玉を茹でて、そこから糸を引き出していく作業を体験してもらいました。

絵具も絹もそれを実際にやってみることで、美術品の成り立ちがわかるとともに、その歴史に触れることにつながります。これからも今あるものが過去とつながっていることを受け継ぐ活動を続けたいです。今後は地域との連携を深めるために、ミニ展示やワークショップ、今回制作した演劇の再演などを市内各所で展開していきたいと考えています。

参加アーティスト theater045syndicate、nu_i_to、経新堂稲崎、中園舞
会期 10月14日~10月15日
会場 【西区】CASACO
主催 特定非営利活動法人美術保存修復センター横浜
協力 theater045syndicate、nu_i_to、経新堂稲崎、Connection of the children
URL https://www.npo-acrc.org
E-mail yokohama@npo-acrc.org
TEL 045-489-4987

視覚障害児と一緒に作り出すインビジブルアートの開催(南区、西区)

コンサート終了後、楽器を直接触れて体験

コンサート終了後、楽器を直接触れて体験

陶芸教室、全盲の女の子が道具を先生に言葉の介助を受けながら選んでいる様子

陶芸教室、全盲の女の子が道具を先生に言葉の介助を受けながら選んでいる様子

ひよこの会ハロウィンfrom HOME展示の様子

ひよこの会ハロウィンfrom HOME展示の様子

全盲の子ども同士で作品を触り合いっこしながら確認しているところ

全盲の子ども同士で作品を触り合いっこしながら確認しているところ

団体は、2013年度より視覚障害児とその家族を支える会として活動してきました。今回の事業では、多様性が尊重される社会の中で、障害がある人も自由に社会参加でき、アートを楽しみ、共有ができる内容にしました。

陶芸教室では、視覚を使わず触覚で表現できる粘土を一つの作品にすることで、子どもたちが自主的に主体性を持って作品制作ができました。大人たちが正解を決めるのではなく子どもたち自身が表現したいことを理解して、そのためのアドバイスをするかたちで寄り添い、制作ができました。自主的に表現ができる経験は、自己表現が不得意な障害児にとって自信になりました。

インビジブルアートの作品制作「見えないおばけを見ずにツクル/おばけから音を出す」では、触り心地の異なるさまざまな素材を使って、目が見えにくい子どもたちがつくった「見えないおばけ」をメインに作成 、展示しました。ワークショップでは目が見える人にも視覚情報を遮ったうえでおばけをつくってもらい、もう一人が素材や制作に対してアドバイスを行うという方法を取りました。その作品を視覚で確認後、色を音に変えるシステム(Color to Sound System)を使い、自分がつくったおばけから音を出し、聴覚で鑑賞してもらいました。展示は開催期間が重なっていた黄金町バザールとも連携ができました。

また、打楽器の体験型コンサートも開催しました。レインスティックを手づくりしたり、トーンチャイムをみんなで合奏することもできました。

今後は作品キャプションを工夫するなど、作品理解につながる展示方法も工夫して考えています。

先天盲は障害の中でも人数が少なく、出産時からよりどころが少なく、支援につながりにくい傾向があります。アート活動という領域から、地域とのつながりを得ていきたいと考えています。

参加アーティスト さかもとゆり、打楽器コンサートグループ・あしあと
会期 7月23日~11月19日
会場 【南区】黄金町エリアマネージメントセンターDsite、黄金町アートブックバザール、Chair café【中区】竹之丸地区センター
主催 ひよこの会
共催 LITTLE ARTISTS LEAGUE
協力 LITTLE ARTISTS LEAGUE 、打楽器コンサートグループ・あしあと、黄金町アートバザール、さかもとゆり
URL https://hiyokonokai-kanagawa.jimdofree.com/
E-mail hiyokonokai.kanagawa@gmail.com
SNS

みんなでワークショップ(緑区)

第8期演劇ワークショップ6回目 リハーサルの舞台

第8期演劇ワークショップ6回目 リハーサルの舞台

第8回表現の市場 本番舞台

第8回表現の市場 本番舞台

第8期演劇ワークショップ3回目 巨大なトウモロコシを運ぶ

第8期演劇ワークショップ3回目 巨大なトウモロコシを運ぶ

第8期演劇ワークショップ2回目 ねずみの耳をつくる

第8期演劇ワークショップ2回目 ねずみの耳をつくる

ぷかぷかは「障害のある人たちとはいっしょに生きていった方がいい」というメッセージを多くの人と共有するため演劇のワークショップと公演を続けています。今回は絵本『フレデリック』をベースに新しい物語を立ち上げました。演劇ワークショップには障害福祉事業所ぷかぷかで働くメンバー約20名と地域の人10名が参加し、一緒に身体を動かしたり、ゲームをする中で飛び出した参加者のアイディアやエピソードが物語に組み込まれ、それぞれの個性が伝わる演劇が創作されました。また公演の出演だけでなく、障害のある人のつくった作品が舞台美術として使用され、人前に出るのが苦手な人も参加することができました。

公演は団体が主催するイベント「表現の市場」にて上演されました。イベントでは「あらじん」による和太鼓や、「はっぱオールスターズ」による歌とパフォーマンス、「シーホース工房」による紙芝居など障害のある人が中心となったさまざまな舞台芸術が発表されました 。いずれの舞台も出演者の自主性が尊重され、そのいきいきとした姿に観客も大変盛り上がっていました。演劇公演では、ぷかぷかのメンバーと地域の人が支え合いながら、一度きりの生の舞台を演じ切りました。思いもよらないハプニングもありましたが、全て含めて楽しめる雰囲気が生まれていました。客席は満席となり、これまで継続してきた成果を感じています。

団体としてはスタッフの育成が課題となっていましたが、今回は若いスタッフが活躍し、舞台の背景画や役者の衣装等のデザイン、製作を行いました。また舞台ワークショップを依頼している演劇工房デザインギルドにも若いスタッフが加わっており、今後の活動に展開が見えてきました。

これからも支援する/されるではない関係性の中で生まれる表現を通して、障害のある人との新しい関係性を考えるきっかけをつくっていきたいと考えています。

参加アーティスト 花崎攝、成沢富雄、倉田春香、吉村安見子、小針翼、高野栞
会期 8月26日~1月28日
会場 【緑区】横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク
主催 NPO法人ぷかぷか
共催 横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク
協力 演劇デザインギルド、オペラシアターこんにゃく座
助成 一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会社会貢献基金
URL https://www.pukapuka.or.jp
E-mail info@pukapuka.or.jp
TEL 045-453-8511
SNS

ほってみる(中区、西区、南区)

魚100匹プロジェクト

魚100匹プロジェクト

ほる遠足~みかん狩り

ほる遠足~みかん狩り

魚100匹プロジェクト

魚100匹プロジェクト

チーズパーティー

チーズパーティー

拠点である横浜パラダイス会館のある地域は、近隣の公立小・中学校の6割以上が海外につながる子どもたちです。国籍に限らず、セクシャリティや障害、病気、年齢、宗教、社会的規範の違いなど、いろいろな意味での多文化共生が微 妙なパランスで「結果的に」成り立っています。複雑で多様な世界に向き合いアプローチしていくために、芸術的思考はいま学びに不可欠なことだと考え、30本の事業を行いました。

日本に生まれたものの、何十年住んでも参政権の持てない子たち。友だちと遊ぶ約束も断って、親のために通訳や翻訳をしても決してほめてもらえないヤングケアラー。まず、そんな子どもたちがつぶやいた些細な願いを拾い上げて、実現化していく事業をいくつも積み重ねました。具体的には「怖い話をしたい」という高校生の欲望をイベント化した企画や、魚とり+スイカ割+鬼ごっこ+ドロケイ+花火を行う小学6年生が企画した夢のプロジェクトなどです。

また、アーティストなどの大人たちが、このまちにいる子どもや大人たちのために立ち上げたプロジェクトも開催しました。雇用条件通知や最低賃金等を学ぶ企画や、中学校の理科の先生に味噌づくりを習う企画などです。

さらに「そもそも、なんでこういう世の中なのか?」という疑問をみんなと考え、共有するプロジェクトとして、先生方の(学校内ではできないけれど)本当はこうしたいのに、という思いを聞くミーティングや、歴史から買売春を考える講座を行いました。

企画全体を通して、日常とは違う視点や場を共有することによって、ふだんは横浜の中心市街地の一画に人知れず存在していた人たちが可視化され、お互いに新たな発見をすることができました。また、自分の意見が尊重されることにより、子どもたちの参加が参画になるなど、より能動的になりました。

来年度以降、資金的な問題が増すなか、どのように事業を成り立たせるのかが一番の課題です。

参加アーティスト 青山るりこ、小手川望、門脇篤、ArtLabOva、砂山典子、Kiryu 貴流、橋本康二、石井淳一、来島友幸、阪田弘子、服部典子、三橋順子、持田美塩ナタリー、まいこ、三宅航太郎
会期 7月14日~1月31日
会場 【中区】大岡川、横浜パラダイス会館、若葉町ウォーフ、若葉町、富士見川公園、中区周辺【西区】野毛山公園【金沢区】柴シーサイド 恵みの里【神奈川区】三ッ沢公園 青少年野外活動センター、わんこそば「たち花」
主催 ほる実行委員会
共催 ArtLabOva
E-mail artlabova@gmail.com
SNS

まちなか立寄楽団の「たちよってつくるコンサート2023」(中区)

ワークショップでは、竹の音を探求

ワークショップでは、竹の音を探求

からこそBOXの移動カフェで気軽におしゃべり

からこそBOXの移動カフェで気軽におしゃべり

コンサートの様子、マイムマイムでダンス

コンサートの様子、マイムマイムでダンス

コンサート当日、広場で呼びかけ演奏

コンサート当日、広場で呼びかけ演奏

寿地区に住む方を中心に音楽を演奏する楽しみや、今の気持ちを気軽に表現する機会をつくるため、誰でもふらりと立ち寄って参加できるコンサートを行いました。

コンサートに向けて、事前に4回のワークショップを行いました。今年は自然の音に耳を澄ますことをテーマに、竹を用いて素材の音を探求しました。全員で竹を叩くことで、楽器の上手い下手は関係なしにグルーヴが生まれることを共有できたと感じています。

また、屋外での練り歩き(ちんどん演奏)をより魅力的にするため講師に招き、ワークショップを行いました。共演者や観客を巻き込んだ一体感のある練り歩きについて学び、メンバーの意識も変化しました。

コンサート当日は、開演前にまちを練り歩き、チラシを配布し、大きな集客効果もありました。開演後はオリジナル曲を中心に民謡など、観客も巻き込みながらの演奏となりました。終演後のフリータイムでは、観客やスタッフとして参加していた人たちがセッションしたりと、本編同様の盛り上がりをみせました。

今年は20代が中心に運営する移動式屋台カフェ・からこそBOXの寿町初出店として、会場入口に移動式屋台カフェを出店し、コーヒーを通じて世代間交流の時間を持てました。

今回の事業のねらいは3つありました。気が向いた時にふらっと立ち寄れて誰でも自由に音楽を楽しめる場をつくること。おしゃべりや遊びを通じて多様な価値観を認め合える柔軟な関係性(ネットワーク)を構築すること。自分たちのオリジナルな楽曲・スタイルを新たに生み出し、大切に育てていくこと。いずれも昨年度以上の成果を生み出すことができたと考えています。

今後はどのように楽団を継続的に運営していくかが課題です。趣旨を理解しながら運営に携わるメンバーを増やしていきたいです。居場所としてのコミュニティとして自立していく方向も模索しています。

参加アーティスト 岩崎佐和、長澤浩一、ちんどん喜助
会期 9月17日~11月5日
会場 【中区】横浜市寿町健康福祉交流センター
主催 まちなか立寄楽団
後援 公益財団法人横浜市寿町健康福祉交流協会、LOCAL GOOD YOKOHAMA、ヨコハマ経済新聞
協力 横浜市ことぶき協働スペース(運営:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)、特定非営利活動法人横浜移動サービス協議会 就労継続支援B型IKIIKIカンパニー、一般社団法人からこそBOX
助成 公益財団法人音楽文化創造
E-mail machinaka.tachiyori@gmail.com
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ミニヨコハマシティ+アート2023(西区)

パレード写真

パレード写真

さとうりささんブース

さとうりささんブース

西原尚さんブース

西原尚さんブース

集合写真

集合写真

子どもがつくる子どものまちのイベント「ミニヨコハマシティ」の中で、アーティストとコラボする企画を行いました。ミニヨコは、ひとりで参加できる4歳から19歳までの多様な年代の子どもたちが仮想のまちを数日間にわたってつくるプログラムです。横浜では2007年から開催してきましたが、今回は新しい試みとして多様性とインクルーシブの視点を取り入れるため、大人のアーティストも参画し、子どもたちの自主性を尊重した上で、遊びながらまちづくり体験をしてもらいました。

実施前の「こども会議」で、アーティストに現在の活動をプレゼンしてもらい、何をしたいか意見交換を行いました。決まったのは、楽器を創作してパレードに参加する「化学実験音楽系ラボ」と、自分の抜け殻を作り洋服づくりをしてパレードに参加する「地底人ラボ」、そしてお化け屋敷&ダンボール迷路の「恐怖のめいろ館」となりました。当日は、その日来場した参加者と、事前準備から参加している運営市民がワークショップに参加し、楽器をつくり、地底人の衣装をつくり1日3回のパレードを行いました。

ミニヨコでは「おかしやさん」「ざっかや」「宝くじ」など自分のやりたいことを心に決めて参加している子どもが多い中で、アーティストとのコラボにどれくらいの子どもが手を挙げるか未知数でしたが、12名の子どもが参加しました。アイデアを出し合うところから準備まで一緒に行いました。パレードでは、最初は恥ずかしがっていた子どもたちが、弾けるように大胆にパフォーマンスしている様子が見られました。

ミニヨコは、震災とコロナの年を除いて毎年1回継続してきました。今回、現代アートの拠点であるBankART Stationが会場となることが決まり、アーティストと子どものコラボレーションを実現したいと考えたのが、企画の始まりでした。子どもたちがリアルなまちづくりにも、アートが必要であると思ってくれるのではないかと期待しています。今後も多くの子どもたちに参加してもらいたいです。

参加アーティスト さとうりさ、西原尚
会期 8月5日~8月6日
会場 【西区】BankART Station
主催 認定NPO法人ミニシティ・プラス
後援 横浜市こども青少年局、神奈川県、こども環境学会、キッズデザイン協議会
協力 Bank ART1929、資生堂グローバルイノベーションセンター、田園調布学園大学、神奈川大学、生活クラブ生活協同組合・神奈川、カゴメ株式会社、NPO法人I Loveつづき、NPO法人都筑文化芸術協会
URL https://minicity-plus.jp/
E-mail minicityplus@gmail.com
TEL 045-306-9004
SNS

「Stutter」コロナから、みんなのペースを考えるプロジェクト(戸塚区)

RAW Movesダンサー、マシューとオードリーがユニゾンを踊る Photo: 松本和幸

RAW Movesダンサー、マシューとオードリーがユニゾンを踊る Photo: 松本和幸

色を音ムーブメントにするワークショップの様子 Photo: 三橋純

色を音ムーブメントにするワークショップの様子 Photo: 三橋純

観客とダンサーが距離をはかる時間 Photo: 松本和幸

観客とダンサーが距離をはかる時間 Photo: 松本和幸

ご自身のリズムをグラフにおこす参加者 Photo: 松本和幸

ご自身のリズムをグラフにおこす参加者 Photo: 松本和幸

観客参加型ダンスマルチメディアパフォーマンス「Stut ter」を上演しました。来場者はコロナが存在する前・緊急事態宣言の間・現在の3つの「ペース」をグラフに描き、それらのデータをダンス/映像 /音楽に変換し相互に関係し合いました。コロナウイルスによって私たちが失ったものを認識し、今も抱えている隠れた緊張を理解し、どのように再構築し、前進することができるかをパフォーマンスを通じて考えるプロジェクトです。

作品づくりのため、シンガポールのアーティストたちが戸塚に2週間滞在をしましたが、地元のパン屋、日本茶専門店など商店街の人たちと親しくなりました。これをきっかけに、拠点となっている「MURASAKIPENGUIN PROJECT TOTSUKA」を知る方も増えました。アーティストや多国籍の人たちが積極的に地域へ入ることで、芸術を通した新しい交流や関係が生れていく様子を感じることができました。

一日の感情を色にし、色から音、音から踊るワークショップ「Translating Colour to Sound Lab」は、地域の人たちに開きました。こうした試みを含め、企画全体で国内外の10ケ国の方が参加しました。約半数の方は戸塚に来たことが初めてだということです。

作品上演の直後に行ったトーク企画では、国による感染者への対応の違いや、国際協働制作のプロセス、動きや音の意味を参加者と共有しました。言語はすべて日英で行われ「日本じゃないみたいだった」など、さまざまな感想をもらいました。

地域に今までなかった新しい取り組みで、浸透していくには時間がかかると思いますが、私たちの活動に賛同する方が少しずつ増えていることも実感しています。この小さな進歩を長期的に続けて行くことができれば、地域社会への大きな変化につながるのではないかと希望を持つことができました。個人一人ひとりがコミュニティの中で、自分らしく生きていける環境を芸術を通してつくっていきます。

参加アーティスト RAW Moves(リッキーシム、マシューゴー、オードリーデスモンド)、木村玲奈、黒田杏菜、カークパトリックデイビット
会期 9月1日~1月13日
会場 【戸塚区】MURASAKI PENGUIN PROJECT TOTSUKA【南区】男女共同参画センター横浜南※そのほか、オンライン上で開催
主催 Murasaki Penguin
共催 RAW Moves
後援 YPAM フリンジ、横浜トリエンナーレ「応援プログラム」
協力 MURASAKI PENGUIN PROJECT TOTSUKA、 大洋建設株式会社、相原直樹、黒田英巳、関根朝子、林文子、渡辺伸一
助成 National Arts Council of Singapore、公益財団法人セゾン文化財団
URL https://www.murasakipenguin.com/
E-mail info@murasakipenguin.com
SNS

まちなかギャラリー2023(中区)

「天天のご近所旅行」トークイベント「井戸端会議」実施風景

「天天のご近所旅行」トークイベント「井戸端会議」実施風景

「くじらの夢」展示を見る観客

「くじらの夢」展示を見る観客

「天天のご近所旅行」展示内観

「天天のご近所旅行」展示内観

「天天のご近所旅行」パントマイムデュオ・シルブプレによるパフォーマンス風景

「天天のご近所旅行」パントマイムデュオ・シルブプレによるパフォーマンス風景

今年度もまちなかギャラリーとして劇場を地域に開く取り組みを行いました。

夏休み期間に行った「くじらの夢」ワークショップでは黄金町BASEの山田裕介を講師に招き、廃材等を用いて、地域の子どもたちとともに全長6メートル強のくじらのオブジェを制作しました。またワークショップ実施後には若葉町ウォーフ1階でくじらの展示を行いました。アーティストが一方向的に創作させるのではなく、子どもたちの主体性を引き出し、自ら考え、創作する場を整えることを重視しています。今後もまちの空き地のように、子どもたちがなるべく経済的な負担を感じることなく、自由に出入りし、主体的に創作から発表までを行うイベントやワークショップの場を継続して開催したいです。この活動は3年となりましたが継続して展示を行ったことで、徐々に活動の認知度も高まり、地域とのつながりを深められています。

若葉町ウォーフでは2020年より横浜で活動する団体やアーティスト等と雑談をする場「井戸端会議」を開催しており、その中で深めたつながりを生かし、横浜市内の文化活動の一端を、若葉町ウォーフのマスコットキャラクター「天天」の視点で紹介する展示『天天のご近所旅行』を開催しました。展示は「天天」というキャラクターが井戸端会議に参加しているうちに、横浜の文化活動についてより知りたくなり、若葉町ウォーフを抜け出し、ご近所を旅行し、その様子をSNSやウェブサイトで紹介するというストーリーです。単なる活動紹介ではなく、より身近に横浜の文化活動を知るきっかけづくりになりました。関連イベントでは展示空間を生かしたパントマイム公演とトークイベントを開催しました。トークイベントでは横浜で活動することの楽しさ・難しさ、0からつくるのではなくこれまでの担い手がつくってきた文化をどのように受け継ぎ、今後につなげるかを考える時間となりました。

今後は外国にルーツのある住民の多い地域性に合わせた環境づくりを検討しています。

参加アーティスト いるかパーク、佐藤信、島田健司、シルヴプレ、山田裕介
会期 8月11日~1月28日
会場 【中区】若葉町ウォーフ
主催 一般社団法人横浜若葉町計画
協力 劇団かかし座、公益財団法人神奈川芸術文化財団 神奈川県立音楽堂、公益財団法人横浜市緑の協会 海の公園、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 横浜能楽堂、コーヒータロー、黄金町エリアマネジメントセンター、黄金町BASE、自立生活センター 自立の魂 ~略して じりたま!~、シネマ・ジャックアンドベティ、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター 象の鼻テラス、丹青社・東急コミュニティー共同事業体 横浜人形の家、特定非営利活動法人 BankART1929、似て非works、横浜市立東小学校・横浜市立戸部小学校・横浜市立本町小学校、横浜市民ギャラリー、横浜市寿町健康福祉交流センター、横浜市にぎわいスポーツ文化局、横浜ボートシアター、横浜にぎわい座、横浜シネマリン、YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)
URL https://wharf.site/
E-mail info@wharf.site
TEL 045-315-6025
SNS

つなGO!はちのじライブラリー2023(都筑区)

畑の直売所に併設された「畑の中のひとやすみ文庫」

畑の直売所に併設された「畑の中のひとやすみ文庫」

絵本・児童書専用の「豆三図書館」

絵本・児童書専用の「豆三図書館」

つづきブックフェスタでの企画:どんなものでもフリーライブラリー展より“あるく本だな”のパフォーマンス

つづきブックフェスタでの企画:どんなものでもフリーライブラリー展より“あるく本だな”のパフォーマンス

荏田エリアでのライブラリーを巡る親子散歩イベント、場所は「小鳥文庫」

荏田エリアでのライブラリーを巡る親子散歩イベント、場所は「小鳥文庫」

区民の生活の中に本が身近にある環境を創出し、フリーライブラリーの周知とその楽しさをたくさんの方に体験してもらうために、この事業を行いました。

今回の事業では、いつでも誰でも利用できるフリーライブラリーを都筑区内12ケ所に設置しました。景観に溶け込む心弾むオブジェであり、利用して楽しいライブラリーです。どこで 借りても返してもいい仕組みによって、はちのじに巡る本を介してゆるやかな人のつながりを生み出します。ライブラリーごとにオリジナル栞を作成し、集めて楽しめる工夫もしました。ライブラリーのオーナーを集めて、フリーライブラリーの説明会、親睦会、実施報告会を実施し、ライブラリー同士のつながりもつくりました。

元クリニックだった場所や、豆腐店、酒屋やケアプラザ、そして個人宅といったように、ライブラリーごとにオーナーが異なり、それぞれのルールで運用しています。フリーライブラリーは利用者とともに作り上げていく居場所なので、時間の経過にあわせて個々の個性が紡がれていくおもしろさがあります。

11月には、都筑図書館・区役所・都筑図書館から未来を描く会が共催で毎年開催するつづきブックフェスタに参加しました。「つなGO!はちのじライブラリー2023」の取り組みのパネルやさまざまな形のフリーライブラリーの実演、たびするはちのじぶんこの実施など、3日間のフェスタを盛り上げました。

フリーライブラリーの多様な可能性を知って体験してもらうことで、地域への貢献と活性化につながることへの理解を深め、フリーライブラリーをやってみたい、見かけたら利用したい、という声をいただき、今後の展開への種蒔きができたと実感しています。

今後も、各文庫を巡り栞を集めてもらうイベントを開催するなどし、気軽に立ち寄れる身近な居場所として、フリーライブラリーに親しめる機会を提供していきたいです。

参加アーティスト ISHIKAWASAMBO、MARS、はんす&まさみっちょ、市川純而、鈴木健夫、HIKARI酒巻、福井昭芳、カプカプ川和の作家たち、NOVOKITO、小島啓、犬竹真美、ふわくみ、吉竹香奈恵
会期 7月1日~1月31日
会場 【都筑区】イシカワサンボ文庫、すずらんぶんこ、なのはなぶんこ、豆三図書館、畑の中のひとやすみ文庫、かぶとむし文庫、はちのじぶんこ、うちの本だな、IRODORI文庫、ナチュラルガーデン文庫、小鳥文庫、コミハのハコブンコ、たびするはちのじぶんこ、都筑区役所区民ホールほか
主催 Little Free Library はちのじぶんこ
共催 つづきの丘小学校コミュニティハウス、加賀原地域ケアプラザ
後援 都筑区役所、都筑図書館
協賛 東屋豆腐店、市川順而、鈴木健夫、酒と米うちの、城所辰男
協力 えだきん商店会、川和地区連合町内会、荏田南連合自治会、都筑区社会福祉協議会、渋沢地区社会福祉協議会
URL https://novokito.com/8b/tsunago2023/
E-mail hachinoji.bunko@gmail.com
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「ロジウラート!」ウラアートでハートのキャッチボール!(都筑区)

ウラアートの様子(8/19)、地元の畑で育てた藍で生葉染め

ウラアートの様子(8/19)、地元の畑で育てた藍で生葉染め

ロジウラート当日の様子(9/23)、インスタ再生100万回!巨大びー玉ころがしもみんなで作りました!

ロジウラート当日の様子(9/23)、インスタ再生100万回!巨大びー玉ころがしもみんなで作りました!

ウラアートの様子(11/12)、チャコ村の畑で採れた綿で糸つむぎ

ウラアートの様子(11/12)、チャコ村の畑で採れた綿で糸つむぎ

ウラアートの様子(7/29)、蛍光塗料を使って光る宝石づくり

ウラアートの様子(7/29)、蛍光塗料を使って光る宝石づくり

今回はアートのプロセスを作り手と観客側が共有することで新たなアートのかたちが生まれることを期待し、フェスティバルの前後に「ウラアート」としてアートの裏側を体験するワークショップを「みんなの夢カフェ」にて開催しました。

ワークショップは1日目は廃材を利用して作品を制作するアーティストによる木端を使ったびー玉ころがしゲームボード、障害のあるアーティストによる光る宝石づくりを、2日目には福祉施設によるさをり織り、都筑区の地域資源を活用する団体による地元の畑で育てた藍を使った生葉染めを行いました。フェスティバル後の3日目は障害のあるアーティストによる版画の刷り体験、地域の居場所に集う青少年によるカフェ等を行いました 。子どもから大人まで多くの人が参加し、いずれの回も盛況でした。

ロジウラートのフェスティバルは都筑民家園にて開催しました。ワークショップに参加したアーティストや施設による作品展示や販売、映像作品の上映のほか、当日も体験できるワークショップや似顔絵コーナー、生演奏など盛りだくさんの一日となりました。展示ではワークショップで参加者と作家がともに作成した作品や、製作風景の写真などを各ブースで表現しました。また初の試みとしてロジウラートオリジナル商品の開発制作に挑戦し、それぞれの出展者の景品がランダムで出てくるオリジナルのカプセルトイを設置しました。ロジウラート当日に参加してアートに関心を持った人たちが、後日のワークショップにも参加する様子も見られました。アーティストやスタッフには障害のある人や不登校の子どももいましたが、作品が観客に受け入れられている様子を見たり、ワークショップで製作を教えたりすることを通して、地域や社会とのつながりが生まれたこともアート活動による成果だと思っています。

今後はより地域に根差した活動を目標に、他団体との連携も視野に入れた展開を検討しています。

参加アーティスト 石原陸郎、小林大介、タカヒロ、カプカプ川和、つづき地域活動ホームくさぶえ、つきあかり、bau、木り絵、もかいろ工房、チャコ村
会期 7月29日~11月12日
会場 【都筑区】みんなの夢カフェ、都筑民家園
主催 ROJIURARt実行委員会、NPO法人都筑民家園管理運営委員会
共催 都筑区
後援 横浜市歴史博物館
協力 みんなの夢カフェ協議会
助成 都筑ふれあい助成金
URL https://artrojiurart.wixsite.com/rojiurart
E-mail artrojiurart@gmail.com
TEL 090-7717-4373
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